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2024年7月15日 | FXGT.com

Weekly Market Recap – 軟調な消費者物価指数を受け、ウォール街は過去最高値を更新

  • ウォール街が史上最高値を更新:米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げを示唆する発言をしたことや、6月の消費者物価指数が予想を下回ったことにより、S&P500種株価指数、ナスダック100種株価指数、ダウ平均株価はいずれも過去最高値を更新した。S&P500種株価指数は1%上昇、ナスダック100種株価指数は横ばい、ダウは1.80%上昇した。
  • 米国CPIデータと利下げ期待:6月の消費者物価指数(CPI)は予想を下回る上昇となり、年間インフレ率は3%台と過去3年間で最低となった。この結果、米連邦準備制度理事会(FRB)による9月の25ベーシスポイントの利下げに対する市場の信認が強まり、利下げ期待は90%以上に高まった。
  • ドル安を受けてゴールド価格が急騰:弱い消費者物価指数(CPI)のデータを受けて、ゴールド価格は1オンスあたり2,400ドルを超えて急騰し、金融政策への期待が変化する中、安全資産としての魅力が浮き彫りになった。同時に、米利回りの低下とFRBの利下げ観測の高まりから、米ドル指数(DXY)は104.00近辺で5週間ぶりの安値まで下落した。
  • 世界の通貨の動き:日本円は対ドルで38年ぶりの安値まで下落した後、介入観測から急騰した。ユーロとポンドも上昇し、ユーロは6月以来の高値をつけ、ポンドは英国のGDPが予想を上回ったことが好感され、約1年ぶりの高値をつけた。
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