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仮想通貨では、売買差益だけでなくレンディングによりインカムゲインを得る方法もあります。とはいえ、レンディングの仕組みや報酬についてわからない人もいるのではないでしょうか?
本記事では、レンディングのメリットやデメリットについて詳しく解説します。仮想通貨に興味がある初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
仮想通貨のレンディングとは、期間を決めて仮想通貨を取引所に貸し出し、金利収入を得る方法です。
つまり銀行預金と似たような仕組みといえるでしょう。
レンディングをするためには、ユーザーと仮想通貨取引所間で消費賃借契約を結びます。ユーザーは仮想通貨取引所に一定期間仮想通貨を貸し付けて、契約が満了したら預けた仮想通貨と賃借料を受け取ることができます。
レンディングと似たサービスにステーキングがあります。ステーキングとの違いを以下の表にまとめました。
項目 | レンディング | ステーキング |
預ける場所 | 取引所 | ブロックチェーンネットワーク |
申込み手続き | 毎回行う | 一度設定すれば申込みの必要なし※ |
利回りの目安 | 1〜10%未満のケースが多い | 数%〜数十% |
預入期間の目安 | 1週間〜1年 | 1日〜1年 |
引き出しにかかる時間 | 5営業日〜7営業日 | 1日〜1ヶ月 |
※一部の取引所では、申込み手続きなしで自動的に報酬を受け取ることが可能です。
レンディングは取引所に預けますが、ステーキングはブロックチェーンネットワークに預けます。
また、レンディングは毎回申込みが必要ですが、ステーキングでは一度設定すれば何度も申込みを行う必要はありません。
仮想通貨のレンディングを行うメリットは3つあります。
それぞれのメリットについて順番に紹介します。
仮想通貨のレンディングにより、保有している仮想通貨の値動きにかかわらず、毎日インカムゲインを得ることができます。
特に仮想通貨を資産形成の一環として長期保有したい人は、売買差益と毎日の賃借料により、多くの収入を得られる可能性があります。
レンディングは専門知識がなくても始めることができる投資方法です。申込み手続きは簡単で、貸し出し中は何もする必要がありません。
通常の仮想通貨取引のように、チャート分析や収集した情報をもとに相場の方向性を予測する必要はありません。
したがって、トレード技術が十分身についていない初心者でも、簡単に利益を得ることができます。
仮想通貨のレンディングは、少額から始めることができます。取引所によって異なりますが、Coincheckを例に説明すると、最低1万円相当額から仮想通貨の貸し出しが可能です。
よって、レンディングを始めるために多くの資金を用意する必要はありません。
仮想通貨のレンディングには、いくつかデメリットがあります。
レンディングに興味がある人は、事前にデメリットも理解しておきましょう。
国内の仮想通貨取引所では、口座に預けた日本円や仮想通貨を取引所の運営資産と分けて管理しなければならないと法律で決められています。
万が一、仮想通貨取引所が破綻をしても日本円や仮想通貨は返還されます。
しかし、レンディングにより貸し付けた仮想通貨については、分別管理の義務がありません。仮想通貨取引所と締結した消費賃借契約についても無担保となるので、破綻すると、貸し付けた仮想通貨が返還されない恐れがあります。
仮想通貨は暴落のリスクがあります。仮想通貨を貸しても、受け取った賃借料以上に価値が下がれば、損をするかもしれません。
したがって、日本円に換えて出金したい仮想通貨をレンディングする場合は注意が必要です。
しばらく売却する予定がない仮想通貨のほうが、価格の回復を待ち続けることができるので、レンディングに向いています。
国内の仮想通貨取引所では、一度貸した仮想通貨は満了まで中途解約ができないことが多いです。
また、GMOコインのように中途解約ができる仮想通貨取引所もありますが、その場合、賃借料が支払われなくなります。
基本的にレンディングをした仮想通貨は、中途解約しないほうが良いでしょう。
仮想通貨取引所によっては、貸出期間の短い条件でしかレンディングを募集していないことがあります。
10%を超える年利で募集されていても、貸出期間が短ければ、多くのリターンは得られません。
レンディングをする際は、なるべく貸出期間が長い条件で募集している仮想通貨を選ぶようにしましょう。
仮想通貨の売買収益と同様、レンディングで得た賃借料についても税金がかかるので、忘れないように確定申告をしましょう。レンディングにより得た報酬は雑所得の課税対象となるので、所得金額に応じて5%〜45%の間で課税されます。
ただし、年間の雑所得が20万円以下だった場合は課税されないため、確定申告をしなくて済みます。
仮想通貨のレンディングを始めたい場合、以下の2つの選択肢から選びます。
それぞれの特徴やメリットについて詳しく見ていきましょう。
仮想通貨取引所は、金融庁に登録しているのに加えて、比較的サービス開始からの期間が長いため、安心して預けることができます。
また、仮想通貨の現物取引やレバレッジ取引もできるため、レンディング以外の用途でも活用できます。
ただし、レンディングの金利はやや低めです。
レンディングに特化してサービスを提供している業者でも、仮想通貨のレンディングを始めることができます。主な業者を挙げると、ビットレンディングやHashHubレンディングなどがあります。
仮想通貨取引所と比べると、比較的高い利回りを提供している業者が多いです。
しかし、運営年数が短い業者がある点や金融庁未登録の業者もあることから、慎重に選ぶ必要があります。
レンディングをする際、どの取引所を選べば良いかわからない人もいるかもしれません。
ここからは、レンディングする取引所の選び方を解説します。
貸し出しの利回りが高い
長い貸出期間で募集している
取り扱い銘柄が多い
レンディングをする際は利回りの高い条件で募集をしている取引所を選びましょう。なぜなら、利回りが高ければ、多くの賃借料を得られるからです。
例えば、1BTCのビットコインを2週間貸し出す場合、年利3%よりも4%で貸したほうが、多くの賃借料を得られます。
年利 | 賃借料 |
3% | 0.00115BTC(11,099円) |
4% | 0.001534BTC(14,790円) |
※2024年6月27日時点のレートを基準に計算
仮想通貨によって利回りが大きく異なるので、申し込む前によく確認しましょう。
レンディングをする際は貸出期間の長い取引所を選んだほうが、多くの賃借料を期待できます。
仮に100LTCのライトコインを年利5%で貸す場合、貸出期間が2週間と1年では、得られる賃借料に大きな差があります。
貸出期間 | 賃借料 |
2週間 | 0.19178LTC(2,217円) |
1年 | 4.986301LTC(57,723円) |
※2024年6月27日時点のレートを基準に計算
さらに、貸出期間の長い募集に応募したほうが、何度も申込みをする手間が省けるでしょう。
取扱銘柄が多い取引所を選んだほうが、貸し出し可能な仮想通貨の選択肢が広がります。
利回りや価格変動リスクは、各仮想通貨によって異なります。
特に複数の仮想通貨を購入する予定がある人は、取扱銘柄が多い取引所を選んだほうが、レンディングで利益を増やしやすいでしょう。
仮想通貨のレンディングなら毎日コツコツ賃借料を受け取ることができます。特に長期間貸し出せば、多くの利益を受け取れるでしょう。
ただし、中途解約ができない点や仮想通貨の暴落リスクがある点などデメリットもあります。長期間出金する予定のない仮想通貨のみを貸し出すようにしましょう。
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