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本日のマーケットで押さえておくべき主要なトピックをまとめました。
本日の要点
昨日は米小売売上高が予想を大きく下回ったことで急速に円高が進行しました。まずは、直近の相場環境から振り返ります。
昨日のロンドン市場序盤では一時155.6円付近まで反発する場面もありましたが、ニューヨーク市場に入ると一転して大幅なドル安となりました。

主な要因は、米小売売上高が前月比0.0%(予想:0.4%)と市場予想を大きく下回ったことです。FRB(米連邦準備制度理事会)による利下げ余地を意識する投資家が増える一方で、日銀の早期利上げ観測も根強く、日米の金利差縮小を背景とした円買いが強まりました。
米小売売上高の発表前後は155.1円台後半でしたが、翌日0時には一時154.1円台を割り込み、朝方には154.3円付近で引けています。
本日11日のアジア市場でも円高の流れは止まらず、午前10時台には154円を再び割り込み、153円台を付けるなど、引き続き下値を模索する動きが続いています。
ドル円は1時間足において、昨日22時台に上昇トレンドラインを明確に下抜けました。短期的には下落方向への動きが強くなる可能性があります。

今後、下値の目安として直近安値である152.3円や、日足のトレンドライン上に位置する152円付近が意識される可能性があります。

また、ポンド円も本稿執筆時点では210円前後で推移しており、下落目線が強まっています。

1時間足のサポートラインである209.6円を明確に抜けることがあれば、日足のトレンドラインが位置する207.5円台までの下落を狙える可能性も考えられます。

一方で、サポートラインでの反発を狙うのであれば、レジスタンスラインが位置する211円台後半をターゲットにしつつ、209.55円前後に損切りを置いた買い戦略なども検討の余地があるでしょう。
午後の戦略としては、売り方の視点では現在の水準から追随するか、155.3円付近での戻りを待って売りを検討する場面です。
買い方の視点では、152.3円や152円といった主要な節目での反発を狙うことが考えられます。
ただし、日足の終値で152円を明確に割り込むような展開になれば、長期的な円高への転換を警戒して迅速に撤退を判断すべきかもしれません。
今夜は22時30分の米国雇用統計をはじめ、ボウマンFRB議長の発言や米国10年債入札など、相場を大きく動かす可能性があるイベントが重なっています。
雇用統計による乱高下のリスクを避けるため、短期的なポジションについては発表前に調整を行い、リスクを限定させておくことが推奨されます。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。