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リップルはSECとの裁判が長引いていることや中央集権型の暗号資産であることから、将来本当に価格が高騰するのか疑問視している人もいるのではないでしょうか?
本記事では、リップルが将来性がないといわれている理由や将来の価格予測について解説します。リップルへの投資に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
リップルとは、国際送金の問題の解決を目的に発行された暗号資産です。
従来の国際送金では、複数の銀行や送金業者を経由して行われるため、仲介手数料や為替手数料のコストが高く、送金にも時間がかかっていました。
リップルはそのような問題解決のために誕生した、いわば送金に特化した暗号資産です。
そして、リップルの特徴は主に3つあります。
それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
1.中央集権型である点がほかの暗号資産と異なる
リップルは、中央集権型の暗号資産です。
ビットコインやイーサリアムなどほかの暗号資産は、大勢の人が取引を承認して相互に監視し合うことで安全性や信頼性を担保しています。
一方、リップルは、リップル社が決めた少数の人が取引を承認します。さらにリップルは、発行上限である1,000億枚を既に発行していて、そのうちの600億枚以上をリップル社が保有しているのです。
ただし、発行枚数のほとんどをリップルが保有している状況では、リップル社がいつでも売却できてしまうという問題があります。
そこで、リップル社は保有するリップルの約90%をロックアップ(一定期間、保有者が仮想通貨を売却・送金することを制限する仕組み)して、毎月少しずつロックアップを解除する仕組みを導入しています。
2.送金スピードが速く取引コストが安い
リップルはほかの暗号資産とは異なり、少数の人が取引の承認を行うため、取引処理にかかる時間を短くできます。
実際、リップルの1回あたりの送金スピードは、3.3秒とほかの暗号資産よりも速い水準です。
※2024年8月時点の情報です。
暗号資産 | 送金スピード | 送金手数料 |
リップル | 3.3秒 | 約0.0004ドル |
ビットコイン | 10分 | 約0.946ドル |
イーサリアム | 15秒 | 約1.051ドル |
※2024年8月時点の情報です。
さらに手数料にも約0.0004ドルと安く、送金に適していることが分かるでしょう。
3.ブリッジ通貨としての性質を持つ
リップルは、ブリッジ通貨としての性質を持つ暗号資産です。ブリッジ通貨とは、異なる2つの通貨の橋渡しができる通貨のことです。
従来の国際送金では、SWIFTという仕組みを採用しているので、日本円を海外の銀行口座へ送金する際に、日本側と海外側の銀行を複数経由する必要がありました。
しかし、リップルはブリッジ通貨としての機能を持っているため、送金が楽になります。
リップルネットとは、リップル社が仮想通貨を使った国際送金ネットワークのことです。
このような手順で送金することで、国際送金にかかる時間を大幅に減らせます。
さらに、銀行口座を持っていない人もリップルの国際送金ネットワークを活用すれば、現地の通貨で受け取ることが可能です。
一部の投資家は、リップルの将来性がないと主張しています。主な理由としては、以下の3つがあります。
リップル社が問題を起こしたら暴落する可能性がある
SECとの裁判が完全に終結していな
発行枚数が多すぎて高騰しにくい
それぞれの理由について、順番に見ていきましょう。
1.リップル社が問題を起こしたら暴落する可能性がある
リップルは中央集権型の暗号資産です。リップルを半分以上保有するリップル社が何か問題を起こした場合、ほかの中央集権型でない暗号資産よりも暴落する可能性が高くなります。
また、ロックアップされているリップルはいずれ解除されるため、リップル社が売却しないか懸念している人もいます。
2.SECとの裁判が完全に終結していない
リップル社と創業者は、2020年12月にリップルを有価証券登録しないまま販売したことが違法に該当するとして、米証券取引委員会(SEC)から提訴されました。
2023年7月には、裁判所から有価証券として認められたものの、そのときの裁判では一部勝利に留まりました。
裁判が終結するまでは、安心して保有できないでしょう。
3.発行枚数が多すぎて高騰しにくい
リップルの発行枚数は1,000億枚のため、ほかの暗号資産と比べると高騰しにくいといわれています。
というのも、暗号資産では価格よりも時価総額が重要と言われていますが、コインの枚数が多いと簡単に時価総額が上がらないからです。
例えば、一部の人が主張しているリップルの将来価格である1,000円に到達するためには、時価総額が100兆円以上になる必要があります。
100兆円という時価総額は、とてつもなくハードルが高く、暗号資産ではビットコインしか到達していない水準です。(2024年8月8日時点で約167兆円)
発行枚数が少ないほかの暗号資産のように、価格が高騰しない可能性もあります。
リップルには将来性がないと考える人がいる一方で、将来性があると主張している投資家もいます。
主な理由を挙げると、以下の2つです。
送金手段として優れているため多くの金融機関と提携している
リップルのサイドチェーンの開発が進んでいる
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
1.送金手段として優れているため多くの金融機関と提携している
リップルは、ほかの暗号資産よりも送金時間が速く手数料も安く送金手段として優れているので、国内外の多くの金融機関がリップルネットに加盟しています。
世界中の名だたる金融機関はもちろん、三菱UFJフィナンシャル・グループやみずほフィナンシャル・グループといった国内大手金融機関も加盟していることから、信頼性の高さがうかがえます。
多くの金融機関がリップルの将来性に期待しているので、今後大きく伸びる可能性があるでしょう。
リップル社は、2024年6月にリップルがサポートするサイドチェーン「XRPLedger」が今後登場するサイドチェーンの正式名称を「XRPL EVM サイドチェーン」とすると発表しました。
サイドチェーンの開発により、リップルのブロックチェーン技術を活用しつつ、新たな通貨の発行やDeFi・スマートコントラクトの実装ができるようになります。
今後、リップルが日常生活に浸透すれば、さらに取引が活発に行われる可能性があるでしょう。
リップルの将来性を判断する際のポイント
リップルの将来性を判断する上では、以下のようなポイントがあります。
リップルがSECとの裁判に勝つか
株式市場への上場(IPO)
国際送金の実用化が進む
各ポイントについて順番に見ていきましょう。
1.リップルがSECとの裁判に勝つか
リップルの将来性を判断する上で、2024年8月頃に決着が付きそうな問題が、SECとの裁判です。
SECとの裁判に勝った場合、リップルの価格は大きく上昇する可能性があります。
というのも、2023年7月13日に一部リップルの勝訴が認められた際には、わずか1日で0.46ドル台から0.93ドル台まで上昇したからです。
なお、2024年8月8日のブルームバーグの報道によると、XRP(リップル)を発行するリップル・ラボはニューヨークの連邦地裁判事から制裁金1億2,500万ドル(約180億円)の支払いを命じられました。
しかし、SECが求めていた制裁金(約20億ドル)を大幅に下回る水準だったため、市場はこの結果を好意的に受け止めました。
裁判結果の報道後、リップルの価格はわずか3時間で0.5ドルから0.64ドルまで上昇しています。
投資家から不安視されていた裁判の結果が判明したことで、今後リップルへの投資が積極的に行われて、価格が上昇する可能性があるでしょう。
2.株式市場への上場(IPO)
リップル社が株式市場への上場(IPO)に成功すれば、リップルが上昇する可能性があります。
2024年1月にリップル社のブラッド・ガーリングハウス最高経営責任者(CEO)は、SECとの訴訟問題が続いていることを理由に米国外でのIPO計画を検討していると表明しました。
今後リップル社が海外の株式市場でのIPOに成功すれば、リップルの価格が大きく上昇する可能性があります。
3.国際送金の実用化が進む
リップル社は多くの金融機関と提携していますが、今後提携先の企業の増加や国際送金が実用化されれば、リップルが大きく上昇する可能性があります。
国際送金として本格的に採用されることで、取引量も大きく増加するでしょう。
今後のリップル社の動きに注目しましょう。
ここからは、リップルの過去の相場と将来の値動きについて予想します。リップルの将来性について、テクニカル面から知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
リップルの過去の相場や将来価格の予測
まずは、リップルの過去の相場を見ていきましょう
リップルの価値が上昇し始めたのは2017年です。そして、2018年には暗号資産バブルが起きたことで、リップルの価格も1ドル未満から一時3.4ドルまで上昇しました。
しかし、暗号資産バブルの崩壊により、リップルはしばらく1ドルを割れる水準で推移します。
2021年に2度目の暗号資産バブルが起きたことで、リップルは短期間で2ドル近くまで上昇しました。
暗号資産バブルの崩壊後は、0.4ドル台〜0.6ドル台で推移しています。
2024年〜2025年のリップルの将来価格を予測
ここからは、2024年〜2025年のリップルの将来価格を予想しましょう。
現在の相場は、0.374ドル〜0.66ドルのレンジ相場です。
0.66台のレジスタンスラインを超えるような動きになれば、2023年8月につけた0.9ドル台まで上昇する可能性があります。
一方で、サポートラインである0.374ドルを割れた場合、2021年につけた0.2ドル台が視野に入ってくるので注意が必要です。
レンジ相場をどちらに抜けるかに注目しておきましょう。
リップルは将来性のある暗号資産です。なぜなら、多くの金融機関がリップルネットに加盟しているため、将来的に早く安く国際送金ができる可能性があるからです。
とはいえ、リップルの発行枚数は1,000億枚もあるので、将来的に1,000円まで到達するのは難しいかもしれません。
大きな利益を得たいのであれば、現物だけではなくレバレッジを効かせて取引することをおすすめします。
FXGTでは、リップルを高レバレッジで取引可能です。今後リップルが高騰した場合、大きな利益を狙えるでしょう。ぜひ、この機会に口座開設してみてください。