RBNZ決定と米消費者物価指数に焦点が移り、NZD/USDはボラティリティの高い展開が予想される
2024年4月9日
- NZD ネガティブな景況感:ニュージーランドの景況感が大幅に低下し、NZIER景況感指数が2024年第1四半期の景況感を25%低下させ、前期に比べより悲観的な見方を示したことが、同ペアを圧迫している。
- ニュージーランドのディスインフレ優先課題:ニュージーランド準備銀行(RBNZ)のオア総裁は2月の会合後、ディスインフレの兆候が見られるにもかかわらず、インフレ抑制のためにはさらなる努力が必要であると強調。RBNZのスタンスは、慎重な姿勢を維持することを選好しており、予期せぬインフレの急上昇に対処する経済能力が限られていることを強調している。
- RBNZの独立したスタンス:歴史的に、RBNZは金融政策の決定において自律性を示し、しばしば連邦準備制度理事会(FRB)を含む他の中央銀行を取り巻く行動や期待から乖離してきた。
- RBNZは金利を据え置く見通し:RBNZは次回の金融政策決定会合で、キャッシュレートを5.5%に据え置くと予想される。金利変更のない会合はこれで6回目となり、RBNZはインフレ懸念に対処するため制限的なスタンスを示している。
- 利下げ期待:現在の市場予想では、8月までにRBNZが25ベーシスポイントの利下げを実施する可能性は30%、10月までに利下げが実施される可能性は90%となっている。
- 米消費者物価指数に注目:RBNZの決定と米消費者物価指数(CPI)の発表が重なるため、予想しにくい市場の動きが予想され、米消費者物価指数(CPI)の発表前後で当初の反応が逆転する可能性がある。3月の米消費者物価指数(CPI)は、ヘッドラインCPIが上昇する一方、変動の大きい食品価格とエネルギー価格を除いたコアCPIは冷え込むと予想されている。
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