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これからFXを始める人やFXを始めて間もない人のなかには、ポジショントレードに興味を持っている人もいるでしょう。しかし、ポジショントレードで利益を得られるのか、初心者でもできそうか疑問を持っている人もいるのではないでしょうか?
本記事では、ポジショントレードをおすすめする人や注意点、利益を出すポイントを紹介します。ポジショントレードに興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
ポジショントレードとは、数週間、数週間、数年単位でポジションを持つトレードスタイルのことです。
ポジショントレードは、FXはもちろん、株式投資や債券投資でも利用できます。
ポジショントレードをする場合、一般的にはロング(買い)のポジションを保有し続けることが多いです。
また、FXでは高金利通貨と低金利通貨を組み合わせた通貨ペアを保有してスワップポイントを受け取るスワップトレードと呼ばれる稼ぎ方もあります。スワップトレードもポジショントレードの1種に数えられます。
FXではポジショントレード以外に、スキャルピングやデイトレードといったトレードスタイルもあります。
ポジショントレードとほかのトレードスタイルとで最も大きな違いは、ポジションの保有期間です。
トレードスタイル | ポジション保有期間 | 狙う利益と損切りの目安 |
ポジショントレード | 数週間〜数年 | 数百pips〜数千pips |
スキャルピング | 数秒〜数分 | 1〜10pips |
デイトレード | 数分から1日以内 | 10pips〜50pips |
スイングトレード | 数時間から数週間 | 50pips〜数百pips |
ポジショントレードは、短くとも数週間、長いと数年間ポジションを保有するトレードスタイルです。
また、狙う利益と損切りも、ほかのトレードスタイルよりも大きめに取ります。
つまり、ポジショントレードは、長い期間をかけて大きな利益を狙うトレードスタイルです。
ポジショントレードをする場合、基本的に相場観を判断する時間足は週足や月足、エントリーには日足・週足・月足といった時間足を使います。
以下の表は、ポジショントレードとそのほかのトレードスタイルの相場観の判断やエントリーに使う時間足をまとめたものです。
トレードスタイル | エントリーに使う時間足 | 相場観を判断する時間足 |
ポジショントレード | 日足〜月足 | 週足や月足 |
スキャルピング | 1分足や5分足 | 5分足〜1時間足 |
デイトレード | 5分足〜1時間足 | 4時間足〜日足 |
スイングトレード | 4時間足〜日足 | 日足〜月足 |
ポジショントレードでは、他のトレードスタイルのように短い時間足はほとんど使わないため、より長期目線で取引を行うトレードスタイルといえるでしょう。
ポジショントレードは、以下のような人におすすめのトレードスタイルです。
順番に解説します。
ポジショントレードは、相場の短期的な値動きに振り回されずに落ち着いてトレードしたい人におすすめです。
ポジショントレードでは長期保有が前提のため、エントリーから少し逆行しただけでは損切りしません。
また、四六時中チャートを見る必要がないので、落ち着いて取引ができます。
過去にスキャルピングやデイトレードに挑戦した結果、値動きに振り回されて売買を繰り返した経験がある人でも簡単に利用できます。
ポジショントレードは、仕事が忙しくてトレードに多くの時間を割けない人におすすめです。
なぜなら、ポジションを持っていないときは、相場が大きく動くのを待つだけだからです。
エントリーの機会も少ないため、チャートを見る時間は1日ごとや1週間くらいの頻度でも問題ありません。家庭生活とFX取引の両立が簡単にできます。
ポジショントレードは、スワップポイントをたくさん受け取りたい人におすすめです。
ポジショントレードはポジションを長期間保有するトレードスタイルのため、スワップポイントをコツコツ貯めることができます。
例えば海外FX業者のFXGTを例に説明すると、ドル円をロングした場合、1日ごとに593円(2024年7月19日時点)のスワップポイントを受け取ることが可能です。
0.001×10万通貨×5.93ポイント×1ロット=593円
以下のようにドル円の保有期間が長くなれば、たくさんのスワップポイントを受け取れるでしょう。
ポジション保有期間 | 受け取れるスワップポイント(1ロット) |
1日 | 593円 |
365日 | 21万6,445円 |
1,825日(5年) | 108万2,225円 |
※スワップポイントは変動することがあります。
スワップをたくさん受け取りたい人は、ポジショントレードで取引しましょう。
ポジショントレードを始めたい場合は、以下のようなデメリットについて理解しておきましょう。
これらのデメリットを理解していなければ、後悔する可能性があります。それぞれのデメリットについて順番に見ていきましょう。
ポジショントレードは、大きい値幅を狙う分、エントリー方向と逆に動いてロスカットされたときに発生する損失も大きくなります。
例えば、1ロット(10万通貨)でエントリーした際にロスカット幅をエントリー価格から10円(1,000pips)離れた価格に置いていたケースで考えましょう。
この状況でポジションがロスカットされると、100万円の損失が発生します。
10万通貨×10円=100万円
ロスカットされた際に100万円の損失を受け入れられない場合は、ロットを小さくしたほうが良いでしょう。
エントリーするロットを0.1ロット(1万通貨)にしておけば、損失額は10分の1で済みます。
ポジショントレードは、資金を長期間動かせません。なぜなら、長期間ポジションを保有し続ける前提があるため、決済するまでポジションの保有に必要な証拠金を口座から動かすことができないからです。
さらに、必要証拠金以外の資金を口座から移動すると、含み損に耐えられる値幅が短くなるので、ロスカットされる可能性が高くなります。
つまり、ポジショントレードで安全に運用するためには、口座に資金を多めに入れておかなければなりません。
特にFX以外にも投資をしている場合、仮想通貨や株式投資でエントリーしたくても、資金を動かせずにチャンスを逃すこともあるでしょう。
ポジショントレードでは、スキャルピングやデイトレードよりもエントリーできるチャンスはほとんどありません。
なぜなら、ポジショントレードで大きな利益幅を狙えるようなトレンドはめったに起きないからです。
例えば、豪ドルNZドルで500pips以上の利益を狙ってポジショントレードをする場合、2018年9月から2024年7月までに約6年間でエントリーできるチャンスはわずか8回でした。
ただし、8回のチャンスは、相場の天井と大底を正確に予測できた場合の回数です。天井と大底を正確に予測できなかった場合、エントリーチャンスはもっと少なくなる可能性があります。
ポジショントレードでは、相場の反転をピンポイントで捉えるのは難しいです。
というのも、天井や大底からある程度反転しなければ、テクニカル分析のシグナルが出現しないからです。
当然、デイトレードやスイングトレードよりもエントリーが遅くなるので、損切り幅も長くなります。
そのため、ロスカットにかかった場合、損失額も大きくなるでしょう。
ポジショントレードでは、長期間ポジションを保有するため、マイナススワップが発生する売買方向のポジションを持つと負担が大きくなります。
例えばトルコリラ円を1日保有するごとに1ロットあたり1,100円のマイナススワップが発生する場合で考えてみましょう。
トルコリラ円を2023年3月6日に7.2円でショートして、2024年3月6日に4.7円で決済したと仮定します。
この場合、1ロットの売りポジションで得られる利益は25万円です。
一方、ポジション保有中に支払うスワップは40万1,500円になります。
1,100円×365=40万1,500円
マイナススワップが大きいポジションを持つと、為替損益を上回るスワップを支払わなければならないことがあります。
スワップポイントを支払っても利益が残るか計算してからエントリーしましょう。
ポジショントレードで利益を出すためには以下のポイントも踏まえて取引しましょう。
それぞれのポイントについて順番に解説します。
ポジショントレードでは、テクニカル分析だけでなく、ファンダメンタル分析も重視しましょう。
その理由は、長期的な相場の流れを予測するのにファンダメンタル分析は欠かせないからです。
FXの取引で重要視して見るべき情報は、主要国の金融政策です。特にスワップトレードでは、金融政策によって決定した金利次第で受け取ることができるスワップポイントが大きく変わります。
特に米国の金融政策は、米国以外の国の景気にも大きな影響を与えるため、ドルを取引しない人も確認しましょう。
ポジショントレードをする場合、暴落によるロスカットを避けるために、ロットは小さくするべきです。
数年、数十年かけて1,000pip以上の値動きが発生することは珍しくないので、ロットが大きいとロスカットされる恐れがあるからです。
例えば、以下は2007年の世界金融危機が発生したときの豪ドル円のチャートですが、たった2か月で4,800pipsも暴落しました。
1ロット取引していた場合、最大で48万円の含み損が発生しています。しかし、0.1ロットにしていれば、含み損を4万8,000円に抑えられたでしょう。
また、スワップトレードで高金利通貨を取引する場合は、暴落リスクに注意しましょう。
というのも、高金利通貨は政情不安や経済基盤の脆弱性が原因で、先進国の通貨よりも大きく値下がりする可能性があるからです。
実際に、トルコリラ円は2007年から2024年にかけて9,600pipsも暴落しました。
ポジショントレードでは、ロスカットによる損失に遭わないように、ロットを小さくしましょう。
ポジショントレードは、デイトレードと比べると相場の予測が難しいといわれています。ポジショントレードをする場合は、テクニカル分析だけでなくファンダメンタル分析も行って、相場の流れを予測しましょう。
また、ポジショントレードは大きなリターンを狙える反面、損切り幅が長くなるため、小さいロットでの取引をおすすめします。
FXGTは口座開設ボーナスや入金ボーナスが充実しているので、資金が少ない人でも証拠金が多い状態から取引を始めることができます。
また、1,000倍のレバレッジで取引でき、必要証拠金はかなり抑えることができます。ぜひこの機会に口座開設してみてください。