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昨日の為替市場は、ロンドン時間に入ってから157円までドル高円安が進行しました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
3日の東京外国為替市場午後のドル円は、新規の材料に乏しく、156.3〜156.6円程度で一進一退の展開となりました。

市場では追加介入への警戒感が根強いものの、下値のサポートとみられていた155円割れは回避され、ドル円は一定の底堅さを見せました。
さらにロンドン時間に入ると、1ドル157円近辺へ急伸。
市場では、米国が円買い介入に加わったことで円安を見込んだ取引へのけん制効果が強まったとの見方が出る一方、日米金利差を背景としたドル買い・円売り圧力も根強く、今回の協調介入で円高基調が定着するかについては見方が定まっていないとの声も邦銀筋から聞かれました。
ニューヨーク時間に入ると、下値の堅さが目立つ展開。急ピッチで下落した反動からショートカバーが入ったほか、7月の米ISM製造業景況指数が55.6と市場予想の53.9を上回ったことも相場を下支えしました。
市場では、警戒されていた為替介入とみられる円買いが見られなかったことで次第に円売りが優勢になったとの声も聞かれ、5時30分前には157.2円前後まで下げ幅を縮小。
一方、日本の財政悪化を警戒した円売り圧力などを背景とする構造的な円安基調の抜本的な転換には至らないとして、介入の効果を疑問視する見方もあります。
4日午前の東京外国為替市場のドル円相場は、前日にかけて円が対ドルで急伸した反動から、持ち高調整の円売り・ドル買いが引き続き優勢となっています。
午前8時時点では157.3円台で推移していましたが、8時40分過ぎには157.6円台まで上昇し、その後は157.5円前後での値動きとなりました。
前日発表の米7月ISM製造業景況感指数が高水準となり米景気の堅調さを示したことも意識されていますが、追加介入への警戒感は根強く、上値の重い神経質な値動きが続いています。
ドル円はピンバーが出現しており、155円台では底堅さを見せています。また、ここ数日急激な角度で下落していたことからセリングクライマックスとも判断できるでしょう。

そうなれば、急激に円安方向へ戻す可能性があるため、慎重な判断が求められます。
本日の注目銘柄は日経225です。7月30日にサポレジ転換で2回目の反発が発生しましたが、8月1日と2日にそれぞれ長めのヒゲのローソク足が出現していることから、ややこう着しています。

1日の高値か2日の安値を抜けるまでは待ったほうが良いかもしれません。
本日は6月分米貿易収支、耐久財受注(確報値)、JOLTS求人件数といった指標が注目されています。
ただし、それ以上に今後の日米の為替介入を巡る発言でドル円が大きく動く可能性もあるので警戒が必要です。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。