重要なお知らせ!
当社では、お客様が当社ウェブサイト上で最高の体験を得られるようにクッキーを使用しています。
お客様は、「同意する」をクリックすることにより、当社の クッキーに関する方針
昨日の為替市場は、159円台半ばまで円安が進行したものの為替介入への警戒感もあり、上値は抑えられました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
12日の東京外国為替市場午後のドル円相場は、節目の160円が近づき政府・日銀や日米協調による追加介入の可能性が意識されたほか、原油先物相場の上昇も一服し、上値は抑えられました。

市場では、7月の米消費者物価指数の発表後の介入を警戒する向きもあり、発表前の積極的な取引は手控えられたとの声が邦銀から聞かれています。
ロンドン時間に入ると、序盤は米CPIの発表を控えて積極的な取引が手控えられ、159.3円前後でのもみ合いとなりましたが、米国とイランの戦闘終結交渉を巡るパキスタンの仲介に関する報道に反応し、円買い・ドル売りが加速して一時158.6円前後まで急上昇する場面がありました。
その後は159円台を回復したものの方向感は定まらず、原油安と米債利回りの低下、介入への警戒感が重なり、地合いは神経質さを増しています。
市場では、介入への警戒が強いなかで円買い・ドル売りに大きく反応したのではないかとの見方が邦銀筋から出ています。
ニューヨーク外国為替市場では、7月の米CPIが前年同月比3.4%の上昇と6月の3.5%上昇から鈍化し、市場予想と一致しました。
食品とエネルギーを除くコアも2.5%の上昇で予想通りとなり、FRBが9月会合で政策金利を据え置くとの観測が一段と高まったことから、一時158.6円台まで下押し。
ただ、日本時間夕刻につけた日通し安値が目先のサポートとして働くと買い戻しが優勢となり、米長期金利が上昇に転じたことも支えとなって、3時過ぎには一時159.5円台と7月31日以来の高値を更新しました。
市場では、CPIを材料としたドル売りは長続きせず、中東情勢を巡る不透明感を背景にドル買いが入ったとの声や、発表後に円買いが勢いづかなかったことで円売り・ドル買いが出やすくなったとの受け止めも聞かれました。
13日午前の東京外国為替市場のドル円相場は159.3円前後で推移しています。
早期の米利上げ観測の後退を背景に円買い・ドル売りが引き続き優勢となる一方、中東情勢を巡る不透明感から原油相場が高止まりするなか、円売り・ドル買いも出て円の上値を抑えています。
時間外取引でWTI原油先物価格が82ドル台前半まで下落したこともあり、一時159.2円台まで小幅に下押ししましたが、強い円安地合いと介入への警戒感に挟まれ、値幅は限られました。
ドル円は長い下ヒゲのローソク足が出現していることから158円台半ばでは底堅いことがわかります。ただ、ここ数日高値を少しずつしか更新できていないため上値が重く、160円台を突破するまでに時間がかかるかもしれません。

本日の注目銘柄はポンド円です。

テクニカル的にはドル円と似たようなチャート形状をしていますが、本日は英国の第二四半期実質GDP(速報値)の発表が予定されているため、発表をきっかけにドル円に先駆けて上下どちらかに飛び出す可能性があります。
基本的には抜けたほうについていく形で問題ありません。
本日は21時30分に新規失業保険申請件数と生産者物価指数(PPI)の発表が予定されています。ただ、日銀・政府による為替介入への警戒感が強いため上値が限られる展開になりそうです。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。