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近年の円安により外貨預金での資産運用を考えている人もいるのではないでしょうか?
とはいえ、外貨預金をおすすめしないといっている人もいます。
そこで、本記事では外貨預金をおすすめしない理由やそれでも始める場合によくある疑問に回答します。
外貨預金に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
外貨預金とは、海外の通貨で預金することです。外貨預金をするメリットは、主に2つあります。
外貨の定期預金の金利は日本円での定期預金よりも高く設定されることがほとんどです。また、為替が円安になると外貨を日本円に換算した際の資産価値が上がります。
外貨預金が人気になっている背景は、2022年以降急激に円安が進行したためです。
実際、2022年9月7日2時配信の日経新聞「外貨定期預金が大幅増」によると、新生銀行の外貨定期預金残高は半年間で6割超増え、ソニー銀行では1か月間の新たな預入額が半年前から8割も増えています。
また、ソニー銀行の業績(単体)ハイライトによると、2021年度末の外貨預金残高は4,577億円でしたが、2022年度末に5,011億円、2023年末には6,147億円まで伸びています。
近年の急激な円安により日本円を持つだけでは、相対的に資産価値が減少してしまうことから、外貨預金の注目度が上がりつつあるのです。
円安の時にすることとして外貨預金に興味がある人は多いでしょう。
しかし、以下のような理由があるので、円安になったからといって外貨預金で運用することはおすすめできません。
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
1.為替手数料の負担が大きいから
1つ目のおすすめしない理由は、外貨預金は為替手数料の負担が大きいからです。
外貨預金を行う際には、日本円を外貨に交換する必要がありますが、その際に為替手数料が発生します。
一般的に米ドルやユーロの場合、為替手数料の相場は以下の通りです。
インターネットバンキング | 片道25銭程度 |
窓口 | ・米ドルは片道1円程度
・ユーロは片道1円50銭程度 |
例えば、インターネットバンキングから日本円を1万ドル分の米ドルに交換する場合、片道2,500円程度の手数料がかかります。
手数料が高いことに加えて、交換のたびに負担がかかる点に注意が必要です。
2.元本保証の対象外だから
2つ目のおすすめしない理由は、元本保証の対象外だからです。というのも、通常の預金と異なり、外貨預金は預金保険制度の対象外となります。
以下は金融庁のホームページから引用したものですが、普通預金や定期預金のような元本1,000万円までとその利息の保護を受けることができません。
出典:金融庁
銀行が破綻した場合、預けた外貨が保護されない可能性があります。
3.利息からも手数料を徴収されるから
3つ目のおすすめしない理由は、利息からも手数料を徴収されるからです。
なぜなら、銀行は手数料によって収益を得るビジネスモデルのためです。加えて、為替リスクや管理コストをカバーする目的もあります。
例えば、米国の政策金利が5%であっても、実際の外貨預金の金利は4%程度に設定されていることがあり、この差額が銀行の収益となります。
よって、1万ドルを1年預けた場合、金利が4%の銀行で受け取れる利息は400ドルのみです。
4.資金が長期間拘束されるから
4つ目のおすすめしない理由は、資金が長期間拘束されるからです。
というのも、外貨預金の預入期間は1か月、3か月、6か月、1年などさまざまですが、原則途中での解約ができないからです。
外貨預金で多くの利息を受け取るためにたくさん預けた場合、急遽お金が必要になったときに引き出しができずに困る可能性があります。
5.為替変動リスクが高いから
5つ目のおすすめしない理由は、為替変動リスクが高いからです。
新興国通貨は金利が高い傾向にありますが、同時に為替レートの変動も大きくなります。
その理由は、新興国の経済が不安定であるため、投資家に対してより高いリスクプレミアムを提供する必要があるからです。
例えば、ブラジルレアルや南アフリカランドといった新興国通貨は、先進国通貨よりも金利が高い傾向があります。
外貨 | 金利 |
米ドル | 3.5% |
ユーロ | 1.8% |
豪ドル | 3.7% |
南アフリカランド | 5.5% |
ブラジルレアル | 4.0% |
出典:ソニー銀行のホームページより一部抜粋
※1万通貨以上3万通貨未満(南アフリカランドのみ10万通貨未満)を3か月預ける場合
※外貨普通預金からのお預け入れ・自動継続の場合の金利
しかし、高金利を求めて新興国通貨で預金しても、為替レートの変動により通貨が安くなれば資産価値が大きく減少することもあります。
その場合も、満期までは資金を引き出すことができないので、損をするかもしれません。
6.税制的に国内FXやMMFと比べて不利になる
6つ目のおすすめしない理由は、税制的に国内FXやMMFと比べて不利になるからです。
外貨預金の利息や為替差益は雑所得として総合課税の対象となるので、高所得者ほど税負担が大きくなります。
例えば、課税される所得金額が330万円なら所得税率は約20%ですが、900万円以上になると33%となります。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
1,000円から1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円から3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円から6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円から8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円から17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円以上 | 45% | 4,796,000円 |
出典:金融庁
一方、国内FXやMMFは申告分離課税や源泉分離課税の対象となり、一律20.315%の税率が適用されるため、外貨預金と比べて税制面で有利になることが多いです。
なお、海外FXの場合は、外貨預金と同じく雑所得として総合課税の対象となるものの、ほかの海外FX業者との損益通算(当年度のみ)ができます。
このように、外貨預金はFXやMMFよりも税制面で不利となります。
将来の円安に備えて外貨を保有したい場合は、外貨預金よりもFXがおすすめです。
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
1.外貨預金よりも手数料が安い
1つ目は、外貨預金よりも手数料が低いことです。
FXでは買値と売値の差額であるスプレッドが発生しますが、外貨預金の為替手数料よりも取引コストは安くなります。
ドル円を取引する場合、国内FXなら0.2銭程度、海外FXであっても1銭ほどの手数料で済みます。
特にスキャルピングやデイトレードなど頻繁に取引を行う場合や大きいロットで取引を行う場合は、取引コストを大幅に減らせるでしょう。
2.FX業者は資産が保護されることがある
2つ目は、FX業者は資産が保護されることがある点です。
日本の金融庁の認可を受けた国内FX業者は、顧客の資産を保護するための信託保全が義務化されています。
そのため、FX業者が破綻した場合でも、顧客の為替差益やスワップポイントの利益を含む資産が全額返還されます。
一方、海外FXでは信託保全は義務化されていませんが、独自の資産保護制度を設けているFX業者もあります。
例えば、FXGT.comは賠償責任保険に加入しているので、最大100万ユーロまでの補償を受けることが可能です。
このように、破綻時の安全性を求めるなら、外貨預金よりもFXをおすすめします。
3.スワップポイントを受け取ることができる
3つ目は、スワップポイントを受け取ることができることです。実は、FXにおいてもポジション保有期間1日ごとにスワップポイントを受け取ることが可能です。
スワップポイントとは、2国間の金利差から生じる損益のことです。
例えば、FXGT.comでドル円のロングポジション(買い)を保有する場合、1ロット(10万通貨)あたり502円分(2024年9月26日時点)のスワップポイントを受け取ることができます。
0.001×10万通貨×5.02×1=502円
そして、スワップポイントは、為替レートの変動にかかわらず、受け取ることが可能です。
30日保有すれば1万5,060円、1年保有すれば18万3,230円のスワップポイントを得られることがわかります。
502円×30日=1万5,060円
502円×365日=18万3,230円
ただし、含み損が増えすぎて証拠金が不足すると、ロスカットにより大きな損失を被る可能性があるので注意しましょう。
4.いつでも自由に利益を出金できる
FXは外貨預金とは異なり、いつでも自由に利益を出金できます。
外貨預金とは異なり、利益をいつでも出金申請できて、即時から5営業日前後でアカウントや口座に反映されることが多いです。
急遽お金が必要になったときいつでも出金できるので、安心して投資できます。
5.FXならレバレッジをかけて取引できる
FXではレバレッジをかけることができます。レバレッジとは、証拠金を担保に預けた資金の何倍もの金額の取引ができる制度のことです。
特に海外FXでは数百倍〜数千倍のレバレッジを提供している業者がほとんどで、無制限で利用できる業者もあります。
国内FXのレバレッジ | 一律25倍 |
海外FXのレバレッジ | 数百倍〜数千倍 |
レバレッジが高ければ、取引単位(ロット)を増やしてトレードがしやすくなる分、多くの利益を狙いやすくなります。
例えば、最大レバレッジ5,000倍のFXGT.comで、1ドル100円のときに1万ドル分の米ドルを外貨預金とFX取引で保有する場合を比較してみましょう。
そして、1ドル100円から150円になったときの利益を比べた結果が以下の表です。
投資方法 | 保有できる米ドル
(1ドル100円のとき) |
得られる利益
(1ドル150円のとき) |
外貨預金 | 1万ドル | 5,000ドル(75万円) |
FX
(レバレッジ5,000倍の場合) |
500ロット(5,000万通貨) | 50万ドル(7,500万円) |
レバレッジ5,000倍のFXGTの場合、5,000万通貨分の米ドルを保有できるため、多くの利益を得られる可能性があります。
ただし、取引単位(ロット)を増やしすぎると、エントリーした方向と逆に動いた際に大きな損失を被る可能性があるので注意しましょう。
ここからは外貨預金に関する疑問に回答します。外貨預金に興味のある人は、ぜひ参考にしてください。
外貨預金は今(2024年)やるべきですか?
外貨預金を今やるべきか判断するのは簡単ではありません。2024年は米国の利上げ終了が見込まれるので、円高傾向が予想されるためです。
円高になって外貨預金で大損する場合のシミュレーションは?
円高になると、外貨預金の日本円換算価値が下がるため、大きな損失を被る可能性があります。
例えば、1ドル150円のときに日本円を1万ドル分の米ドル(150万円)に交換した後に1ドル100円になったケースの資産をシミュレーションしてみましょう。1ドル100円へ円高が進むと、日本円換算で100万円となるので50万円の損失が発生します。
円安の時にドルを買うとどうなりますか?
円安時にドルを買うと、割高になります。なぜなら、より多くの円を支払ってドルを購入することになるからです。例えば、1ドル150円の時に1万ドル買うには150万円必要ですが、1ドル140円なら140万円で済みます。
外貨預金するならどこの国がいいですか?
外貨預金するなら、経済や政治が安定した国の通貨が望ましいです。米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフランなどは人気が高い通貨です。
外貨預金の失敗例はありますか?
外貨預金の失敗例としては、円高進行時に大きな損失を被るケースが多いです。また、高金利を求めて新興国通貨に投資した場合、通貨の暴落により大きな損失を被ることがあります。
外貨預金におすすめの銀行の特徴はありますか?
外貨預金におすすめの銀行の特徴は、為替手数料が安く、金利が比較的高い銀行です。一般的には、金利の高いネット銀行が好まれています。
外貨預金と投資信託ならどっちを選ぶべきですか?
外貨預金と投資信託では、投資目的やリスク許容度が異なります。外貨預金は比較的安全といわれていますが、リターンが限定的です。
一方、投資信託は分散投資かつ長期間の投資により将来的に資産を増やしやすい一方で、元本割れのリスクも高いです。
長期的な資産形成を目指すなら投資信託、短期的な為替差益を狙うなら外貨預金が良いでしょう。
2024年にドルを円に変えるタイミングはありましたか?
2024年にドルを円に変えるタイミングとして最適だったのは、3月と9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)後でした。
米国のインフレ鈍化や利下げ観測が強まったことで、10円以上も円高が進行しました。
ただし、為替相場を予測するのは難しいため、一度に全て換金するのではなく、時期を分散して換金したほうが良いでしょう。
外貨預金は、損失を被るリスクが低いと考える人もいるかもしれませんが、手数料が高いことや円高になると損をする可能性があるので、おすすめできない投資先です。
外貨を保有して将来の円安あるいは円高に備えたい人は、FXをおすすめします。
FXなら買いだけでなく売りから入ることができるので、円高になっても利益を得られる可能性があります。
さらにレバレッジをかけることで少額から多くの利益を狙えるかもしれません。手数料も抑えられるので、ぜひこの機会に始めてはいかがでしょうか?
FXGT.comは最大5,000倍のレバレッジを提供しているので、少額から多くの利益を狙うことができます。さらに口座開設ボーナスを活用すれば、ノーリスクでトレードを始めて利益を出金可能です。ぜひ、この機会に口座開設してみてください。