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仮想通貨の分散投資のやり方について悩んでいませんか? 仮想通貨はボラティリティが激しいため、暴落により大きな損失を被りたくないと考える人は多いです。
本記事では、仮想通貨でも分散投資ができるのか、分散投資の方法やメリットについて詳しく解説します。仮想通貨の分散投資を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
仮想通貨投資において、株式や投資信託と比較すると、分散投資が十分に行われていない傾向があります。実際、仮想通貨の取引を行うトレーダーは、分散投資をするにしても投資先がビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に集中する傾向があるようです。
しかし、仮想通貨間の相関関係は低〜中程度であり、リターンにばらつきがあるのも事実です。分散投資を行うことで、損失リスクの軽減とリターンを安定させる効果があるといえるでしょう。
仮想通貨を分散投資する場合、以下のようなメリットがあります。
それぞれのメリットについて順番に見ていきましょう。
1.1つの銘柄が下落してもほかの銘柄でカバーできる
仮想通貨の保有銘柄を分散すると、1つの銘柄が下落してもほかの銘柄でカバーできます。
例えば、仮にビットコインの下落率が20%、イーサリアムの上昇率が15%と仮定します。ビットコインのみに投資をする場合とイーサリアムにも半分投資をするケースで考えてみましょう。
ビットコインのみ投資をした場合、資産価値は20%減少します。一方、ビットコインとイーサリアムを半分ずつ保有している場合、ビットコインの下落率をイーサリアムの上昇率で相殺できるため、資産価値の減少は5%のみです。
このように、投資先の仮想通貨を分散すれば、ほかの銘柄の損失をカバーできる可能性があります。
2.暗号資産の成長に投資できる
暗号資産の成長に投資する際、保有銘柄を分散することで、リスクを軽減しつつ大きな利益を狙うことができます。時価総額の低いアルトコインのなかには、これから数倍、数十倍以上の価値になるものもあるでしょう。
とはいえ、逆に価値がほとんどゼロになる可能性もあるため、投資資金を全額突っ込むのは危険な行為です。
しかし、時価総額が高く信頼性もあるビットコインやイーサリアムを保有しつつ、少額で将来性があるアルトコインにも投資をすれば、リスクを抑えつつ資産価値を大きく増やせるかもしれません。
3.少額からできるので初心者でも始めやすい
多くの取引所や仮想通貨の取扱がある海外FX業者では、仮想通貨を少額から購入できるので初心者でも分散投資を始めやすいでしょう。
取引所や海外FX業者 | 最低購入金額の目安 |
FXGT.com | 100円前後(銘柄ごとに異なる) |
bitFlyer | 1円〜(全通貨) |
Coincheck | 500円(全通貨) |
GMOコイン | 数十円(銘柄ごとに異なる) |
※FXGT.comはレバレッジを効かせたCFD取引
例えば、FXGT.comは現在の価格次第では、ビットコインを100円未満、リップルを10円未満から購入できます。
10,000円の資金がある場合、以下のように分散投資することができます:
ビットコイン (BTC): 8,000円分
リップル (XRP):2,000円分
このように、少額でも複数の仮想通貨に投資することが可能です。
4.長期的な視点でトレードしやすくなる
仮想通貨を分散投資することで、長期的な視点でトレードしやすくなります。なぜなら、一時的な乱高下に惑わされなくなるので、長期的な資産形成に集中しやすくなるからです。相場を冷静に分析しやすくもなるので、感情的なトレードも避けやすくなるでしょう。
仮想通貨の長期保有を検討している人は、分散投資も検討しましょう。
仮想通貨で分散投資をする場合、以下の4つの方法があります。
それぞれの方法について順番に解説します。
1.保有銘柄を分散する
1つ目は、保有銘柄を分散する方法です。
仮想通貨の時価総額の大きさを大・中・小に分けると、以下の通りです。
時価総額 | 主な銘柄 |
大きい | ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH) テザー(USDT) |
中程度 | カルダノ(ADA)
ポルカドット(DOT) コスモス(ATOM) |
小さい | エンジンコイン(ENJ)
ジャスミー(JASMY) アイオーエスティー(IOST) |
一般的に時価総額が大きい銘柄のほうが信用性が高いことを考えると、ビットコインやイーサリアムなどの銘柄をたくさん保有し、時価総額が中程度や小さい銘柄の保有量は少なくすることをおすすめします。
2.セクターを分散する
2つ目はセクターを分散する方法です。暗号資産にはさまざまなセクターがあります。
これらのセクターに分散投資をすれば、以下のようなメリットがあります。
例えば、DeFiセクターの関連銘柄のみに投資していた場合、そのセクターが一時的に停滞すると大きな損失を被る可能性があります。しかし、Web3やゲームセクターにも投資しておくことで、それらの成長がDeFiの不振をカバーしてくれるかもしれません。
このように、セクター別に分散投資をすると、損失リスクを軽減しながら大きな利益を狙いやすくなります。
3.購入時期を分散する
3つ目は、購入時期を分散する方法です。ドルコスト平均法により購入時期を分散することで分散投資の効果を得ることが可能です。
ドルコスト平均法を利用するメリットは3つあります。
ドルコスト平均法では、価格が高いときは少量、低いときは多く購入することで、全体的な変動リスクを軽減します。
また、購入タイミングを考える必要がないので、短期的な値動きに一喜一憂せずに済むでしょう。
加えて、取引所によっては、数百円や数千円単位から始められるので、初心者でも安心して取引できます。
4.仮想通貨以外の資産にも投資する
4つ目は、仮想通貨以外の資産にも投資する方法です。仮想通貨以外の資産にも投資すると、損失リスクを軽減できる可能性があります。
ボラティリティが高い仮想通貨のみを保有した場合、損失額が大きくなる可能性があるので注意が必要です。全資産における仮想通貨の保有割合を減らせば、仮想通貨が大きく下落した際に資産の減少を軽減できるでしょう。
特に、金や不動産といった歴史のある資産は、仮想通貨よりも価値がゼロになる可能性が低いです。また、インフレ時であっても、価値が上昇することが多いです。
金や不動産以外にも、インデックスファンドや債券などに資産を分散しても良いでしょう。
仮想通貨の分散投資をする際は、以下の点に注意しましょう。
1.複数銘柄の値動きを追う必要がある
仮想通貨の分散投資をする場合、複数銘柄の値動きを追う必要があります。
その結果、個々の値動きを把握するのが難しくなり、特に短期取引では全ての銘柄のチャート分析をするのは簡単ではありません。
加えて、常にチャートを凝視して分析しなければならないので、多くの時間と精神的ストレスの負担がかかるでしょう。
さらに、マイナーな銘柄の場合、十分な情報を収集できない可能性もあります。複数の仮想通貨に分散投資をする際は、投資対象を増やしすぎないようにしましょう。
2.一括投資よりもリターンが減る可能性がある
仮想通貨の分散投資をした場合、一括投資よりも得られるリターンが減少する可能性があります。
特定の仮想通貨のみに投資して急騰した場合は大きな利益を得られますが、分散投資をすると急騰した銘柄への投資額が減るほか、別の銘柄の下落と相殺されるかもしれません。
例えば、300万円を100万円ずつ3つの銘柄に分散投資した場合とエンジンコインに一括投資した場合で考えてみましょう。
300万円を100万円ずつ3つの銘柄に分散投資した場合の利益額は25万円です。
上昇率 | 利益額 | |
ビットコイン | 5% | 5万円 |
カルダノ | -10% | -10万円 |
エンジンコイン | 30% | 30万円 |
利益合計 | – | 25万円 |
一方、エンジンコイン(上昇率は30%)に300万円を一括投資した場合、90万円の利益を得ることができます。
300万円×30%=90万円
仮想通貨に分散投資をする際は、どの銘柄にいくら投資するかを慎重に考えた上で、一括投資で得られる可能性がある利益を手放す覚悟も必要です。
3.銘柄を分散しても暴落することがある
複数の仮想通貨に分散しても、仮想通貨市場全体が暴落するリスクはあるので注意が必要です。
その理由は、多くの投資家がビットコインの価格に注目しているため、ビットコインの値動きに追随する傾向があるからです。
また、仮想通貨に関する規制の変更や取引所で大規模なハッキング事件が発生した場合、仮想通貨市場全体が下落する可能性があります。
投資家が仮想通貨市場全体に不安を覚えると、個別銘柄に将来性があっても大きく下落しやすくなります。
実際、2022年5月にステーブルコインであるTerraUSDが崩壊した際には、投資家の仮想通貨市場への信頼が大きく損なわれたため、ビットコインやほかのアルトコインも暴落しました。
仮想通貨の銘柄を分散するだけでは、損失を被るリスクを全て取り除くのは難しいでしょう。
4.ハッキングを避けるためにセキュリティ対策も行う
仮想通貨を分散投資する際は、ハッキングを避けるためにセキュリティ対策も行いましょう。なぜなら、仮想通貨は不正アクセスや盗難の標的になりやすいためです。
具体的には、以下のような対策があります。
仮想通貨取引所では、一部オンライン上で仮想通貨を保管しているため、盗難を避けられない可能性があります。ハードウェアウォレットで保管しましょう。
仮想通貨の分散投資は、リスク軽減と将来の成長から得られるリターンを両方狙える投資方法です。
保有銘柄やセクターの分散、購入時期の分散、仮想通貨以外の資産などと分散投資する方法があります。
ただし、仮想通貨には暴落リスクも伴うため、買いだけで利益を得るのは難しいかもしれません。また、分散投資で得られるリターンに満足感があまりない人もいるでしょう。
大きなリターンを狙いたい、下落局面でも利益を得たい場合は、仮想通貨のレバレッジ取引をおすすめします。売りから入ることで下落局面でも利益を狙える可能性があります。
FXGT.comでは、高レバレッジでビットコインやイーサリアムなどを取引可能です。アルトコインの取扱もあるため、複数の銘柄でレバレッジ取引が可能です。ぜひ、この機会に口座開設してみてください。