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バーチャートは、欧米を中心に海外で人気のあるチャートタイプです。一方で日本では人気があるとはいえないため、ローソク足やラインチャートと何が違うのか分からない人もいるでしょう。
本記事では。バーチャートの見方や使い方、利用するメリットを紹介します。バーチャートでFX取引をしたい人は、ぜひ参考にしてください。
バーチャートは、1本の縦線と2本の横線で構成されており、各バーには一定期間の始値、高値、安値、終値の4つの価格情報が含まれます。
なお、上昇時と下降時では以下のように始値と終値の位置が異なります。
バーチャートは、1本の縦線と2本の横線で構成されており、各バーには一定期間の始値、高値、安値、終値の4つの価格情報が含まれます。
なお、上昇時と下降時では以下のように始値と終値の位置が異なります。
シンプルな見た目で、トレンド方向や値動きの大きさを把握しやすいため、米国の投資家を中心に人気のあるチャートタイプです。
米国人投資家がローソク足よりもバーチャートを好んで使う理由
バーチャートについて、どの国の誰が使い始めたか、その歴史はわかっていません。日本ではバーチャートよりもローソク足の人気が高い一方で、米国ではローソク足よりもバーチャートを使う投資家のほうが多いようです。
バーチャートが米国の投資家からの人気が高い理由としては、以下の3つが考えられます。
バーチャートは、価格の始値、終値、高値、安値をシンプルに表示するため、値動きを把握しやすい特徴があります。トレンドラインも簡単に引くことができるので、相場の大局を理解しやすいでしょう。
加えて、米国の投資家はローソク足が普及する前からバーチャートを使用していたため、親しみを持って利用する傾向があります。
このような理由により、米国ではバーチャートを使う人が多いものの、近年はローソク足を使う投資家も徐々に増えています。
バーチャートはほとんどのFX業者で利用できる
バーチャートは、ほとんどのFX業者で利用できます。
バーチャートに対応している主なFX業者を挙げると以下の通りです。
海外FX業者についてもMT4・MT5・cTraderを利用できるならバーチャートに対応しています。
各メリットについて順番に見ていきましょう。
1.シンプルで値動きが一目で分かる
バーチャートは、始値、終値、高値、安値を縦線と横線のみで表示するため、見た目がシンプルです。
余計な情報を省いている分、ローソク足よりも値動きを一目で把握しやすいため、初心者にもおすすめのチャートタイプです。
また、終値のみを表示するラインチャートと比べると、高値や安値などの情報があることで、その期間の値動きをある程度把握しやすいでしょう。
2.相場の方向性を判断しやすいバーチャートは、値動きをシンプルに表示しているため、現在の相場でトレンドが発生しているかを素早く判断できます。ローソク足よりも情報量は少ないですが、見るべきポイントを絞ることができるので、相場の方向性を判断しやすいでしょう。
3.ボラティリティの大きさが分かるバーチャートのバーのうち高値と安値の幅は、その期間の変動幅を示しています。バーの長さが長ければボラティリティ(値動き)が大きく、バーの長さが短ければボラティリティが小さいと判断可能です。
チャートタイプ | 色やパターンの特徴 |
ローソク足 | 陽線と陰線で分かれる
実体とローソク足の長さで判断 |
バーチャート | 4本の線のみで判断 |
また、終値のみを表示するラインチャートと比べると、高値や安値などの情報があることで、その期間の値動きをある程度把握しやすいでしょう。
2.相場の方向性を判断しやすい
バーチャートは、値動きをシンプルに表示しているため、現在の相場でトレンドが発生しているかを素早く判断できます。
ローソク足よりも情報量は少ないですが、見るべきポイントを絞ることができるので、相場の方向性を判断しやすいでしょう。
3.ボラティリティの大きさが分かる
バーチャートのバーのうち高値と安値の幅は、その期間の変動幅を示しています。
バーの長さが長ければボラティリティ(値動き)が大きく、バーの長さが短ければボラティリティが小さいと判断可能です。
当然、トレンド相場で価格が伸びているときは、長いバーが連続して出やすくなります。
4.幅広い銘柄と時間足で利用できる
利用しているFX業者や証バーの長さが長ければボラティリティ(値動き)が大きく、バーの長さが短ければボラティリティが小さいと判断可能です。
券会社の取引プラットフォームがバーチャートに対応していれば、取扱のある全銘柄と時間足で使用できます。
したがって、FXだけでなく株や債券、デイトレードやスイングトレードなどのトレードスタイルにかかわらず、バーチャートで相場分析が可能です。
ここからは、トレードでのバーチャートの使い方を解説します。
現在の値動きを確認する
サポートラインやレジスタンスラインを見つける
チャートパターンを見つける
バーチャートで取引してみたい人やローソク足でのトレードが苦手な人は、ぜひ、参考にしてください。
1.現在の値動きを確認する
1つ目の使い方は、現在の値動きを確認することです。
バーチャートでは、始値・終値・高値・安値の4つの情報が分かるので、直近のバーチャートがどのように動いているか確認しましょう。
さらに1本だけでなく複数のバーチャートを見ることで、どちらに動いているか、トレンドは発生しているかなどを確認できます。
2.サポートラインやレジスタンスラインを見つける
2つ目の使い方は、サポートラインやレジスタンスラインを見つけることです。
バーチャートの値動きを見ると、何度も反発する価格帯を見つけることができます。バーチャートの高値や安値をそれぞれ結ぶことで、どの価格帯がサポートやレジスタンスとして機能しているか把握しやすいでしょう。
何度も反発している価格帯まで価格が動くと、再度反転する可能性が高いので、エントリーや決済のタイミングを把握するために使うことができます。
3.チャートパターンを見つける
3つ目の使い方は、チャートパターンを見つける方法です。
バーチャートの高値あるいは安値同士を結んでいくと、以下のようなチャートパターンが見つかるかもしれません。
バーチャートは見た目がシンプルなため、ローソク足よりもチャートパターンを見つけやすいでしょう。
実際、以下のように下降トレンド時にダブルボトムの出現を発見できれば、トレンドが終了することが予測できていたでしょう。
チャートパターンを見つけたら、ルール通りにエントリーしましょう。
バーチャートの設定方法は、各FX業者によって異なりますが、一般的には、以下のように行います。
ここからはMT5を例に、バーチャートの設定方法について見ていきましょう。
1.取引ツールを開く
まずは、バーチャート対応しているMT5を開きましょう。
2.チャート画面を開く
MT5のチャートが表示されていますが、この時点ではローソク足が表示されています。画面上部のバーチャートのボタンを押しましょう。
3.チャートタイプの設定からバーチャートを選ぶ
バーチャート画面に変更されました。
MT5の場合は、以上のような手順でバーチャートを表示できます。
ここからは、バーチャートを使ったテクニカル分析の方法をいくつか紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.トレンド相場での押し目買いや戻り売り
シンプルな見た目のバーチャートでは、高値や安値同士を結んでトレンドラインを簡単に引っ張ることができるので、トレンド相場での押し目買いや戻り売りがしやすいでしょう。
以下は、バーチャートの安値同士を結んで上昇のトレンドラインを引っ張りました。そして、価格がトレンドラインに近づいたタイミングでは、押し目買いを狙うことができます。
バーチャートなら表示されている情報は少ないので、トレンド相場での判断もしやすいでしょう。
2.サポートやレジスタンスからのブレイクアウト
バーチャートやサポートラインやレジスタンスラインからのブレイクアウトを狙った取引もできます。
以下のようなレンジ相場では、バーチャートの高値同士を結んでレジスタンスライン、安値同士を結んでサポートラインを引っ張ることが可能です。
そして、どちらかのラインを超える動きを見せたら、その方向のポジションを持つと良いでしょう。
実際に、レジスタンスラインを突破後、しばらく上昇し続けています。
なお、損切りについてもサポートラインのやや下あたりに置くことができます。
3.バーチャートの値幅で反発を警戒する
バーチャートの値幅を見てトレンドからの反発を警戒することもできます。
以下のチャートを見ると、下降トレンド中のため、上昇方向に動いているバーチャートの値幅は長くありません。
しかし、丸をつけた箇所では、上昇方向のバーチャートの値幅も長くなりつつあります。
つまり、買い方の勢いも強くなりつつあることを示唆しているため、反発を警戒すべきです。売りポジションを保有している場合は決済しておくことをおすすめします。
バーチャートでは、値動きを直感的に理解しやすいため、初心者におすすめのチャートタイプです。
相場の方向性を把握しやすく、値幅も表示されるので、使いやすいチャートタイプといえるでしょう。
バーチャートを使って、トレンドラインでの押し目買いやレンジブレイクを狙って取引できます。
FXGT.comは、最大5,000倍のレバレッジで取引ができるので、少額から取引をしたい人におすすめです。また、多くの利益を狙えるでしょう。ぜひ、この機会に口座開設してみてください。