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週末の為替市場は、政府・日銀による為替介入への警戒感はあるものの引き続き円安が続きました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
19日午後の東京外国為替市場では、米国の政策金利の先高感が市場で意識される中、ドル買い・円売りが優勢となり、ドル円は161.3円前後で推移しました。

政府・日銀による為替介入への警戒感から東京時間での急激な動きは手控えられたものの、底堅い円安基調が継続。
ロンドン市場では、ドル円が161円台に乗せたことでオプション市場などのトリガーを巻き込み、ボラティリティが急上昇する荒い値動きとなりました。
日米金利差の拡大観測や投機的な円売りを背景に、一時161.8円台まで上値を伸ばして歴史的な円安水準に接近。
しかし、上値では介入警戒感も強まり、急ピッチな上昇の後は調整の動きも見られました。
ニューヨーク市場では、日米の金利差を意識したドル買いが相場を下支えする一方で、為替介入への警戒感が一段のドル買いを抑制し、161.1円台から161.3円台のレンジで推移したのち、161.3円前後で取引を終えました。
週明け22日の東京外国為替市場のドル円は底堅い動きを見せています。
時間外取引でWTI原油先物価格が堅調に推移したことや、米10年債利回りが一時4.50%台まで上昇したことを受けてドル買いが先行し、一時161.6円前後まで上値を伸ばしました。
また、仲値公示にかけて実需のドル買いが優勢となったことも相場を下支えし、10時時点では前週末のニューヨーク終値を上回る161.5円前後で推移しています。
なお、片山財務相から為替について「必要に応じて適切に対応する」との牽制発言が伝わりましたが、市場の反応は限定的でした。
ドル円は安値および高値を切り上げる状態が続いており、引き続き上目線で問題ありません。18日の高値である161.8円台は2024年7月に付けた高値と同じくらいの水準であるため、反転下落を警戒したほうが良いでしょう。

まずは、終値でこの水準を上回れるかを注視する必要があります。
本日の注目銘柄はナスダックです。上値は30,700ドル台、下値は29,500ドル台が目処となりそうです。

どちらか抜けたほうにそのまま付いていくことを検討しましょう。
本日は月曜日ということもあり重要な経済指標の発表がないため、穏やかな展開が予想されます。
ただし、米国とイランの協議の隔たりは大きく、協議が不調に終われば為替相場にも影響が出る可能性があります。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。