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初心者で投資を始めたいけど、株とFXで悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
株とFXではさまざまな違いがあるため、資金量や投資のスタンスによってどっちをおすすめするか変わります。本記事では、株とFXの違いやそれぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。
FXや株の取引を検討している人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
株式とFXの違いは8つあります。
株とFXのどちらを取引するか悩んでいる場合は、まずはそれぞれの投資方法の違いについて確認しましょう。
1.投資対象
株とFXの1つ目の違いは投資対象です。
株の投資対象は企業の株式です。株は国内だけでも3,948社(2024年6月30日時点)の銘柄があります。中国株や米国株などの外国株も含めると、投資可能な銘柄は1万社を超えるでしょう。
多くの銘柄から投資対象を選べることは魅力的かもしれないですが、これから株取引を始めたい人にとっては、選択肢の多さは悩みの種といえます。
複数の銘柄に投資する場合は、各銘柄に関連する情報を収集するのも大変かもしれません。
また、業績が悪い企業の株に投資した結果、万が一破綻すると価値がなくなることもあります。
一方、FXの投資先は世界各国の中央銀行が発行している通貨に限られます。取扱銘柄の少ないFX業者は20種類前後、取扱銘柄の多いFX業者であっても80種類前後の通貨ペアしかないので、株よりも銘柄選びで迷うことはないでしょう。
特に1つの通貨ペアのみを取引する場合は、2つの国の情報のみを追いかければ良いので、株よりも情報収集がしやすくなります。
2.取引可能な時間
株とFXの2つ目の違いは、取引可能な時間です。株取引では、基本的に取引所が開いている時間しか売買ができません。
日本の株式市場の場合、午前立会が9時から11時30分、午後立会は12時30分から15時までの間に取引が可能です。
夕方から翌朝にかけて取引するためには、夜間取引やPTS取引を活用するしかありません。
しかし、夜間取引は注文の受付はできても約定が翌営業日の朝となります。PTS取引は夜間でも一部の時間ならリアルタイムに注文ができますが、参加者が少ないので売買が成立しないことも珍しくありません。
一方、FXなら多くの業者で月曜日の朝6時(冬時間は7時)〜土曜日の朝6時(冬時間は7時)の間に取引ができます。(一部、朝の3時から取引可能なFX業者もあります。)
したがって、平日の昼に仕事をしている会社員の場合、株よりもFXのほうが取引できる機会が多いでしょう。
3.レバレッジの有無
株とFXの3つ目の違いは、レバレッジの有無です。
株には、通常の取引方法ではレバレッジがありません。レバレッジとは、証拠金の何十倍以上に相当する資金を動かして取引ができる制度のことです。
レバレッジのない株取引では、1株1,000円の株を100株購入する場合、10万円のお金を用意する必要があります。
ただし、信用取引の場合は、保証金として現金や上場株式等を証券会社に預けた場合は、保証金の3.3倍までの金額の取引が可能(レバレッジ3.3倍)です。
一方、FXの取引ではレバレッジをかけて取引ができます。
国内FXの最大レバレッジ | 25倍(法律により一律) |
海外FXの最大レバレッジ | 数十倍〜無制限(証券会社により異なる) |
例えば、1万円の元手がある場合に、レバレッジ1,000倍のFX業者を使うと、最大1,000万円分の取引が可能です。
そのため、レバレッジなしで取引した場合の1,000倍のリターンを得られる可能性があります。
ただし、逆に損失額も1,000倍になる恐れがあるため、注意が必要です。
4.必要な資金
株とFXの4つ目の違いは、必要な資金です。株取引では、ほとんどの銘柄は最低でも数万円の資金を用意しなければなりません。
なぜなら、一般的に株の取引は、100株単位で行うことが原則とされているためです。
例えば、1株あたり2,000円の株を購入するためには20万円が必要です。
特に1株当たりの株価が高い企業の株を売買する際は、多くの資金が必要となる点に注意しましょう。
仮に2024年7月24日時点で最も単元株価格の高いSMC株式会社の株を購入する場合、735万2,000円のお金を用意しなければなりません。
ただし、1株単位で購入可能な単元未満株(ミニ株と呼ばれることもある)であれば、少額からの取引もできます。
一方で、FXは担保となる証拠金を用意する必要がありますが、レバレッジをかけることで株よりも少額から取引可能です。
例えば、1ドル160円のときにドル円を1ロット(10万通貨)購入する場合、レバレッジ1,000倍のFX業者なら、1,000分の1の資金で取引を始めることができます。
レバレッジ | 取引するのに必要な証拠金 |
レバレッジなし | 1,600万円 |
レバレッジ1,000倍 | 1万6,000円 |
5.売りから入れるか
株とFXの5つ目の違いは、売りから入れるかです。
株取引では、基本的に買いから入ることしかできません。好景気は上昇する銘柄が多いので利益を出しやすい一方で、不景気になると値下がりする銘柄が増えて、利益を出しにくくなります。
信用取引なら売りから入ることが可能ですが、レバレッジを上げすぎると株価が値上がりした際に大きな損失を被る恐れがあるので注意が必要です。
一方、FXは買いだけでなく売りから入ることができるため、上昇・下降いずれの場合でも利益を狙うチャンスが多くなります。
特にリーマンショックやコロナショックなど経済が不安定になると、短期間で大きく値下がりするため、FXなら売りから入って多くの利益を狙うことができます。
株とFXの6つ目の違いは、値動きの幅です。
株では投資家を守るために、1日の価格の変動幅を基準値段から上下の一定範囲に制限する値幅制限を設けています。
値幅制限は、1株あたりの価格によって以下のように決まっています。
したがって、上下どちらかの値幅制限に達した場合、ストップ高あるいはストップ安となり、値幅制限を超えた価格での取引はできません。
ただし、株の場合、1年で価格が100倍になる銘柄もあります。
過去には、ヤフー(現LINEヤフー)が1年4か月で128.9倍、エヌビディアが10年で124倍も上昇したことがあります。
一方、FXには株のような値幅制限がありません。しかし、FXの値動きの範囲は1日1%の範囲に収まることがほとんどで、最大でも年間30%前後といわれています。
FXの値動きが大きくならない理由は、中央銀行が自国通貨を安定させるために動くためです。
株は、FXよりも値動きが大きくなる可能性があるので、取引時は注意する必要があります。
7.相場の変動要因
株とFXの7つ目の違いは、相場の変動要因です。
株の値動きの変動要因は、投資先の企業の業績です。決算の結果や業務提携などを要因に株価が大きく変動することがあります。
また、世界中に事業を展開しているグローバル企業の場合、海外の経済や為替動向にも株価が左右されることがあるでしょう。
一方、FXは通貨を発行する国の金融政策や経済指標の結果、政府や中央銀行関係者といった要人発言によって値動きが変動します。
8.インカムゲインを得る方法
株とFXの8つ目の違いは、インカムゲインを得る方法です。
株の場合、年1〜2回配当金を出す企業もあり、例えば、日本製鉄は株主に対して1株あたり160円(年間)の配当金を出しています。
また、配当金だけでなく株主優待を提供している企業もあります。株主優待とは、企業が自社の株を購入してくれた人に優待品を贈る制度のことです。
ただし、配当金と株主優待は一部の企業でしか導入していません。企業の業績が悪化した場合、配当金の減配・無配(配当金の支払いをやめること)、株主優待の廃止をすることもあるからです。
実際、株主優待の実施率は全体の37.3%(2024年4月末現在)です。
FXの場合は、トルコリラや南アフリカランドなどの高金利通貨と日本円のような低金利通貨の通貨ペアを取引すると、毎日スワップポイントを受け取ることができます。
仮にスワップポイントが1日1ロットあたり(10万通貨)200円の通貨ペアを保有すると、1か月で6,000円の収入となります。
このように株とFXでは、さまざまな違いがあるので、取引をする前に理解しておきましょう。
株とFXのどちらを取引するか悩んでいる人は、両者のメリットを基に検討しましょう。
ここからは、株とFXのメリットを紹介します。
株のメリット
株のメリットは主に3つあります。
株は、国内外の好きな企業に投資ができます。ゲームが好きなら任天堂やソニー、自動車が好きならトヨタ自動車やホンダの株を購入すれば、企業の応援につながるでしょう。
また、配当金や株主優待目的で株を購入する人も多くいます。
数倍から100倍に成長するお宝銘柄もあるため、大きなリターンを狙いたい人や企業の黎明期から投資したい人におすすめです。
FXのメリット
FXのメリットを挙げると、主に以下の3つがあります。
為替市場は平日ならほぼ24時間開場しているため、夜に帰宅してから2〜3時間のみ取引をすることも可能です。
また、レバレッジをかければ数百円〜数万円のお金で取引を始めることができるでしょう。
さらに、大きいロットで取引をすれば、短期間で資産を数倍に増やせる可能性があります。
ここからは、株とFXの取引のデメリットを紹介します。投資を始める前にデメリットについても確認しておきましょう。
株のデメリット
株の主なデメリットを挙げると、以下の3つです。
株を購入した企業が破綻した場合、株券の価値がゼロになる可能性があります。さらに、大きく下落した後に価格が長期間戻らない場合、売りたくても売れない状態に陥る(塩漬け)ことがあるので注意しましょう。
また、株は基本的に平日の日中にしか取引ができないので、昼間に忙しい人は取引しにくいです。
加えて、企業によっては数十万円以上の資金を出さないと購入できない株もあります。
FXのデメリット
FXの主なデメリットは、3つあります。
FXではレバレッジをかけられるので大きなリターンを狙える一方で、逆にエントリーと逆方向に相場が動くと大きな損失を被る可能性があります。
また、為替相場の急変動により、ロスカットが執行されなかった場合、国内のFX業者では追証を請求されます。追証を支払えなければ、FX業者に対して借金を負うことになるので注意が必要です。
そして、高金利通貨を売って低金利通貨を買う場合、1日ごとにスワップポイントを支払う必要があります。ポジションの保有期間が長くなると、支払うスワップポイントの金額が大きくなるので注意しましょう。
ここからは、株とFXの始め方を解説します。これから株やFXの取引を始めたい人は、まずは流れを理解しましょう。
株の始め方
株の取引を始める手順は以下の通りです。
株の取引を始めるためには、証券会社の口座が必要です。口座開設が完了したらお金を入金しましょう。
入金完了後は、取引プラットフォームのダウンロードを行います。
取引する企業の株を選んだら、パソコンやスマホから証券会社に注文を出します。
FXの始め方
FXの取引を始める手順は以下の通りです。
FX業者の口座を開設する
入金する
取引プラットフォームをダウンロードする
取引する通貨ペアを選ぶ
取引を行う
FXの取引を始めるためには、国内外にあるFX業者の口座が必要です。FX業者の口座開設が完了したら、お金を入金します。
続いて取引プラットフォームをダウンロード0しましょう。通貨ペア・売買方向・ロット数・注文方法などを決めて取引を始めます。
ここからは、株とFXの違いについて良くある質問と回答をご紹介します。
取引を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
投資初心者はFXと株のどっちがいいですか?
投資初心者は、FXをおすすめします。FXなら株よりも追うべき銘柄が少なく少額から始めることができます。
デイトレードするなら株とFXのどっちがいいですか?
デイトレードするなら株よりもFXをおすすめします。
FXのほうが取引時間が長いことに加えて、レバレッジを効かせて多くのリターンを狙うことが可能です。
株とFXでは、チャートの見方に違いはありますか?
株とFXではチャートの見方に大きな違いはありません。
株とFXではテクニカル分析の方法に違いはありますか?
移動平均線やMACDなど一般的なテクニカル指標については、株もFXも大きな違いはありません。しかし、一部のテクニカル指標については、株式のみに適したものもあります。
株とFXでどちらが稼げるかは断定ができません。株は、数倍から100倍以上に成長する銘柄に投資することで大きな利益を狙えるでしょう。
FXについても、レバレッジを効かせて少額から大きな利益を狙うことが可能です。
ご自身の用意できる資金、トレードに割ける時間などさまざまな条件を基に検討しましょう。
株とFXでは、投資対象・取引可能な時間・レバレッジの有無などさまざまな違いがあります。株での取引をおすすめする人は、好きな企業に投資したい人や配当金・株主優待を目的に投資したい人です。
一方、FXでの取引をおすすめする人は、少額から投資をしたい人やレバレッジをかけて大きな利益を狙いたい人です。
これから投資を始める初心者は、銘柄が少なく少額で取引が可能なFXをおすすめします。
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