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インデックスファンドは、多くの専門家が初心者におすすめする投資方法です。とはいえ、なぜ初心者向きの投資方法か、失敗することがないか疑問を持っている人もいるのではないでしょうか?
本記事では、インデックスファンドの概要や初心者におすすめされやすい理由について詳しく解説します。
インデックスファンドへの投資を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
インデックスファンドとは、指数に連動した運用成果を目指す投資信託のことです。インデックスは指標、ファンドは投資信託のことです。
代表的な指数には、日経平均株価、S&P500、NYダウといった先進国の株価指数の他、
コモディティ指数やリート指数などが存在します。
また、インデックファンドと似た言葉にインデックス投資がありますが、これは投資信託以外の方法でインデックスに投資する方法全般を指します。
インデックスファンドと対をなすものとして、アクティブファンドがあります。
インデックスファンドとアクティブファンドの主な違いは2つあります。
インデックスファンドが指数に連動した成果を目指すのに対して、アクティブファンドは指数を上回る成果を目指すファンドです。
そして、インデックスファンドはアクティブファンドよりもコストを抑えることができます。
なぜなら、インデックスファンドでは、銘柄選定のための調査や分析、ポートフォリオ構築といった手間がかからないからです。近年では、信託報酬が0.15%前後のインデックスファンドも登場しているので、低コストで投資ができます。
一方、アクティブファンドでは市場平均を上回る運用成果を挙げるために企業訪問や分析を行うファンドマネージャーに支払う報酬が多くかかります。アクティブファンドでは、販売手数料が2〜3%、信託報酬が年率1%以上かかることも珍しくありません。
インデックスファンドとアクティブファンドの違いを理解してから購入を検討しましょう。
インデックスファンドは、専門家からも初心者におすすめの投資方法として紹介されることがあります。その理由は主に5つあります。
それぞれの理由について詳しくみていきましょう。
インデックスファンドは、指数の動きに連動する商品のため、値動きを把握しやすいです。例えば、ダウ平均株価のインデックスファンドに投資する場合は、ダウ平均株価のチャートを見るだけで値動きの推移がわかります。
一方で、複数の個別銘柄に投資をする場合、それぞれの銘柄を毎回チェックしなければなりません。投資の知識があまりない初心者にとって、複数の銘柄の値動きをチェックして分析をするのは簡単ではないでしょう。
インデックスファンドへの投資は、勉強する時間を多く取れない人にもおすすめです。
インデックスファンドは、アクティブファンドよりも信託報酬や管理手数料といったコストが低いため、多くの利益を残しやすいです。
100万円分の投資信託を10年間年利6%で運用する場合で考えてみましょう。
信託報酬が0.2%のインデックスファンドで運用をした場合と信託報酬が1.2%のアクティブファンドで運用をした場合の利益を比較すると以下のようになります。
ファンド | 信託報酬額の合計 | 信託報酬控除後に残る利益 |
インデックスファンド | 3万円 | 175万円 |
アクティブファンド | 19万円 | 159万円 |
同じ利益を得た場合でも信託報酬が0.2%のインデックスファンドで運用したほうが、16万円も利益が増えます。
投資を始めたばかりの人は、アクティブファンドよりもインデックスファンドを選んだほうが利益を残せる可能性があるでしょう。
アクティブファンドは市場平均を超える成果を目指して運用されるファンドですが、運用成果を比べるとインデックスファンドに負けることが多いというデータがあります。
以下の表は、SPIVA (S&P Indices Versus Active)が公開しているインデックスファンドに負けているアクティブファンドの割合のデータです。
投資期間 | 3年 | 5年 | 10年 |
日本 | 77.68% | 86.27% | 85.34% |
米国 | 79.78% | 78.68% | 87.42% |
日本と米国の3年、5年、10年のいずれの条件においても、8割近いアクティブファンドがインデックスファンドに負けていることがわかります。
投資に詳しいファンドマネージャーが時間とお金をかけて運用をしても、市場平均を超える成果を出すのは簡単ではありません。
初心者なら無難にインデックスファンドを選びましょう。
インデックスファンドは、100円から始めることもできます。個別株や不動産投資のように大きな資金を用意しなくても良いので、少額から始めやすい投資方法です。
また、少額の取引なら大きな損失を被る可能性が低いので、投資に怖い印象を持っている人でも安心して取引ができるでしょう。
なぜなら、1つのインデックスファンドを購入すれば、指数を構成する銘柄と同じ銘柄に分散投資するのと同じ効果を期待できるからです。
インデックスファンドは、初心者でも手軽に分散投資ができる方法です。
個別株に投資するように、銘柄選定の手間や時間をかける必要もありません。インデックスファンドなら初心者であっても簡単に分散投資が可能です。
インデックスファンドは確実に利益を得られる投資先ではありません。インデックスファンドに投資をする際には、以下の点に注意する必要があります。
それぞれの注意点について順番に解説します。
インデックファンドへの投資では、短期間で多くのリターンは見込めません。その理由は、指数の値動きと連動する運用成果を目指している以上、市場平均を大きく上回るリターンを得るのは難しいからです。
個別株であれば、短期間で価格が数倍になる場合もありますが、インデックスファンドでそこまでのリターンを期待するのは難しいでしょう。
インデックスファンドへ投資をした場合でも元本割れすることがあります。元本割れとは、購入時点より価格が値下がりすることです。
インデックスファンドと連動する指数は、値下がりすることもあるため、購入したタイミング次第では損をする可能性があります。
重要な点は、元本割れをした場合でも慌てて売却しないことです。なぜなら、売却してしまうと損失が確定しますが、再度値上がりをするまで持ち続けることで、損をしないで済む可能性があるからです。
例えば、以下のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、2020年2月17日以降大きく値下がりしていた時期がありました。
出典:YAHOO!ファイナンス
しかし、慌てて売却をしなければ、その後の上昇により多くの利益を得ることができます。
インデックスファンドを購入する際は、元本割れをしてもすぐに売却するのではなく、長期間保有する前提で持つことを推奨します。
<h3>3.分配金を受け取った場合、リターンが悪化することがある</h3>
一部のインデックスファンドでは、一定の期間ごとに分配金を受け取ることができます。分配金とは株式の配当金のようなものです。
分配金をそのまま受け取った場合、長期的なリターンが悪化することがあるので注意しましょう。
その理由は、複利によって得られていたはずのリターンをもらえなくなるからです。
長期的にインデックスファンドに投資をして多くのリターンを得たい場合は、分配金を自動的に再投資するようにしましょう。
そうすることで、運用資金が大きくなり複利効果も高くなるので、リターンを増やしやすくなります。
インデックスファンドへの投資は以下のような人におすすめです。
おすすめする理由について詳しく解説します。
インデックスファンドは投資にかかるコストを抑えたい人におすすめです。インデックスファンドには購入時手数料が無料かつ信託報酬が0%台のものも多くあります。
購入時手数料が2〜3%、信託報酬が1%以上必要なアクティブファンドよりもコストを抑えることが可能です。
初心者でも利益を残しやすいインデックスファンドをおすすめします。
インデックスファンドは、長期的に資産を形成したい人におすすめです。インデックスファンドの平均利回りは、一般的に3〜5%前後しかありません。
しかし、長期的に投資を続けることで高い複利効果を期待できるため、利益を増やしやすくなります。
また、積立投資もできるため、資金の少ない人でも手軽に長期投資ができます。
このような理由から老後の資産形成などを目的とした長期投資におすすめの運用方法です。
インデックスファンドは、手軽に分散投資をしたい人におすすめです。インデックスファンドを1つ購入するだけで、同時に複数の銘柄に分散投資ができます。
1つの銘柄の値動きのみを追うだけで良いため、銘柄選定や購入する銘柄の配分がわからない初心者でも手軽に分散投資ができるでしょう。
インデックスファンドは、初心者や少額から投資を始めたい人におすすめの投資方法です。
手数料が安く、1つのインデックスファンドを購入するだけで幅広い銘柄に分散投資ができます。
ただし、インデックスファンドにも元本割れのリスクがあるため、損失を被ることがあるので注意が必要です。値下がりした際に慌てて売却しないように、少額から始めることを推奨します。
インデックスファンドへの投資では、短期間に大きなリターンを狙うのは困難です。短期間で効率的に利益を増やしたいのであれば、レバレッジ取引が可能なFXを検討してはいかがでしょうか。
FXGTでは、最大1,000倍のレバレッジでトレードができるため、少額からFXの取引が可能です。FXだけでなく、株価指数や貴金属といったCFD取引も扱っておりますので、ぜひご利用ください。