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昨日の為替市場は、引き続き為替介入への警戒から上値が重い展開となりました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
24日午後の東京外国為替市場では、政府および日銀の為替介入への警戒感から上値は限られ、午後は概ね161.7円台でこう着状態となりました。

ロンドン外国為替市場に入ると、ドルの総合的な強さを示すドル指数が一時101台後半と2025年5月以来の高水準を付けました。
米利上げ観測などを背景に円売り・ドル買いが優勢となり、海外時間からの流れを引き継いでドル円は161.7円台を中心に推移。
ただし、日本の通貨当局による為替介入への警戒感が強く、積極的に下値を探る動きは見られませんでした。
ニューヨーク外国為替市場でも、米連邦準備理事会(FRB)が年内にも利上げに踏み切るとの見方からドル買い基調が継続。
一時161.8円前後と日通し高値を付けましたが、米長期金利が大幅に低下したことに加え、過去の節目の水準である161.9円前後や162円前後がレジスタンスとして意識され、上昇のスピードは緩やかなものにとどまりました。
ベッセント米財務長官からドルの覇権維持に関する発言も伝わるなか、終値は前日比でドル高水準となる161.8円前後で取引を終えました。
25日午前の東京外国為替市場では、ドル円は161.7円前後と横ばいで推移しています。
米利上げ観測による日米金利差を意識したドル買いが入る一方で、162円接近に伴う為替介入への警戒感から売り買いが交錯しています。
ドル円は前日よりも高値で終わりましたが、いまだ161.8円台を超えることができていません。

ただし、1時間足では長い下ヒゲのローソク足が出現していることから、161.5円台の水準では底堅い値動きです。

本日の注目銘柄はゴールドです。ゴールドは4,000ドルを割れており、引き続き下落目線ですが、3,900ドル前後で反発する可能性があります。

その水準も割れた場合は、2025年8月以来の3,400ドル台までの下落も想定する必要があります。
本日は5月分の米PCE価格指数、耐久財受注(速報値)、第一四半期の実質GDP(確報値)など重要な指標の発表を控えています。
全て21時30分に発表されることから、この時間前後はドル円が大きく上下するかもしれません。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。