ホーム / ブログ / カテゴリー / ファンダメンタル分析 / CPI低下でドル下落、FRB記者会見後に反発
2024年6月13日 | FXGT.com

CPI低下でドル下落、FRB記者会見後に反発

  • 米ドル、重要発表の中で乱高下:米ドルは昨日、主要ニュースの影響を受けて乱高下した。ニューヨークセッション序盤、消費者物価指数(CPI)のインフレ率が予想を下回ったため、ドルは急落した。この結果、米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派的スタンスへの期待が高まった。しかし、FRBの記者会見とパウエル議長の発言を受け、ドルは反発し、それまでの損失を一部回復した。
  • 5月の消費者物価指数、前月比上昇なし:5月の米消費者物価指数(CPI)は前月比横ばいとなり、インフレがやや緩和したことを示した。年間ベースでは、CPIは3.3%の上昇となり、エコノミスト予想の年間3.4%の上昇をわずかに下回った。食品とエネルギー価格を除いたコアCPIは前月比0.2%上昇、前年比3.4%上昇した。いずれの数値も予想を下回った。
  • 米連邦準備制度理事会(FRB)が金利を据え置き、限定的な利下げを示唆:米連邦準備制度理事会(FRB)は予想通り主要金利の据え置きを決定し、さらに年内の利下げは1回にとどまるとの見通しを示した。
  • FOMCが利下げ予想を調整:米連邦公開市場委員会(FOMC)は2日間の会合を終え、3月の利下げ予想3本のうち2本を削除した。同委員会はまた、長期金利が従来予想よりも上昇することを示唆した。
  • インフレ懸念:FRBは、インフレ率が緩和したとはいえ、依然として高水準にあることを認めた。ここ数か月、FRBのインフレ目標2%に向けて若干の進展があった。新たな予測では、インフレ率が目標に戻ると小幅ながら楽観的な見通しが示され、今年後半の政策緩和が示唆された。
  • インフレ見通しの更新:FOMCは、2024年のインフレ見通しを2.6%、食品とエネルギーを除いたインフレ見通しを2.8%に引き上げ、いずれも3月から0.2パーセント上昇した。FRBが推奨するインフレ指標である個人消費支出価格指数は、4月に2.7%と2.8%を記録した。経済予測サマリー(SEP)は、インフレ率は2026年までに目標の2%に戻ると予測している。
  • パウエルFRB議長のコメント:パウエル議長は記者会見で、FRBの慎重な姿勢を改めて強調し、インフレが2%の目標に向かって持続的に進んでいることを確認するためには、より前向きなデータが必要であると述べた。パウエル議長は、インフレ目標に向けた持続可能な進展を達成するため、FRBは高金利を維持する可能性が高いと強調した。
この記事の改善にご協力ください。
免責事項:こちらに含まれるすべての資料および情報は、一般的なマーケティングを目的としたものであり、投資アドバイスや推奨、金融商品の取得、金融取引への勧誘を目的としたものではありません。投資家は、自らの投資判断のリスクについて単独で責任を負い、適切と思われる場合には、いかなる判断を下す前にも、関連する独立した専門家の助言を求める必要があります。提示された分析およびコメントには、投資家の個人的な投資目的、財務状況やニーズに関する考察は含まれていません。非独立投資調査免責事項の全文は こちら をご覧ください。 リスク開示:CFD商品は複雑な金融商品であり、資金を失う大きなリスクが伴います。 こちら より、リスク開示の全文をお読みください。

Blog Search

カテゴリ

Blog Categories

タグ

Blog Tags

Register and Share Buttons JP

登録

最新記事をご覧ください。

ご友人、フォロワーに共有ください。

クリップボードにコピーする
To top

重要なお知らせ!

当社では、お客様が当社ウェブサイト上で最高の体験を得られるようにクッキーを使用しています。

お客様は、「同意する」をクリックすることにより、当社の クッキーに関する方針に記載されているクッキーの使用を承諾したことになります。また、EUおよびイギリスに金融サービスを提供しないという当社の方針に基づき、お客様がこれらの地域の居住者でないことを確認したことになります。

レバレッジの効いた商品はすべてのトレーダーに適するわけではなく、全投資資産を失う場合があります。リスクを理解し、取引がご自身に適しているか熟慮する必要があります。 リスク開示全文をこちらからお読みください。.