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先週の為替市場は、日銀の9月利上げ観測により円高で反応しました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
14日の東京外国為替市場午後のドル円は1ドル159円台前半に軟化。ロイター通信が、日銀は早ければ9月の利上げを想定しており、ペースの加速も視野に入れていると報じたことが円買いを促し、一時159.1円台まで下落しました。

今週発表された米消費者物価指数や卸売物価指数を手掛かりに年内の米利上げ観測がやや後退したことも、ドルの重しとなりました。
ロンドン時間に入ると、日銀の早期利上げ観測を背景に円買い・ドル売りが先行し、159円前後まで上昇する場面もありましたが、同水準では円売りが出やすく、159.1円台に水準を切り下げました。
米10年債利回りは4.66%へ上昇し、原油は83ドル近辺まで反発するなど、金利や商品、株式の動きはまちまちで方向感を欠きました。
市場では、9月の日銀金融政策決定会合での利上げがかなり織り込まれてきたとの声が邦銀筋から出ています。
ニューヨーク外国為替市場では、7月の米小売売上高が前月比0.6%減と、市場予想の0.1%増に反して落ち込んだことが伝わると、米長期金利の低下とともに全般にドル売りが先行し、21時30分過ぎには一時158.6円台まで下落。
8月の米消費者態度指数の速報値も市場予想を下回りました。ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げ、米長期金利が上昇に転じたことや日本のファンダメンタルズに起因する円の弱さが意識されて、2時過ぎには159.4円前後まで持ち直しました。
週明け17日午前の東京外国為替市場でドル円は、堅調に推移。10時時点は159円前後と、前週末の17時時点と比べて0.2円程度の円高・ドル安水準でした。
日銀の早期利上げ観測による円買い・ドル売りが続いているほか、週明けの時間外取引で米10年債利回りが低下して始まったこともドルの重しとなり、10時過ぎには158.9円台まで下値を広げました。
ドル円は159円台半ばを超えられていない一方で、158円台半ばでは底堅い動きを見せています。

ただし、狭い範囲での値動きのため、大きな動きが出るまでは待ちの姿勢を検討したいところです。
本日の注目銘柄は日経225です。日経225が上昇トレンドに回帰するには、69,600円台の高値を超えられるかが焦点となります。

また現状三尊天井のような形にも見えるため、もし69,600円台が3つ目の山となれば大きく下落可能性があるため注意が必要です。
今夜は8月分のニューヨーク連銀製造業景気指数の発表があります。ただ、重要度は中のため、ドル円の値動きに大きく影響しないかもしれません。
中東情勢や為替介入に関する報道を警戒しておくことが必要です。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。