重要なお知らせ!
当社では、お客様が当社ウェブサイト上で最高の体験を得られるようにクッキーを使用しています。
お客様は、「同意する」をクリックすることにより、当社の クッキーに関する方針
週末の為替市場は、米CPIのコアが上振れFRBが利上げに踏み切る可能性が高くなったことでドル円に動きがありました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
11日の東京外国為替市場午後のドル円相場は、新規の材料に欠ける中、前日の海外時間から上昇していた米長期金利と原油価格がやや低下し、154.4円台から154円前後まで水準を切り下げ、午後3時すぎには一時154円を割り込む場面もありました。

8月の米消費者物価指数の発表を控えて見送りムードも強く、積極的に上値を追う動きは見られませんでした。
ロンドン外国為替市場では、1ドル154円台前半で推移。
中東情勢の悪化を受けた原油高と米長期金利の上昇を背景に、円を売ってドルを買う動きが優勢となったものの、米CPIの発表を控えて値動きは限定的で154.3円台では円買い・ドル売りが出て154円近辺へ水準を戻しました。
昼にかけては一時153.9円台まで安値を更新し、ユーロ円やポンド円も同様に安値を切り下げる展開。
ニューヨーク外国為替市場では、8月の米CPIは前年同月比3.4%上昇と前月と同じ伸び率で市場予想と一致し、コア指数も前年同月比2.4%上昇と予想通りでしたが、前月比では0.3%上昇と予想を0.1ポイント上回りました。
インフレの高止まりを示す内容として、FRBが来週のFOMCで0.25%の利上げに踏み切る確率は前日の7割程度から9割近くまで上昇。
もっとも発表後に米長期金利が低下に転じる場面があり、これに歩調を合わせて円買いが優勢となり、一時153.2円台まで下落しました。
週明け14日午前の東京外国為替市場では、10時時点で153.6円台で推移しています。
日銀の利上げペース加速への思惑が引き続き円相場を下支えする一方、米原油先物相場の上昇や輸入企業などによる円売り・ドル買いの観測が重荷となっています。
仲値決済に向けてはドル買いが優勢との声が国内銀行の為替担当者から聞かれました。
ドル円は153円前後を起点にどこまで反発するかに注目です。

フィボナッチリトレースメントでは、155.7円や157.4円がターゲットとなっています。
その一方で、153円前後を割れた場合は152円前後まで下落する可能性があります。
本日の注目銘柄はユーロドルです。

ユーロドルは1.156ドルのサポートラインを割れた場合、1.151ドルまで下落するかもしれません。
本日は注目度の高い経済指標の発表が予定されていません。しかし、要人発言をきっかけに突然円高ドル安になることもあるため、十分警戒する必要があります。
また、中東情勢の報道も確認しておくようにしましょう。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。