ブログ カテゴリー ファンダメンタル分析 米ドル高で円相場は34年ぶりの安値に

米ドル高で円相場は34年ぶりの安値に

2024年4月15日
  • 円に圧力:日本円は下落を続け、1ドル=154円に接近して34年ぶりの安値をつけた。米連邦準備制度理事会(FRB)が高金利を長期間維持する可能性を示唆するインフレ懸念が根強く、ドル高が円安を後押ししている。

  • FRBの利下げ期待が変化:最近の市場予想の調整により、FRBは利下げサイクルを6月ではなく9月に開始すると見られるようになった。このシフトは米ドルをサポートし、USD/JPYの新高値への上昇に寄与している。

  • 日銀の利上げスタンス:マイナス金利解除や資産買い入れの縮小など、最近の金融政策の転換にもかかわらず、日銀は円相場を支える手段として利上げを用いることを明確に否定している。

  • 為替動向に対する日本政府の警戒:鈴木俊一財務大臣は為替相場の急激な動きに懸念を示し、必要であれば適切な措置をとる「十分な準備がある」と述べ、円を安定させるための介入の可能性を示唆した。

  • 地政学的緊張と介入懸念:地政学的緊張が高まり、日本当局が円買い支えのために介入を警告しているにもかかわらず、これらの要因は円安を大きく緩和するには至っていない。

  • 今後の経済データ:投資家は現在、小売売上高やエンパイア・ステート製造業景気指数など、米国の主要経済指標に注目している。FRB当局者のコメントも、政策見通しの変化を測るために注視され、米ドルの動きに影響を与え、USD/JPYの動きにさらに影響を与える可能性がある。

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