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「アクティブファンドとインデックスファンドの違いが分からない」「どっちを選ぶべきか分からない」といった悩みを持っていませんか?
アクティブファンドやインデックスファンドは、投資信託の種類です。特に新NISAでの投資を考えている人は、どっちを選べば利益を得やすいか気になる人もいるでしょう。
本記事では、アクティブファンドやインデックスファンドの違い、それぞれおすすめする人や注意点を解説します。
どちらに投資すべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
アクティブファンドとインデックスファンドの違いを挙げると6つあります。
それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。
1.運用方針
インデックスファンドは、日経平均株価やS&P500などのインデックスに連動することを目的に運用します。
一方、アクティブファンドは、、ファンドマネージャーは市場や企業の調査・分析を行うことで、インデックスを上回るリターンを目指すことを目的としています。
2.運用コスト
インデックスファンドは、信託報酬手数料を始めとした運用コストを抑えることができる商品です。なぜなら、機械的に指数に連動するように設計されているからです。
しかし、アクティブファンドは、ファンドマネージャーやアナリストが詳細に銘柄選定や市場分析をするため、運用コストが高くなる傾向があります。
3.値動きの分かりやすさ
インデックスファンドは市場全体の動きを反映するため、値動きが分かりやすい傾向があるでしょう。
一方、アクティブファンドはファンドマネージャーによって投資する銘柄やセクターが大きく異なります。
特定の銘柄やセクター(業種)に集中投資することも多いため、値動きは複雑になるでしょう。
4.組入銘柄
インデックスファンドは、特定の指数に含まれる銘柄をそのまま組み入れるため、広範囲な銘柄に分散投資が可能です。
例えば、日経225に連動するインデックスを運用する場合、投資先は日経225に組み入れられている225銘柄となります。
一方、アクティブファンドは、ファンドマネージャーが選定した成長が期待できる特定の株式や資産で構成されます。
特定の銘柄やセクターの割合が多くを占めている場合、分散効果がほとんどないため、注意が必要です。
5.保有資産の変更のしやすさ
インデックスファンドは指数そのものに投資するため、保有資産が変更されることはほとんどありません。したがって、指数が大きく値下がりした場合にほかの銘柄や商品に乗り換えることはできません。
一方で、アクティブファンドは相場環境に応じて柔軟に運用商品を変更します。投資先の銘柄の運用成績が悪い場合は、利益を上げるためにほかの銘柄に切り替えることもあります。
6.投資戦略の自由度
インデックスファンドは特定の指数に従って運用するため、投資戦略を変えることはほとんどありません。
一方、アクティブファンドは相場環境や経済状況に応じてポートフォリオを柔軟に調整することがあります。
リターンを増やすために柔軟に投資戦略を変えることができます。
アクティブファンドでは市場を超えるリターンを目指します。
アクティブファンドをおすすめする人は、以下のような人です。
どのような人におすすめか詳しく見ていきましょう。
1.高いリターンを狙いたい人
アクティブファンドは高いリターンを狙いたい人におすすめです。
その理由は、特定の業種や地域に集中投資することが可能なためです。例えば、ITやバイオテクノロジーといった分野は、成長への期待が高いので、インデックスファンドを上回るパフォーマンスを狙うことができます。
また、相場環境に応じてポートフォリオを柔軟に調整できるため、下落局面ではリスクを回避する戦略を取ることも可能です
2.短期間でリターンを狙いたい人
アクティブファンドは、短期間でリターンを狙いたい人にもおすすめです。投資先を柔軟に調整できるので、相場全体が下落している場合でも特定の銘柄やセクターに投資して高いリターンを狙うことができます。
特にこれから大きく成長する銘柄やセクターに投資できた場合、インデックスファンドよりも短期間で多くのリターンを得られる可能性があります。
例えば、大和-NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)に1年間運用していた場合、109.25%(2024年10月30日現在)のリターン(2倍以上)を得られていました。
出典:SBI証券
このようにアクティブファンドでは、短期間に資産を2倍以上に増やせる銘柄もあります。
3.投資経験が豊富な人
アクティブファンドは、投資経験が豊富な人におすすめします。というのも、手数料が高い傾向があるため、ある程度の投資知識や経験があり、投資先のファンドが有望であるかを判断できる人でなければ、利益を得るのは難しいからです。
投資経験が豊富で自信のある人なら、アクティブファンドへの投資で利益を出せる可能性があります。
アクティブファンドに投資すればインデックスファンドよりも高い利益を得られるかもしれません。
しかし、以下のような注意点があります。
それぞれの注意点について順番に見ていきましょう。
1.手数料が高い
アクティブファンドは、手数料が高いです。
大和-NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)
支払う手数料の負担が大きくなるため、利益を圧迫する可能性があります。
一般的にアクティブファンドの信託報酬手数料は1.0%〜2.0%程度です。信託報酬手数料が0.1%〜0.5%程度しかないインデックスファンドと比べると、手数料の支払いの負担が多くかかることが分かります。
特に長期的に運用を続ける場合、手数料の負担は大きくなります。
2.インデックスファンドよりもパフォーマンスが悪い
アクティブファンドは市場平均を上回るリターンを目指しています。しかし、実際には多くのアクティブファンドは、インデックスファンドよりもパフォーマンスが良くありません。
以下は、SPIVAが発表している米国、日本、EUで指数のパフォーマンスを下回ったアクティブファンドの割合です。
1年 | 5年 | 10年 | |
S&P500(米国) | 76.17% | 85.91% | 90.08% |
S&P Japan500(日本) | 70.71% | 81.92% | 80.55% |
S&P350(ヨーロッパ) | 84.41% | 91.36% | 92.07% |
出典:SPIVA
投資期間が1年、5年、10年のいずれもほとんどのアクティブファンドは指数のパフォーマンスを下回っています。
特に投資期間が10年の場合、米国とEUでは9割以上のアクティブファンドが指数のパフォーマンスよりも成績が悪いことが分かりました。
よって、アクティブファンドで利益を出すためには、慎重に銘柄を選定する必要があります。
3.特定の銘柄や業界に集中投資するので大きな損失を被ることもある
アクティブファンドでは成長が期待できる特定の銘柄やセクターに集中投資することが多いので、大きな損失を被る可能性があります。
なぜなら、組入銘柄が少ないため、投資した銘柄の成績が悪ければ、ほかの銘柄の利益でカバーすることが難しいからです。
特に成長が期待できる銘柄は、逆に多くの投資家には認められていない可能性もあるので、大きく値下がりすることも珍しくありません。
インデックスファンドをおすすめするのは以下のような人です。
これからインデックスファンドでの運用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
1.投資初心者
インデックスファンドは、投資初心者におすすめです。
なぜなら、特定の指数に連動することを目指しており、値動きを追いやすいからです。
例えば、NYダウに連動した成績を目指すインデックスファンドであれば、NYダウの値動きや情報収集をします。
アクティブファンドのように個別銘柄の値動きを気にする必要はないので、分析もしやすいでしょう。
2.長期的な資産形成を目指す人
インデックスファンドは、長期的な資産形成を目指す人におすすめです。
その理由は、株式市場は長期的に成長する傾向があるためです。これまでの株式市場の歴史では、一時的に大きく下落することがあっても、時間の経過により下落前の水準に回復してさらに上昇することが多くありました。
したがって、長期的に投資し続けることで、リターンを増やしやすくなります。
また、多くのインデックスファンドは手数料が低く設定されているため、長期間の投資であっても運用コストを抑えることが可能です。
実際、老後に備えた資産形成を目的に新NISAを始める人の多くは、インデックスファンドを選んでいます。
3.分散投資をしたい人
インデックスファンドは分散投資をしたい人におすすめです。
インデックスファンドは特定の指数に連動するように設計されているため、一つのファンドを通じて多くの銘柄に投資できます。
例えば、日経平均株価やS&P500などの指数に連動するファンドを購入することで、それぞれの指数を構成する多くの企業の株式に自動的に投資可能です。
特定の銘柄やセクターへの依存が減るため、1つの銘柄で損をしてもほかの銘柄の利益でカバーしやすくなります。
インデックスファンドの注意点
インデックスファンドは利益が出やすい印象があるかもしれませんが、以下のような注意点もあります。
これからインデックスファンドへ投資を検討している人は、必ず確認しておきましょう。
1.短期的なリターンは期待できない
インデックスファンドは市場全体の動きに連動することを目指しているため、短期間に大きなリターンを得ることは期待できません。
なぜなら、ベンチマーク先となる株式指数が短期間に2倍以上になるケースはほとんどないからです。
加えて、リーマンショックやコロナショックのように短期間に大きく値下がりすることもあります。
インデックスファンドは長期投資家向けの投資先です。
2.市場全体が下落傾向になると大きな損失を被ることがある
インデックスファンドは、市場全体が下落傾向になると大きな損失を被ることがあります。
なぜなら、景気が悪化すれば、米国のNYダウやS&P500だけでなく、日経平均株価やユーロ・ストックス50、オーストラリア200など世界中の指数のパフォーマンスが悪化しやすくなるからです。
例えば、以下はコロナショック時の各資産のリターン一覧です。
出典:myINDEX
日本株のリターンは-15.7%、米国株・先進国株・エマージング株(新興国市場)に至っては-20%を超えています。
このように市場全体の景気が悪化しているときは、インデックスファンドのパフォーマンスも大きく下がることがあるので注意しましょう。
3.投資先の選択肢が少ない
インデックスファンドは特定の指数に基づいて運用されるため、投資先として選べる銘柄やセクターは限られています。
アクティブファンドのように個別株や特定のセクターに集中投資をすることはありません。
自分自身で銘柄選定を行うのが楽しみな人や投資に自信があるので自分で投資先を選びたい人には、向いていない方法です。
ここからは、アクティブファンドとインデックスファンドについてよくある質問に回答します。
おすすめのアクティブファンドはありますか?
アクティブファンドを選ぶ際は、各証券会社で人気があり、3年以上のリターンが高いものを選びましょう。
インデックスファンドとアクティブファンドの見分け方はありますか?
インデックスファンドとアクティブファンドを見分けるためには「商品名称」「交付目論見書」「証券会社の投資信託のページ」などで確認する方法があります。
つみたて投資枠ではインデックスファンドとアクティブファンドのどっちがいいですか?
つみたて投資枠は長期間投資することが前提のため、信託報酬手数料が安くリターンが安定しているインデックスファンドがおすすめです。
アクティブファンドとインデックスファンドで悩んだら基本的にインデックスファンドをおすすめします。なぜなら、信託報酬手数料が安く、アクティブファンドよりも成績が良いことが多いからです。加えて、指数をベンチマークにしているので、初心者でも値動きが分かりやすいでしょう。
ただし、インデックスファンドは長期的な資産形成には向いていますが、短期間に大きなリターンを狙うのは簡単ではないので注意が必要です。
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