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昨日の為替市場は、ドル円・ゴールドともに明確な方向感を欠き、次の材料を模索するような動きとなりました。今夜の米指標発表を控え、市場はニュース待ちの展開へ移行する可能性があります。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
23日の東京外国為替市場午後のドル円相場は、時間外取引で米10年債利回りが4.93%前後から4.95%台まで低下幅を縮小したことも支えとなり、前日の高値を上抜けて一時157.8円台後半まで値を上げました。

なお、高市首相は日米首脳会談で中国を巡る諸問題について意見交換したと記者団に述べましたが、金融政策などへの言及はありませんでした。
ロンドン外国為替市場では、一時158.3円台後半と3日以来およそ3週間ぶりの水準まで上昇。
ニューヨーク時間に入ると、9月の米製造業とサービス部門の購買担当者景気指数の速報値がいずれも予想より強く、4年以上ぶりの高水準となったことから、FRBによる追加利上げ観測が高まり、米長期金利の上昇とともに全般にドル買いが進みました。
米10年債利回りは一時5.13%前後と2007年7月以来およそ19年2カ月ぶりの高水準を記録し、ドル円も18日の高値を上抜けて2時30分過ぎには一時158.4円まで上昇。
ただ、200日移動平均線が位置する158.4円台がレジスタンスとして意識されると上昇は一服しました。
市場では、レートチェックをきっかけに進んだ円高の効果が相殺された形で、為替介入への警戒感が高まっているとの声が聞かれました。
24日午前の東京外国為替市場では、10時時点でドル円は158円前後で推移しています。
米利上げ観測を背景に米長期金利が高止まりしていることが円相場の重荷となる一方、仲値決済に向けてはドル売りが優勢との声が国内銀行の為替担当者から聞かれ、国内輸出企業による円買い・ドル売りが活発との観測が下支えとなっています。
ドル円はフィボナッチリトレースメントの61.8%を超えたが200日移動平均線で上昇が止まっています。

今後は200日移動平均線を越えて9月2日の急落前の水準まで戻すか、反落するかに注目です。
本日の注目銘柄はダウ平均株価です。ダウ平均株価は22日に付けた上ヒゲが長めのローソク足を起点に16日に付けた安値を割れる可能性があります。

16日の安値を割れた場合、200日移動平均線のある50,200ドル台まで下落するかもしれません。
本日は米国の第二四半期経常収支や新築住宅販売件数の発表が注目されています。新築住宅販売件数は前回60.7万件でしたが今回は61.7万件が予想されています。
予想より良い結果が出ればドル高、悪い結果が出ればドル安となる可能性があるため、発表予定時刻の21時30分前後のドル円の値動きに注意が必要です。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。