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昨日の為替市場は、161.9円台まで上昇する局面もありましたが、為替介入を警戒して上値が重い展開が続きました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
東京外国為替市場午後のドル円は一時161.5円前後まで下押ししました。

背景として、後場の日経平均が韓国株の急落を嫌気して一時3,700円超の下落を見せたこと、サウジアラビアによる石油積み込み再開との報道を受けてWTI原油先物が70ドル台前半まで下落したことがあります。
ロンドン時間に入ると、米長期金利が小幅に低下するなか、ドル売りの動きが先行。前日に一時161.9円前後と約2年ぶりの円安水準を付けた後とあって、調整的な円買い・ドル売りが出やすい状況が続きました。
米利上げ観測の根強さが下支えとなったものの、本邦当局による為替介入が意識される水準では上値を追いにくい雰囲気もあり、161.5円前後から161.8円台でのもみ合いとなりました。
ニューヨーク市場では前日の2024年7月高値に並ぶ161.9円前後の水準を意識しつつも、米長期金利の低下やミシガン大学が発表した6月の消費者信頼感指数(確報値)が市場予想を下回ったことが重しとなり、戻りは限定的。
その一方で、日米金利差が開いた状態が続くとの見方や、トランプ米大統領がイランのドローン攻撃を停戦合意への違反と非難したことによる有事のドル買いが支えとなり、161.7円前後で引けました。
週明け29日午前の東京外国為替市場では、月末を迎えた国内輸入企業によるドル買い・円売りの動きが見られたものの、政府・日銀による為替介入への警戒感が強く、円の下げ幅は限られています。
162円台が視野に入る水準では介入リスクを警戒する声が多く、市場参加者の関心は引き続き当局の動向に集まっています。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。
ドル円はここ数日161.5円前後から161.9円前後で推移しており、安易に売買するのではなくどちらか抜けたほうに付いていくことを検討したほうが良いでしょう。

また、小幅な値動きが続いていることもあり、ひとたびどちらかを抜ければ大きなトレンドに進展する可能性があります。
本日の注目銘柄は日経225です。日経225はトレンドラインがある65,300円前後まで下落するかもしれません。

その一方でチャネルの上値は75,000円台後半まで伸びていますが、現在の価格から上方向へ伸びていくかは分かりません。押し目買いを待つなどリスクを抑えた取引が求められます。
本日は重要度の高い経済指標の発表はありません。引き続き政府・日銀の要人発言や為替介入の動きがないか注視する必要があります。
また夜にかけては中東情勢の動きにも注意を払いつつ売買判断をする必要があります。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。