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FXは稼げないから止めようと考えていませんか? FXが稼げないといわれているのには理由があります。また、実際はどのくらいの人が稼いでいるか気になる人もいるでしょう。
本記事では、FXが稼げないといわれている理由について紹介します。FXで勝てなくて悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
FXが稼げないといわれている理由は、主に3つあります。
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
1.人間の本能
1つ目の理由は、人間の本能によるものです。
実は人間にはプロスペクト理論と呼ばれる習性があります。
プロスペクト理論とは、何かを得る嬉しさよりも損失の回避を重要視する傾向があり、何かを得るときはリスクを取らないのに損失を回避するときはリスクを取る習性のことです。
FXの取引に当てはめて考えると、含み益が出ているときはリスクを取って大きな利益を狙わないのに、含み損が発生しているとぎりぎりまで損切りをせずに損失から逃れようとします。
人間の本能であれば、仕方がないと考えるかもしれませんが、相場の世界では致命的な弱点となります。
FXで稼げないと悲観的になる人もいますが、人間の本能のままで稼ぐのは難しいことを覚えておきましょう。
2.損をしたトレーダーの話が広がっている
2つ目は、損をしたトレーダーの話が広がっていることです。
ときどきテレビや雑誌などではFXで大きく利益を出した人や大損した人について取り上げていることがあります。
特に、為替レートが大きく動いた日は、ロスカットにかかったり追証を請求されたりするトレーダーも多いため、たびたびそのような話を見聞きするでしょう。
相場が大きく動くたびに損した人の話ばかり見聞きしたことで、FXは稼げないという印象を持つ人も多くいます。
3.FXに関する詐欺
FXに関する詐欺も、稼げない印象を与える理由の一つです。日本国内でもFXに関する詐欺は行われていて、以下のようなものがあります。
詐欺の被害者が増えると、テレビや新聞で報道されやすくなるため、FX自体に悪い印象を持つことで稼げないと考える人もいます。
FXで稼いでいる人がどのくらいいるのか気になる人もいるでしょう。ここからは、金融先物取引業協会や国内FX業者などのデータから稼いでいる人がどのくらいいるのか見ていきます。
金融先物取引業協会
2018年に金融先物取引業協会が発表した「外国為替証拠金取引の取引顧客における 金融リテラシーに関する実態調査 ~調査結果報告書~」によると、国内FXのトレーダー1,000人のうち利益を出しているトレーダーは約60%でした。
出典:金融先物取引業協会
ただし、このデータは1年間で利益を出した人の割合です。投資期間が長くなれば、稼いでいる人の割合は減少すると予測できるでしょう。
OANDA証券のデータ
OANDA証券が行った「1ヶ月間(2020年7月)の取引データ」によると、先月より資産を増やせたトレーダーの割合は約36%でした。3人に1人が利益を出していますが、調査期間が長くなった場合、さらに稼げている人の割合が減少する可能性があります。
海外FX Wikiの調査
海外FX Wikiがトレーダー1,000人に生涯収支を聞いた調査では、23.6%の人が勝っている(負けているは52.7%、変わらないは23.7%)と回答しました。
このことから、やはり投資期間が長くなると、稼げていない人の割合が多くなりやすいことがわかるでしょう。
FXで稼げていない人がいる一方で、長年安定して利益を積み重ねているトレーダーもいます。
ここからはFXで稼ぐために意識することを紹介します。
それぞれについて詳しく解説します。
1.トレードルールを決める
1つ目はトレードルールを決めることです。
FXで稼いでいる人は、利用する手法、エントリーや決済のタイミング、取引する通貨ペアといったトレードルールを決めています。
FXでトレードルールを決めておく理由は、トレードに感情を持ち込まないことや利益の安定化を図るためです。
FXで稼げていない人は、以下のようにトレードに感情を持ち込んでしまう傾向があります。
しかし、あらかじめトレードルールを決めておけば、このような感情を排除しやすくなるので、淡々と取引ができるようになります。
さらに、常に同じ条件でエントリーや決済ができるようになるため、大きな損失を被る可能性を低くできるでしょう。
2.損切りを自動的に行う
2つ目は、損切りを自動的に行うことです。
損切りを自動的に行う理由は、人間は、損失を避ける傾向があるためです。実際に、損切りをしたほうが良いと頭では分かっていても、できない人も珍しくありません。
損切りが苦手な人は、エントリーと同時に利益確定や損切りの水準を決定できるOCO注文を活用しましょう。
OCO注文を設定した場合、損切り水準になった時点で自動的にポジションが決済されます。
OCO注文を活用することで、自分の意思とは関係なく損切りができるようになります。
3.1回のトレードで一喜一憂しない
3つ目は1回のトレードで一喜一憂しないことです。FXの取引を始めると、利益が出たら喜んで、損失が出ると落ち込む人もいるのではないでしょうか。
ただ、トレードのたびに一喜一憂していると、含み益が少し減っただけで利確したり含み損が膨らんだ際に損切りをずるずると伸ばしたりしてしまうことにつながります。
1回のトレードで一喜一憂するのではなく、月間損益や年間損益など長期のスパンで考えるようにしましょう。
長期スパンで考えることで、1回のトレードの損益に対する執着が減りやすくなるため、淡々と損切りや利益確定ができるようになるでしょう。
長期スパンで考えることで、1回のトレードの損益に対する執着が減りやすくなるため、淡々と損切りや利益確定ができるようになるでしょう。
4.ロットを管理する<
4つ目はロット(取引単位)を管理することです。FXで損益を左右するのはロットの管理です。
大きいロットでエントリーすれば多くの利益を狙えますが、その反面、大きな損失を被る可能性も高くなります。
さらに、一度大損した後に、次の取引で損失を全額取り戻すのは簡単ではありません。むしろ、再度大きな損失を出して口座のお金が全額なくなる可能性があります。
したがって、損失額を抑えるために、小さいロットでの取引をおすすめします。
例えば、1ロット(10万通貨)の取引で100pips負けた場合は10万円の損失ですが、0.01ロットで取引した場合の損失額は1,000円のみです。
FXは最初から簡単に利益を得られるようになる投資ではないため、初心者は小さいロットで取引するようにしましょう。
5.リスクリワードを意識したトレードをする
5つ目はリスクリワードを意識したトレードをすることです。リスクリワードとは、1回のトレードの損失に対して、どのくらいの利益を出せているかを表した比率です。
リスクリワードは以下の計算式で算出できます。
リスクリワード=勝ったトレードの平均利益÷負けたトレードの平均損失
リスクリワードの数値が1以上であれば、平均利益が平均損失を上回っている状態なので、勝率が50%以下でも利益を出せる可能性があります。
一方、リスクリワードが1を下回っている場合、1回のトレードの平均損失が平均利益を上回っている状態のため、勝率が高くなければ利益を出せなくなるでしょう。
以下の表は、リスクリワードの例です。
リスクリワード 勝率 平均利益 平均損失
0.5 | 80% | 2万5,000円 | 20万円 |
1 | 50% | 1万円 | 1万円 |
2 | 20% | 10万 | 1万2,500円 |
一般的にFXで勝てない人の多くは、以下のようなトレードをしているので、リスクリワードが1を下回っています。
したがって、リスクリワードが1を超えるようなトレードルールを設定することが重要です。一般的にはリスクリワードが2〜3ほどが理想といわれています。
6.デモトレードや少額から取引を始める
6つ目はデモトレードや少額から取引を始めることです。
デモトレードや小学からの取引をおすすめする理由は、ほとんどの人は最初から利益を出せないからです。入金して取引を始めるのはおすすめできません。
したがって、いきなり多くのお金を入金した場合、大きな損失を被る可能性が高くなります。
そこで、トレード技術を身につけるまでは、デモトレードや少額から取引を始めるようにしましょう。
デモトレードなら仮想資金を使うので、取引で損をする心配はありません。
少額取引の場合でも、失敗した場合の損失額を抑えることができます。
多くのお金で取引を始めるのは、十分にトレード技術が身についてからでも遅くはありません。
FXは全く稼げないことはありません。正しい方法で学習してトレードを繰り返せば利益を得られるようになる可能性があります。
人間の脳には、損失を避けようとする習性がありますが、対策もあります。まずは、稼げている人が意識していることから実践してみましょう。
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