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昨日の為替市場は、原油高と米長期金利の上昇を背景にドル円が158.5円台まで水準を切り上げました。もっとも200日移動平均線が上値のめどとして意識されており、本日も同水準を抜けられるかが焦点となりそうです。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
19日の東京外国為替市場午後のドル円相場は下値の堅い動きとなりました。日経平均株価の下げ渋りで投資家心理の悪化が一服し、低リスク通貨とされる円が売られたほか、米原油先物価格の高止まりも円売りを誘い、午後2時半前には158.1円台まで上昇。

手掛かり材料に乏しいなか、時間外取引で米10年債利回りが低下した場面では157.8円台まで弱含みましたが、その後に米金利が再びプラス圏に浮上すると158.1円台後半まで日中高値を更新しました。
ロンドン時間は157.9円台から始まり、朝方は原油先物の下落を受けたドル売りで157.9円割れまで下落する場面もありましたが、ユーロドルでユーロ安・ドル高が強まるとドル全般の買いに波及し、安値から反発して158.2円台をつけました。
原油価格の高止まりが引き続き意識される一方、新たな手掛かりには乏しく、その後は158.1〜158.2円台でもみ合いました。
なお、週末に大規模デモに乗じた暴動が起きたフランスの長期金利が上昇し、ユーロの重荷となったようです。
ニューヨーク時間に入ると、米10年債利回りが5.14%台まで上昇し、2時前には一時158.5円台と高値を更新。
米長期金利の上昇が5.14%台で頭打ちとなった後、ドル円も伸び悩みましたが、高値圏は維持しました。
市場では、200日移動平均線が位置する158.5円台や14日の高値が上値のめどとして意識されているとの声が聞かれました。
20日午前の東京外国為替市場でドル円は10時時点で158.5円台で推移しています。
前日からのドル買い・円売りの地合いが継続し、8時半前には前日の高値を小幅に上抜けて一時158.6円まで上昇。
その後も下押しは限られ、日米金利差の拡大を背景にドル買いが入って高値を再び試す動きとなっています。
一方、米利上げ観測の後退が上値を抑える要因となり、ドル買いの勢いは限られています。
ドル円は昨日は強く上昇しましたが上値は限られています。今後上昇していくためには、200日移動平均線を超えられるかが焦点となります。

本日の注目銘柄は日経225です。

日経225は200日移動平均線のある62,100円前後で耐えられるかが重要です。この水準を割れた場合、昨年の6月中旬以降続いていた上昇トレンドが終わる可能性があります。そうなった場合、60,400円台や58,400円台まで下落するかもしれません。
本日は米中古住宅販売成約指数(前月比)の発表に注目です。前回は0.3%でしたが今回は0.0%が予想されており、結果次第でドル円が大きく動くかもしれません。
なお、明日の午後3時には英国消費者物価指数の発表があるため、ポンド系銘柄の値動きにも注意が必要です。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。