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昨日の為替市場は、157.8円台まで上昇する局面もありましたが、介入の効果を持続させるには日銀の追加利上げなど金融政策面での対応が必要との指摘もあり、158円台を試す動きがありませんでした。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
5日の東京外国為替市場午後のドル円は、国内輸出企業などの売りが一巡した後に買い戻しが優勢となりました。

米金利と原油の低下が一服したことがドル円の買い戻しを誘ったとの声が為替ブローカーから聞かれた一方、政府・日銀の介入への警戒感から上値は重く、方向感に乏しい展開となりました。
米国とイランなどの間でホルムズ海峡の開放に向けた協議が暫定合意に近づいていると報じられ、原油先物相場が下落したことも円買いにつながりました。
ロンドン時間に入ると、157.8円前後で推移。
協調介入を受けて急伸した円を売る動きが続く一方、追加介入への警戒感が円の下値を支え、方向感に乏しい展開となりました。
市場では、ベセント米財務長官が日本の円安是正に対する強い支援姿勢を示したことで投機的な円売りを仕掛けにくくなったとの見方が出ています。
その一方で、介入の効果を持続させるには日銀の追加利上げなど金融政策面での対応が必要との指摘もあり、158円を試す動きには至りませんでした。
ニューヨーク時間に入ると、原油先物相場の下落や米経済指標の下振れを受けて全般にドル売りが先行し、23時過ぎには一時157.3円台とアジア時間につけた日通し安値に面合わせしましたが、同水準で下値の堅さを確認すると買い戻しが優勢となりました。
7月のADP全米雇用報告や同月の米ISM非製造業景況指数はいずれも市場予想より弱い内容。
市場では、追加の円買い介入が警戒される一方、円安の背景にある要因に変化はなく、今後も緩やかに円安・ドル高が進むとの指摘や、基調的なファンダメンタルズが変化しない限り長期的な相場のトレンドは変わりにくいとの声も聞かれました。
6日午前の東京外国為替市場のドル円は午前10時時点は157.7円台と前日と同水準です。中東情勢の先行きを見極めたいとの思惑から小動きとなっており、市場では日米による追加の為替介入への警戒感も引き続きあるとの声が外為ブローカーから聞かれました。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。
ドル円は小幅な値動きでありながらやや下ヒゲが長いローソク足が出現していることから、底堅さがあります。

本日も引き続き158円を超えていくかに注目です。その一方で157円台前半を下回ると上昇シナリオに暗雲がたれ込むでしょう。
本日の注目銘柄はゴールドです。ゴールドは7月から狭い幅でのレンジ相場でしたが、昨日上方向にブレイクしました。

4,380ドル前後が抵抗帯となっており、この水準を超えられれば大きく上昇するかもしれません。
本日は新規失業保険申請件数や卸売在庫(確報値)の発表が予定されています。ただし、重要度が高いわけではなく、明日に雇用統計を控えていることから為替相場がほとんど動かない可能性があります。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。