弱い米PMIとは対照的に良好な独PMIデータで上昇し、ユーロは1.0650ドルを回復
2024年4月23日
- EURUSDのパフォーマンス:ユーロは、本日未明に発表されたドイツのPMI速報値が良好であったことから、1.0650ドルより上で安定しているものの、5か月ぶりの安値に近い水準で推移している。
- 経済成長:4月のPMIデータでは、ユーロ圏の企業活動がほぼ1年ぶりの力強い伸びを示した。特筆すべきは、ドイツが9か月に及ぶ縮小の後に成長を示し、景気回復の可能性を示唆したことである。
- ECBの政策見通し:最近のECB当局の発言は、6月から金利を引き下げる用意があることを示している。市場の予想では、2024年末までに最大3回の利下げが実施される可能性がある。
- 米S&Pグローバル総合PMI:4月の総合PMIは52.1から50.9に低下し、民間部門の拡大鈍化を示した。製造業は縮小し、PMIは前回の51.9から49.9に低下。サービス部門も減少し、サービス業PMIは51.7から50.9へとわずかに低下。
- 市場心理の変化:欧州の経済指標が良好だったにもかかわらず、米国ではインフレ懸念が続いているため、市場全体のセンチメントは弱まっている。このため、ECBと米連邦準備制度理事会(FRB)双方の利下げ期待が緩和された。
- 今後の主要データ:投資家は現在、主要中央銀行による今後の金融政策決定に重要な示唆を与える金曜日に発表される米国のインフレデータに注目している。
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