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株取引では、配当金を得ることができますが、いつ口座に入るか知っておきたい人もいるのではないでしょうか?
また、配当金が入ったか確認する方法を知りたい人もいるでしょう。本記事では、配当金がいつ入るか、配当金の受け取り方法などについて詳しく解説します。
これから配当金目的で株取引を始める人は、ぜひ参考にしてください。
配当金とは、企業が事業活動などで得た利益の一部をお礼として株主へ還元することです。
株主は株式を保有している限り、配当金を受け取ることができます。
配当は、現金を受け取る現金配当と自社の株式を新たに発行する株式配当の2種類があります。とはいえ、一般的には現金配当のことを配当金と呼ぶケースがほとんどです。
日本の場合、年1回もしくは2回配当金を支払う企業が多いです。
配当金を目的に投資をする方法は、大きい利益は期待できないものの堅実にお金を増やせるでしょう。
ただし、業績や財務状況が悪化すると配当金の支払いをやめる企業もあるので注意が必要です。
配当金目的で株式投資を始めたい場合は、業績が安定しているかを重視して選びましょう。
配当金と配当利回りの違い
配当金と似た言葉に配当利回りがあります。配当利回りとは、配当利回りとは、株価に対する年間配当金の割合を示すものです。
配当利回りは、以下の計算式で算出できます。
1株あたりの配当金÷株価×100
例えば、1株あたりの株価が2,000円で配当金が100円の企業の場合の配当利回りは、以下のように計算しましょう。
100円÷2,000×100=5%
平均配当利回りは 2%前後です。配当利回りが高い企業でも8%程度のため、短期間で多くの利益を得られる方法ではありません。
タイトル 2
株の配当金はいつ入る H2
株の配当金が入る目安は、各企業が定めた権利確定日の2〜3か月後と考えておきましょう。
その理由は、配当金の支払いについての決議が株主総会で行われるからです。
例えば、3月末に決算がある企業の場合は、一般的に6月下旬に株主総会が開催されます。
そして、株主総会の翌日から配当金の支払いが開始されます。
ただし、配当金について取締役会で決議する会社の場合は、5月下旬〜6月上旬頃に支払われることもあるでしょう。
配当金は、決算短信の発表や会社四季報にも記載されていますが、あくまでも予定である点に注意が必要です。
決算時の業績によっては、配当金が減配されたり増配されたりします。
入った配当金の確認方法
配当金が入ったか確認する方法は、受け取り方法によって異なります。例えば、楽天証券を例に説明すると、以下の手順で配当金の確認が可能です。
配当金の受け取り方法 | 配当金の確認方法 |
証券口座でのお受取りの場合
(株式数比例配分方式) |
1.株価照会画面の「情報表示」欄の「詳細」を押す
2.「直近予想配当」欄の「権利付最終売買日」で確認(パソコンの場合) |
1.「銘柄詳細」画面から「企業情報」タブをタップ
2.画面を下にスクロールさせて、配当基準日における権利付最終日を確認(スマホの場合) |
|
銀行口座等でのお受け取りの場合
(登録配当金受領口座方式) |
銀行口座で確認する |
配当金領収書等でのお受け取りの場合 | 株主名簿管理人(信託銀行等)から郵送される配当金領収書等を確認する |
銀行口座や配当金領収書等で受け取る場合、証券会社側では確認ができないので注意が必要です。
配当金は、権利付き最終日までに株を購入した人が受け取れます。権利付き最終日とは、配当および株主優待の権利を得る際の購入締切日のことです。
権利付き最終日の大引け(午後の閉場時間)までに株を買っている人は、株主名簿に登録されて配当金を受け取ることができます。
権利付き最終日は権利確定日(各企業が定める決算期末日や株主名簿の確定を行う日)の2営業日前を指します。
例えば、権利確定日が月曜日の企業と金曜日の企業の場合、権利付き最終日は以下のようになります。
権利確定日が月曜日の企業の場合、休日である土日が営業日に含まれないため、27日が権利付き最終日になります。
権利付き最終日が金曜日の場合は、2営業日前の水曜日が権利付き最終日です。
配当金を受け取りたい場合は、必ず権利付き最終日までに株式を保有しておきましょう。
配当金を受け取る場合、以下の4つの方法から選びます。
各受け取り方法の概要や注意点について見ていきましょう。
1.銀行口座で受け取る(登録配当金受領口座方式)
1つ目の方法は、配当金を銀行口座で受け取る(登録配当金受領口座方式)です。
この方法では、指定した1つの銀行口座に全ての証券会社の配当金を振り込むことができるので、手続きの手間を減らせます。
なぜなら、証券会社に届け出を行うと、証券保険振替機構が同一の株主と判断するためです。
配当金をそのまま生活費に充てたい人や銀行口座の管理が苦手な人におすすめの方法です。
ただし、新NISAで買い付けをしている場合の配当金は非課税にならないので注意しましょう。
また、受け取り先を郵便局にできない金融機関もあります。
2.証券口座で受け取る(株式数比例配分方式)
2つ目は、証券口座で受け取る(株式数比例配分方式)方法です。
この方法は、証券会社に預けている株の量に応じて、各証券口座で配当金を受け取ることができます。そして、支払開始日に自動で入金が行われます。
証券口座で受け取る方法を選ぶと、NISAの非課税枠を利用できるので、配当金に課税されません。
ただし、証券口座で受け取る場合は、保有銘柄の配当基準日までに手続きを終了しておく必要があります。各証券会社によって手続きにかかる時間が異なるので、余裕を持って済ませておきましょう。
3.配当金領収証を金融機関で現金に換える(配当金領収証方式)
3つ目は、配当金領収証を金融機関で現金に換える(配当金領収証方式)方法です。
配当金領収証方式を選択すると、株式の発行会社から自宅に配当金領収証が送付されます。
郵便局や銀行に配当金領収証を持っていき、現金に引き換えてもらいます。
ただし、引き換えに手間がかかる点や引き換えを忘れてしまうリスクもあるので注意しましょう。
4.銘柄ごとに指定した口座で受け取る(個別銘柄指定方式)
4つ目は、銘柄ごとに指定した口座で受け取る(個別銘柄指定方式)方法です。
個別銘柄指定方式は、A社の配当金はC銀行、B社の配当金をD銀行といったように銘柄ごとに配当金を受け取る金融機関を選べます。
複数の証券会社で同じ会社の株を保有している場合についても、銀行口座を証券会社ごとに指定する必要はありません。
ただし、株券の電子化によりこの方法を選ぶ人は減少傾向にあります。
配当金目的で株式投資をする際は、高配当銘柄を探しましょう。
高配当銘柄を探すには、インターネットで配当利回りランキングで検索するか、証券会社のスクリーニング機能を使います。
高配当銘柄を探す際は「業績が良く利益が出ているか」「財務状況に問題がないか」といった視点を持つことが重要です。
なお、一般的に高配当銘柄とは、配当利回りが3%以上といわれています。
配当金の受け取りに関するよくある質問について回答します。
これから配当金目的で株式投資を始める人は、ぜひ参考にしてください。
配当金が入金されない場合はどうするべきですか?
登録配当金受領口座方式やおよび配当金領収書受領方式の場合、証券会社の口座に配当金が入金されるわけではありません。銀行口座に入るのを待つ必要があります。
配当金には受け取り期限はありますか?
配当金領収証による受け取りの場合、払渡期間が設けられています。
配当金の受け取り期限を過ぎている場合はどうすれば良いですか?
配当金の受取期限を過ぎた場合でも発行会社各社所定の除斥期間を経過していなければ、配当金を受け取ることができます。
中間配当金が入るのはいつですか?
3月に決算が行われる企業の場合、中間配当を実施している企業の配当金受け取り時期は、11月または12月が一般的です。
外国株の配当金はいつどこに入りますか?
外国株の配当金は、外貨で証券口座に入ります。証券会社が入金処理をする関係で、現地の支払日から1〜2営業日後に入金されることが多いです。
配当金が入るまで気長に待とう!
株の配当金は、各企業が定めた権利確定日の2〜3か月後に入ることがほとんどです。
したがって、配当金の振込があるまでに多少時間がかかります。
また、配当金がたくさんもらえる高配当銘柄を探すためには証券会社のスクリーニング機能が便利です。
ただし、企業の業績が悪化した場合、配当金が減配されたり廃止されたりすることもあるので注意しましょう。
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