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「スワップポイントの発生直前に買えばすぐにもらえるって本当?」「スワップポイントをすぐにもらう方法にリスクはないの?」といった疑問を持っている人もいるでしょう。
FXでは日本時間午前7時頃まで(サマータイムは午前6時頃まで)にポジションを保有すればスワップポイントを受け取ることができます。ただし、本当に簡単にスワップポイントを受け取ることが可能か不安を感じる人もいるのではないでしょうか?
本記事では、スワップポイントがいつもらえるか、すぐにもらえる方法や注意点を詳しく解説します。スワップトレードで手堅く利益を得たい人は、ぜひ参考にしてください。
スワップポイントとは、異なる金利を持つ2つの通貨間での金利差を反映したもので、ポジションを持ち越した際に発生する損益のことです。
高金利通貨を買い、低金利通貨を売った場合、スワップポイントを受け取ることができます。逆に低金利通貨を買い、高金利通貨を売った場合は、スワップポイントを支払わなければなりません。
ロールオーバーは、保有しているポジションの決済期日を翌営業日まで延長するプロセスです。為替取引では通常、2営業日後に決済が行われますが、投資家がポジションを持ち続けたい場合、ロールオーバーをしなければなりません。(ただし、毎回外貨の受け渡しを要求されると個人投資家は困るため、自動的にロールオーバーを行うFX会社も多いです)
ロールオーバーは、ニューヨーク市場のクローズ時(日本時間で午前7時、サマータイム中は午前6時)に行われます。このタイミングで保有しているポジションが翌日以降に繰り越されて、スワップポイントが発生する仕組みです。
スワップポイントはFX業者や通貨ペアによって異なる
受け渡しされるスワップポイントは通貨ペアによって異なります。高金利通貨と低金利通貨の組み合わせであれば多くのスワップポイントが発生しますが、高金利通貨同士や低金利通貨同士での取引で発生するスワップポイントは少ないです。
また、同じ通貨ペアでもFX業者によって受け渡しされるスワップポイントが違うので注意しましょう。特に、高金利通貨を買った場合・売った場合のいずれのケースにおいてもスワップポイントの支払いが必要なFX業者があるので十分注意が必要です。
土日のスワップポイントは木曜日にまとめて付与される
スワップポイントは毎日受け渡しが発生します。ただし、為替市場が休場する土日については、スワップポイントの受け渡しは行われません。
土日分については木曜日の早朝に3日分のスワップポイントの受け渡しを行うFX業者が多いです。
スワップポイントを直前に買う方法” width=”300″ height=”169″ />スワップポイントをすぐにもらいたいと考える人もいるかもしれません。とはいえ、ポジションを保有した時間によっては、スワップポイントがもらえるまで10時間以上待たなければならないこともあります。
1.ロールオーバー直前に買ってすぐに決済する
スワップポイントをすぐに受け取りたいならロールオーバー直前に買ってすぐに決済しましょう。
多くのFX業者でロールオーバーが行われるのは、ニューヨーク市場が閉場する日本時間7時(サマータイムは日本時間6時)です。
ロールオーバーが行われる直前にポジションを保有しておけば、たった数分のポジション保有時間でもスワップポイントを受け取ることができます。
また、日本時間早朝はほとんど値動きがないので、ロールオーバーを待ってからすぐに決済することで、為替レートの変動により損失が発生するリスクを避けやすくなります。
2.ロールオーバー直前に買って機を見て保有する
ロールオーバー直前に買って機を見て保有する方法もあります。
1つ目の方法との違いは、買った後すぐに売らずに保有し続けることです。例えば、ロールオーバー前に購入した通貨ペアの為替レートが東京市場で大きく伸びた場合、スワップポイントに加えて為替差益を得られることがあります。
ただし、エントリーと逆方向に価格が動くと、スワップポイントを超える損失を被る可能性があるので、根拠がない限りはおすすめできる方法ではありません。
国内FX業者のロールオーバーの時間
主な国内FX業者のロールオーバーの時間は以下の通りです。
FX業者 | ロールオーバーの時間
(かっこ内はサマータイムの場合) |
SBI証券 | 午前6:30以降(午前5:30以降) |
楽天証券(楽天MT4の場合) | 午前7:00(午前6:00) |
GMO外貨 | 午前7:00(午前6:00) |
マネーパートナーズ | 午前6:55以降(午前5:50以降) |
LION FX | 午前7:00(午前6:00) |
※金曜日は閉場時間が早いFX業者では、ロールオーバーの時間も早まる可能性があります。
ロールオーバーの時間は概ね6時〜7時ですが、FX業者によって若干時間が異なるケースがあります。
海外FX業者のロールオーバーの時間
主な海外FX業者のロールオーバーの時間は以下の通りです。
FX業者 | ロールオーバーの時間
(かっこ内はサマータイムの場合) |
FXGT.com | 午前7:00(午前6:00) |
XMTrading | 午前7:00(午前6:00) |
AXIORY | 午前7:00(午前6:00) |
Titan FX | 午前6:59〜7:01(午前5:59〜6:01) |
Exness | 午前7:00(午前6:00) |
なお、海外FX業者では貴金属や株式指数、暗号資産の取引も可能です。これらの商品については、ロールオーバーの時間がFXとは異なることがあるので、事前に確認しておきましょう。
ロールオーバーが実施される直前に買ってすぐに売却した場合、スワップポイントをいくらもらえるか興味がある人もいるでしょう。
ここからは、海外FX業者のFXGT.comを例に1日にもらえるスワップポイント(日本円換算時)を計算します。
それぞれの通貨ペアでスワップポイントをいくらもらえるか見ていきましょう。
1.ドル円を買う場合
FXGT.comでドル円を買った場合のスワップポイントは5.02(2024年11月27日時点)です。
ドル円のスワップポイントを日本円に換算する場合、以下の計算式を使います。
契約サイズ×数量×最小価格変動値(0.001)×スワップポイント(ポイント)
仮に1ロット(10万通貨)取引する場合のスワップポイントは以下のように計算しましょう。
10万×1×0.001×5.02=502円
FXGT.comでドル円を買った場合、1日にもらえるスワップポイントは502円です。
2.ポンド円を買う場合
FXGT.comでポンド円を買った場合のスワップポイントは6.36(2024年11月27日時点)です。
ポンド円のようなクロス円については、ドル円と同じ計算式で計算できます。
契約サイズ×数量×最小価格変動値(0.001)×スワップポイント(ポイント)
仮に1ロット(10万通貨)取引する場合のスワップポイントは以下のように計算しましょう。
10万×1×0.001×6.36=636円
FXGT.comでポンド円を買った場合、1日にもらえるスワップポイントは636円です。
3.ドルトルコリラを売る場合
FXGT.comでドルトルコリラを売る場合のスワップポイントは234(2024年11月27日時点)です。
ドルトルコリラのように日本円が含まれていない通貨ペアでは、以下の計算式を使います。
契約サイズ×数量×最小価格変動値(0.00001)×スワップポイント(ポイント)×為替レート
ドル円やポンド円などのクロス円との違いは、最後に日本円の為替レートをかけ算して計算する必要があることと、最小価格変動値が0.001ではなく0.00001になることです。
日本円に換算する際は、通貨ペアの後ろ側に来る通貨と日本円の為替レート(ドルトルコリラの場合は、トルコリラ円の為替レート)を計算します。
10万×1×0.00001×234×4.39円=1,027.26円
FXGT.comでドルトルコリラを売った場合、1日にもらえるスワップポイントは1,027.26円です。
スワップトレードをする際は、いくつか注意しなければならない点があります。
注意点を理解していないと、損をすることもあるので注意しましょう。
1.マイナススワップの場合、木曜日の支払い分は多くなる
マイナススワップが発生するポジションを保有している場合、木曜日の支払い分が多くなるので注意しましょう。木曜日の早朝は、週末(土日)分のスワップポイントが加算されるため、通常の3倍ほどの支払いをしなければなりません。
たとえポジション保有期間が水曜日から木曜日の1日だけであっても、負担が大きくなるので注意しましょう。
特に、マイナススワップの支払い額が大きい新興国通貨プアの取引時は注意が必要です。
2.早朝にスプレッドが拡大する
日本時間午前4時から8時くらいの早朝はスプレッドが拡大するため、ロールオーバー直前に買う場合、取引コストが多くかかります。
というのも、この時間帯は取引参加者が少なく、注文がマッチングしにくくなるので、多くのFX業者がスプレッドを拡大するからです。
例えば、通常時のドル円のスプレッドが1.0pips〜2.0pips前後の場合でも、早朝になると5.0pips〜10pips以上に拡大することがあります。さらに、トルコリラや南アフリカランドといった新興国通貨ペアは、スプレッドが大きく拡大するのでおすすめできません。
早朝に取引すると、受け取れるスワップポイントよりも支払うスプレッドの負担のほうが大きくなります。早朝になる前にポジションを保有して、日本時間午前8時以降に売却することを推奨します。
3.為替差損が大きいため、多くの資金の用意が必要
スワップポイントを狙った取引は為替差損が大きく、途中でロスカットに遭いポジションが強制決済されてしまうリスクがあるので、多くの資金の用意が必要です。万が一、ロスカットされた場合、これまでに得たスワップポイント以上の損失を被る可能性があるでしょう。
実際、2007年からの下落率を見ると、トルコリラ円の価格は約96%の下落、南アフリカランド円は50%以上の下落、メキシコペソ円は20%以上も下落しています。
トルコリラ円を例に説明すると17年で9,600pips暴落しているので、1トルコリラ100円のときに10ロット(100万通貨)の買いポジションを保有した場合、2024年11月時点での含み損は9,600万円になります。
よってかなりの資金を口座に入れておかなければ、途中でロスカットされて受け取ったスワップポイントを超える損失を被るでしょう。
ロスカットを避けるためには、多めに資金を口座に入れておき、大きすぎるロットで取引しないことが重要です。
ここからはスワップポイントに関する疑問に回答します。スワップトレードに興味のある人は、ぜひ参考にしてください。
スワップポイントはどこで確認できますか?
スワップポイントは取引プラットフォームから通貨ペアの詳細を確認するかFX業者の公式サイトからスワップポイントの受け渡し実績を確認できます。
ドル円のスワップポイントはなぜ高いの?
ドル円のスワップポイントが高い理由は、日米の金利差拡大や経済政策の違いによるものです。基本的に2つの国の金利差が大きいほど、スワップトレードで受け取れるスワップポイントが増えやすくなる傾向があります。
スワップポイントがマイナスになる理由はなぜですか?
FX取引では、金利の高い通貨を売り、金利が低い通貨を買った場合、マイナススワップが発生するため、ロールオーバー時にスワップポイントの支払いが必要です。また、FX業者と通貨ペアによっては、通貨ペアを買った場合・売った場合の両方でマイナススワップになることもあります。
スワップポイントを狙った取引をおすすめしない理由はありますか?
スワップポイントを狙った投資が推奨されない理由は、為替レートの変動によりスワップポイントで得られる利益を上回る損失が発生することがあるからです。特にトルコリラやメキシコペソなどの新興国通貨は高金利ですが、政治や経済の情勢が不安定なため、通貨の価値が大幅に下落することがあります。
スワップポイントで月10万円は狙えますか?
月10万円のスワップポイントを受け取るためには、かなりの資金が必要です。特に最大レバレッジが一律25倍の国内FX業者では、多くの資金を用意しなければなりません。また、海外FX業者のFXGT.comでドルトルコリラ円の取引で月10万円のスワップポイントを受け取るためには、約3.24ロット(32万4,000通貨)のポジションを保有する必要があります。為替レートがエントリーと逆方向に動くとロスカットされる可能性があるので、余分に口座に資金を入れておきましょう。
短時間でスワップポイントを受け取ることは可能
スワップトレードを受け取りたい場合は、日本時間早朝にポジションを保有すれば短時間でスワップポイントを受け取ることができます。しかし、日本時間午前4時〜8時はスプレッドが急激に拡大するため、この時間帯にポジションを保有した場合、大きな損失を被る可能性があります。深夜1時を過ぎた頃にポジションを保有して、大きな値動きが発生しないことを祈るしかないですが、ポジションを売却するまで大きく動かない保証はありません。
スワップトレードをする場合は、大きすぎないロットである程度の期間ポジションを保有し続けたほうが良いでしょう。
FXGT.comでは、最大5,000倍のレバレッジで取引できるので、国内FX業者よりも少額でポジションを保有できます。ぜひ、この機会に口座開設してみてください。