2024年4月24日 | FXGT.com
GBP/USD、重要な米GDPとPCE発表を前に1.2470ドルの抵抗を試す
- 市場動向:GBP/USDペアは、4月に入ってから1.40%下落し、英ポンドに継続的な下落圧力がかかっている。同通貨ペアは日足チャートで強い下落トレンドを形成しており、以前の長期サポートレベルであった1.25ドルを割り込んだことでこれが加速し、今週初めに直近安値1.23ドルまで相場を押し下げた。
- 回復の兆し:昨日、日足チャートに明けの明星のローソク足パターンが形成され、強気シグナルが出現。このパターンは、相対力指数(RSI)が売られ過ぎの領域に入り、30を下回ったことで出現した。さらに、価格は短期的な下降チャネルラインを抜け、強気の勢いが続く可能性が強まった。
- 当面のレジスタンス:金曜の高値1.2470ドルを上抜ける決定的な動きがあれば、強気の波が拡大し、1.2550ドルを目指す可能性があるが、そこには日足の指数移動平均線チャネルの抵抗線がある。
- 弱気心理:最近の回復の兆しにもかかわらず、主なトレンドは弱気のままであり、下降トレンドが再開する可能性がある。1.2470ドルのレジスタンスを超えられなければ、弱気モメンタムが再び強まり、直近安値の1.23ドルまで下落する可能性がある。短期的には、1.24ドルがサポートとなっており、更なる強気修正を維持するためには、このサポートが重要となる。
- 米国データウォッチ:木曜日に米GDP、金曜日に米個人消費支出(PCE)指数が発表される予定であり、ボラティリティの高まりや値動きへの影響が出ると予想される。これらの経済指標は極めて重要であり、同通貨ペアの次の方向性を決めるきっかけとなる可能性が高い。
GBPUSD 4時間足チャート

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