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先週のドル円は高市首相の発言で一時円高が進むも大きな動きとはなりませんでした。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
17日の東京外国為替市場におけるドル円相場は、高市首相がGPIFによる国内金融資産への投資後押しを重視する旨を発言したことで、一時162.1円前後まで円買い・ドル売りが進み、下方向にレンジを広げました。

しかし売りの勢いは長続きせず、その後は162.2円台で下げ止まる展開。
続くロンドン外国為替市場でも、高市首相の発言に対する反応から一時162.1円前後まで円が買われる場面が見られました。
しかし一巡後はドル買いが盛り返し、徐々に162.4円前後まで押し戻されるなど、下値を切り上げる推移。
ニューヨーク外国為替市場では、ドル円は162.4円前後と前日終値付近でのほぼ横ばいの取引。
米国とイランによる攻撃の応酬が続く中、米メディアによりトランプ大統領がイランへの大規模攻撃を検討していると報じられ、原油先物価格が一時1バレル=82.8ドル前後まで上昇する局面がありました。
これに伴い有事のドル買いが意識され、一時162.5円前後まで上値を伸ばしました。
一方で、米国の物価指標が落ち着いた内容となったことで早期利上げ観測が後退しており、ドルの上値を抑える要因となりました。
主要イベントを通過したことも重なり、結果として狭い値幅での方向感に欠けるもみ合いに終始。
週が明けた20日午前の東京外国為替市場では、ドル円は伸び悩み、162.3円前後まで軟化しました。
早朝に試したドル買いが一巡したことで上値の重さが目立ち始めたほか、急騰していた原油先物価格が1バレル=83ドル台へと落ち着いたことでドルを積極的に買い進める地合いが弱まり、小幅に押し戻される展開となっています。
ドル円はここ数日小幅な値動きで推移していること、ボリンジャーバンドが収縮していることから、次の動きが出るまで待つことを検討しましょう。

本日の注目銘柄は日経225です。6月11日の安値であった62,200円前後まで下落した後、反発しました。

本日は再び安値割れに挑戦する動きとなるのか注目です。62,200円前後を割れた場合、次の目標として59,100円前後が浮上します。
本日は6月分のカナダ消費者物価指数の発表があるため、カナダ円などカナダ系の通貨ペアは動きがあるかもしれません。
しかし、米国の重要な経済指標の発表は予定されていないため、ドル円やユーロドルは引き続き小幅な値動きが予想されます。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。