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投資信託とFXのどっちで投資をするか悩んでいる人もいるでしょう。とはいえ、両者の違いについて詳しく知らない人もいるのではないでしょうか?
本記事では、投資信託とFXの違いやどっちがおすすめか、両者の利回りについて解説します。どちらに投資するか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
FXとはForeign Exchangeの略で外国為替証拠金取引と呼ばれています。FXは、日本円やドルなど異なる通貨を交換する取引を指します。
例えば、ドル円を買う場合は、ドルを買って日本円を売ることになります。
一方、投資信託とは、投資家から集めたお金を一つの資金としてまとめた上で、専門家が株式や債券などに投資・運用を行い、得た利益を投資額に応じて分配する金融商品のことです。
そして、FXと投資信託には、以下のような違いがあります。
それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。
1.運用する人
FXと投資信託では運用する人が違います。
FXでは、基本的にトレーダー自身が取引を行います。トレーダーは、通貨ペアの選択、エントリーや決済のタイミング、取引単位といった取引に必要なことを全て自分で決めなければなりません。
よって、トレード技術や資金管理など、トレーダー自身のスキルが損益に直結します。
ただし、自動売買やコピートレードのように、プログラムやプロのトレーダーに売買を任せることができる方法もあります。
一方、投資信託を運用する人は、ファンドマネージャーと呼ばれる運用の専門家です。
専門家が運用を行うので、投資をする人がトレード技術を磨く必要はありません。投資の知識や経験がない人でも、手軽に始めることができて利益を出せる可能性があります。
2.投資対象や投資先の数
FXと投資信託では、投資対象や投資先の数が違います。
FXでは、ドル、日本円、ユーロ、豪ドルなど各国の中央銀行が発行する法定通貨が投資対象となります。そして、通貨ペアと呼ばれる2つの通貨の組み合わせ単位で取引を行うのです。
取引可能な通貨ペアはFX業者によって異なりますが、取扱銘柄が少ないFX業者なら10種類前後、取扱銘柄が多いFX業者なら100種類以上の通貨ペアから投資対象を選べます。
一方、投資信託は、国内外の株式や債券が主な投資先です。一般社団法人投資信託協会によると、運用対象の分類は、以下のように細かく分かれています。
追加購入 | ・投資信託の当初募集期間のみ購入可能
・運用機関中いつでも購入可能 |
投資対象地域 | ・国内
・海外 ・内外(国内と海外の両方) |
投資対象資産 | ・株式
・債券 ・不動産投信(リート) ・上記のうち複数の資産 ・株式、債券、不動産投資以外の資産 |
独立※ | ・MMF(国内外の公社債や短期の金融商品が投資対象)
・MRF(安全性の高い国内外の公社債や短期の金融商品が投資対象) ・ETF(指標に連動かつ証券取引所に上場する商品) |
補足 | ・インデックス型(指数に連動した運用を行う)
・アクティブ型(指数を上回る運用成績を目指す) |
※MMFとMFRの違いを1つ挙げると、MMFは自己の判断で購入するのに対して、MFRは証券口座に入金後、自動で運用される点です。
投資信託は世界中に多くあるため、インデックスファンドだけでも1万種類を超えるといわれています。
また、業界大手の証券会社であるSBI証券を例に挙げると、投資可能な投資信託は2,500種類以上(2024年8月7日時点)もあります。
3.利益を得る方法
FXと投資信託では、利益を得る方法が違います。
FXで利益を得る方法は、為替レートの変動により生じる為替差益と通貨の金利差によって生じるスワップ利益の2種類があります。
例えば、ドル円が100円のときにロングポジション(買い)を保有して150円まで上昇した際に決済すると、差額の50円が利益となります。
150円(決済時の価格)-100円(購入時の価格)=50円(為替差益)
これが為替差益です。
次にスワップ利益とは、金利が低い国の通貨を売って金利が高い国の通貨を買った際に発生する金利差によって利益を得る方法です。
高金利通貨のトルコリラと低金利通貨の日本円を売買する場合、トルコリラ円をロング(買う)することで、ポジションを保有し続けている限り、毎日スワップポイントを受け取ることができます。
1日に発生するスワップはわずかですが、数か月、1年など長期保有すれば、利益を積み重ねることができるでしょう。
一方、投資信託で利益を得る方法には、譲渡益と分配金があります。譲渡益とは、投資信託を売却・解約したときに得られる利益のことです。
投資信託の購入時よりも売却時の価格が高ければ、譲渡益を得ることができます。
そして、分配金とは、運用益の一部を定期的に投資家へ還元するお金のことで、普通分配金と元本払戻金の2種類があります。
普通分配金は、元本を取り崩す必要がないですが、元本払戻金の場合は元本を取り崩すため、将来的に価格が上昇しなければ損をする可能性がある点に注意が必要です。
なお、分配金が用意されていない投資信託もあります。
4.レバレッジの有無
FXと投資信託ではレバレッジの有無も異なります。
FXにはレバレッジがあります。レバレッジは、担保となる証拠金を用意して手元にある資金の何倍もの取引を行うことができる制度です。
レバレッジのあるFXなら、少額から大きな利益を狙うこともできます。
例えば、ドル円を1万通貨保有する場合、レバレッジ1倍と25倍、1,000倍のFX業者ではポジション保有に必要な証拠金が異なります。
レバレッジ | ポジション保有に必要な証拠金 |
1倍 | 150万円 |
25倍 | 6万円 |
1,000倍 | 1,500円 |
※1ドル150円の場合
1万通貨の取引をして100pipsの値幅を獲得した場合、レバレッジにかかわらず、利益は1万円です。
つまり、レバレッジ1倍の場合は150万円の証拠金で1万円の利益を得たのに対して、レバレッジ1,000倍の場合は、1,500円の証拠金で1万円の利益を得たことになります。
このことからレバレッジを活用すれば、利益効率が高くなることが分かるでしょう。
ただし、レバレッジを上げすぎて取引単位を大きくするのは危険です。というのも、取引単位を10万通貨・100万通貨と大きくしすぎた場合、エントリーと逆方向に動いた場合に生じる損失額も多くなるからです。
一方、投資信託では、ほとんどの銘柄にレバレッジがありません。したがって、投資信託の価格に購入枚数をかけた金額を用意する必要があります。
例えば、1口あたりの価格が1万円の投資信託を10口購入する場合に用意すべきお金は10万円です。
また、レバレッジがあるレバレッジ投資信託もありますが、適用されるレバレッジは2倍〜3倍程度のため、FXよりも短期間で利益を出すのは難しいでしょう。
5.取引できる時間
FXと投資信託では、取引できる時間にも違いがあります。
FXは月曜日の朝から土曜日の朝が取引時間のため、平日であれば原則24時間いつでも取引ができます。
したがって、昼間に忙しい人でも投資がしやすいといえるでしょう。
一方、投資信託はネット証券なら基本的にいつでも売買可能ですが、その多くは15時までに注文しなければ、すぐに約定しないので注意が必要です。
15時以降に出した注文については、翌営業日にならないと約定しません。
また、各ファンドによって当日の注文締め切り時点が異なることがあるので、事前に確認しておきましょう。
平日の夜間にすぐに注文を成立させたい場合は、リアルタイムに売買可能な上場投資信託(ETFやREITなど)を利用すべきです。
6.必要な金額
FXと投資信託では、必要な金額が違います。
FXの最低投資金額は、取引単位とレバレッジによって変わります。ほとんどのFX業者では、最低1,000通貨(10通貨や100通貨対応の業者もある)から取引できるため、レバレッジごとに必要な金額をまとめたのが以下の表です。
レバレッジ | 必要な金額 |
10倍 | 1万5,000円 |
25倍 | 6,000円 |
1,000倍 | 150円 |
※1ドル150円のときにドル円を売買する場合
国内FX業者では、レバレッジ規制により最大でも25倍のため、1,000通貨の取引なら6,000円ほど用意する必要があります。
しかし、日本のレバレッジ規制が適用されない海外FX業者なら、150円で取引を始めることが可能です。
一方、投資信託は、一般的に最低1万円程度で購入可能なのに加えて、積立型の銘柄なら1,000円から始めることができます。
FXと投資信託では、必要な金額が若干異なるものの、どちらの金融商品も少額から取引しやすいでしょう。
7.手数料
FXと投資信託は、手数料にも違いがあります。
FXでは、スプレッドと取引手数料がかかります。スプレッドとは、買値と売値の差のことです。
ドル、日本円、ユーロなどメジャー通貨の通貨ペアはスプレッドが狭い一方で、マイナー通貨ペアやエキゾチック通貨ペアは、スプレッドが広がりやすい傾向があるので注意が必要です。
スプレッドが狭いほど取引コストを抑えられるので、多くの利益を確保できるでしょう。
また、取引手数料は、海外FX業者でスプレッドが狭いECN方式の口座を利用する際にスプレッドとは別に支払う手数料のことです。
1ロットの取引毎に手数料が設定されていることが多く、概ね往復1ロットあたり4ドル〜10ドルの手数料がかかります。
一方、投資信託では、以下のようにさまざまな手数料がかかります。
手数料 | 特徴 |
購入時手数料 | ・申込価額の数%
・手数料なしの投資信託(ノーロード)もある |
信託報酬 | ・保有期間に支払う費用
・純資産総額に対して年率0.5%~2.5%程度 |
監査報酬 | 監査法人から監査を受ける際に支払う費用 |
信託財産留保額 | 投資信託を購入・解約する際に支払う費用 |
売買委託手数料 | ファンドが株式などを売買する際に発生する費用 |
投資信託においても手数料が少ない銘柄を選んだほうが、多くの利益を残しやすいでしょう。
FXと投資信託の違いは理解したけど、結局今の自分にはどっちがおすすめか分からないと悩んでいる人もいるでしょう。
ここからは、FX・投資信託それぞれをおすすめする人を紹介します。
FXをおすすめする人
FXは、以下のような人におすすめの金融商品です。
短期間で成果を出したい人
相場分析が得意な人
銘柄選びに時間をかけたくない人
FXではスキャルピングやデイトレードなどポジション保有期間が短いトレードスタイルなら、繰り返し取引ができるため、短期間で利益を増やせる可能性があります。
そして、為替相場は投資信託よりも値動きが大きい傾向があるので、短期間で成果を出したい人はFXを選びましょう。
また、FXは相場分析が得意な人にもおすすめです。というのも、FXでは個人が自ら取引を行うため、トレードスキルが損益に直結するからです。
相場分析が得意な人であれば、大きな利益を得られる可能性があります。
さらに、FXは銘柄選びに時間をかけたくない人にもおすすめです。ほとんどのトレーダーは取引銘柄を数種類に絞っているため、銘柄選びに時間をかけなくて済みます。
FXはこのような人におすすめの金融商品です。
投資信託をおすすめする人
投資信託は、以下のような人におすすめの金融商品です。
リスクを抑えて安全に運用したい
運用をプロに任せたい
投資について勉強する時間がない
投資信託は値動きがFXよりも小さいため、リスクを抑えて安全に運用したい人におすすめです。実際、老後の生活費や子どもの教育費のために資産を形成する目的で投資信託を選ぶ人も多くいます。
また、投資信託は、運用をプロに任せたい人にもおすすめです。まだ投資経験がなくて何をすれば良いか分からない人でも、手軽に始めることができるでしょう。
プロが運用してくれるため、投資について勉強する時間がない人にもおすすめです。
投資信託はこのような人におすすめの金融商品です。
FXと投資信託のファンドでは利回りの目安も変わります。
投資信託の利回りは、年利3%〜10%が目安となります。よって、1万円の投資信託を購入した場合、1年後に1万300円〜1万1,000円くらいになっているイメージです。
とはいえ、投資信託にも元本割れ(購入価格よりも価格が値下がりする)があるので、損をすることはあります。
一方、FXの利回りは、売買するタイミングによって損益が大きく変わるため、一般的な目安を出すことは難しいでしょう。
成績の良い人なら、10%〜20%の利回りで投資できる可能性があります。
ただし、相場状況によって運用成績が変わることが珍しくないので、毎年安定して利益を得られるわけではありません。年間利回りが10%の年もあれば、-10%の年もあるなど年度によって利回りが変わることが多いでしょう。
FXと投資信託の両方に投資したい人は、損益通算ができない点に注意が必要です。損益通算とは、同一年度の利益からほかの損失を引くことができる制度のことです。
FXと投資信託では所得の種類が異なるため、損益通算ができません。その理由は、FXの損益が先物取引に係る雑所得等、投資信託の損益は株式等に係る譲渡所得等に該当するためです。
また、海外FXと投資信託の損益も損益通算はできないので、両方の金融商品に投資している場合は、それぞれ税金を計算して確定申告により納税する必要があります。
投資信託とFXではさまざまな違いがあるので、資金量や投資スタイルなどをもとにどっちが良いか慎重に選びましょう。
全くの投資未経験者かつ完全にプロに任せたいのであれば、投資信託を選ぶのも選択肢の1つです。
しかし、トレード技術を身につけて将来資産を増やしたい人、短期間で大きな利益を狙いたい人は、FXをおすすめします。
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