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「ハイローって何?」「ハイローとFXの違いは?」
といった疑問を持っていませんか?
ハイローはFXと比べると、取引の仕組み、レバレッジの有無、ポジションの保有期間などさまざまな違いがあります。
ハイローのほうがFXよりもシンプルなルールのため、簡単に見えるかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか?
本記事では、ハイローの仕組みやFXとの違いについて詳しく解説します。
ハイロー(High & Low)とは、バイナリーオプションの一種で、主にFX通貨ペアの資産の価格が判定時刻までの間に上昇するか下降するかを予測する投資方法です。
判定時間の価格が予測通りであれば利益が得られますが、外れた場合は投資した資金を全額失います。
注意すべき点は、受付開始時刻ではなく、購入時の価格よりも上か下かを予想する点です。
国内外でハイロー(バイナリーオプション)を取引できる業者をいくつか挙げると以下の通りです。
海外業者 | ・HighLow(ハイローオーストラリア)
・FIVE STARS MARKETS(ファイブスターズマーケッツ) ・theoption(ザ・オプション) ・ブビンガバイナリー(bubinga) ・Bi-Winning(バイウィニング) |
国内業者 | ・GMOクリック証券(外為オプション)
・トレイダーズ証券(みんなんのオプション) ・楽天証券(らくオプ) ・IG証券 ・外貨ex byGMO株式会社(オプトレ) |
ハイローのやり方は、以下のように簡単です。
シンプルなルールのため、初心者を中心に人気が高いトレード方法です。
ハイローとFXはともにFX通貨ペアを取引できますが、いくつか違いがあります。
それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。
1.取引の仕組み
1つ目の違いは、取引の仕組みです。
ハイロー取引は、特定の資産(通常は通貨ペア)の価格が、判定時間に「上がる」か「下がる」かを予測する取引です。
予想通りの結果になったらペイアウト倍率に応じて利益が得られます。しかし、予想が外れた場合は、投資した金額を全額失います。
このようにFXよりもシンプルなルールといえるでしょう。
一方、FX取引で利益を得るには、以下の2つの方法があります。
為替差益を得る方法は、通貨ペアの価格が上昇するなら買い(ロング)、下降するなら売り(ショート)を行います。
エントリーする価格、決済する時間や価格は自由に決められます。ポジションを保有する限り利益を伸ばせるのに加えて、損失が大きくなる前に決済して損失額を抑えることも可能です。
このようにFXは、ハイローよりも自由度が高い分、難しいと感じる人もいるかもしれません。
2.ポジションの保有期間
2つ目の違いは、ポジションの保有期間です。
ハイローは、国内と海外業者で違いはあるものの、どちらも購入してから判定時間までが短い傾向があります。
国内業者※ | 2時間〜3時間
|
海外業者※ | 30秒
1分 2分 3分 5分 10分 15分 20分 25分 30分 45分 1時間 7時間 21時間 23時間 1日 数ヵ月 |
※国内業者では、1回号の時間内で2分〜3時間保有できます。
※海外業者では、1日を超えてポジションを保有できる業者はあるものの少ないです。
国内業者では、開始時刻と判定時刻を1日に9回〜12回設けているため、その期間内で取引を行う仕組みです。
出典:楽天証券
海外業者のほとんどは、30秒〜1時間以下の取引にも対応しているので、すぐに結果が判明します。
一方、FXの場合、基本的にポジションの保有期間に制限はありません。ポジション保有期間が1分未満のスキャルピングから数年かけて保有するポジショントレードまで、どのようなトレードスタイルでも取引できます。
3.取引回数の制限
3つ目の違いは取引回数の制限です。
ハイローでは、国内業者の場合は取引回数に制限が設けられていますが、海外業者では、基本的に取引回数の制限を設けていない業者もあります。
国内業者 | 1日に9回〜12回※ |
海外業者 | 制限なし |
※FX業者によって異なります。
一方、FX取引の場合は取引回数に制限がないので、1日に何回取引しても問題ありません。
ただし、サーバーに高負荷をかけるほど頻繁に取引をすると、口座凍結につながる恐れがあるので注意しましょう。
4.投資対象
4つ目の違いは、投資対象です。
FX通貨ペア | 各種商品 | 取扱銘柄数 | |
ハイロー(海外) | 対応 | 対応 | 少なめ
(FX・商品ともに) |
ハイロー(国内) | 対応 | 一部の業者が対応 | 少なめ |
国内FX | 対応 | 非対応
(CFD口座が必要) |
FX通貨ペアは20種類前後〜40種類前後が一般的 |
海外FX | 対応 | 対応 | FXも商品も豊富 |
海外のハイローでは、FX通貨ペアに加えて、株価指数、原油、金、暗号資産などの取引ができる業者がほとんどです。国内でもFX通貨ペア以外に取引できる業者も一部あります。
ただし、取扱銘柄の種類は、国内外のFX業者やCFD業者と比べると多くありません。特にマイナーな通貨ペアや商品は取り扱いがないことも多いので注意しましょう。
一方、FX業者は国内の場合、FX通貨ペアはハイローよりも多いです。CFD取引については、別途CFD口座を開設する必要があります。
5.レバレッジ
ハイロー取引ではレバレッジの制度がなく、投資した金額を超えて資金を失う心配がないため、損失額を抑えたい人におすすめの取引方法です。
また、国内業者の場合は、1枚あたりの価格が少ないオプションを購入することで、最大20倍の利益を得ることが可能です。
なぜなら、1枚50円のオプションを購入して予想が当たれば1,000円が払い戻しされるからです。海外業者についても投資した金額を1.6倍〜2.4倍に増やせます。
一方、FX取引では、国内なら最大25倍、海外なら最大数百倍〜無制限のレバレッジで取引ができます。さらに、購入上限もハイローより大きいので少額から多くの利益を狙えるでしょう。
また、海外FX業者については、FX・CFDともに国内FX業者やハイローより多くの銘柄を取引できることがほとんどです。
ただし、レバレッジを高くして多くのポジションを保有した場合、損失額が大きくなるリスクがあるので注意が必要です。特に国内FX業者の場合、ロスカットが遅れるとFX業者に足りない資金を請求されるため、借金を負う可能性があります。
6.必要な資金
ハイロー取引では、取引ごとに決まった金額を投資しますが、大きく分けると以下の2種類があります。
国内 | 海外 | |
投資金額 | 1枚約50円〜999円の範囲で投資する | 好きな金額で投資する |
国内業者では、1枚あたりの価格が50円〜999円の範囲と決まっているため、少額から購入可能です。もっと利益を得たい場合は枚数を増やせますが、購入上限が決まっていることが多いので注意しましょう。例えば、GMOクリック証券の外為オプションでは、1取引注文の上限は200枚、1日の注文上限は全通貨ペア合計で1万枚と決まっています。
海外業者の場合は、1回あたり数百円から取引できる業者がほとんどです。国内業者とは異なり、投資額にペイアウト倍率を掛けた金額が利益となる仕組みのため、購入金額を増やせば、予想が当たったときに受け取れる金額が増えます。
一方、FX取引の場合は、レバレッジと呼ばれる仕組みにより証拠金を口座に入金すれば多くの取引ができます。
ただし、最大レバレッジが25倍に制限されている国内FX業者では、1,000通貨あたり最低でも6,000円(1ドル150円のときにドル円を1,000通貨取引する場合)の資金が必要です。
海外FX業者の場合は、最大レバレッジの規制がなく1ロットあたりの取引単位が少ない業者ならハイローと同じか少ない金額で取引を始められるでしょう。
例えば、最大レバレッジが5,000倍のFXGT.comなら1,000通貨あたり30円(1ドル150円のときにドル円を1,000通貨取引する場合)から取引を始めることが可能です。
ハイローには取引ルールがシンプルなこと以外にも、以下のようなメリットがあります。
それぞれのメリットについて順番に見ていきましょう。
1.ペイアウト率が高い
ハイローはペイアウト率が高いため、ほかの投資方法よりも資産を増やすことができる可能性のある投資方法です。なぜなら、株式やFX取引の場合、30秒〜5分で資金を約2倍にすることは不可能だからです。
以下は国内業者と海外業者のハイローによるリターンです。
国内 | 海外 | |
投資金額 | 1枚約50円〜999円の範囲で投資する | 好きな金額で投資する |
ペイアウト倍率(金額) | 一律1,000円
(1.01倍〜最大20倍) |
1.6倍〜2.4倍前後 |
国内業者の場合はペイアウト金額が最初から1,000円と決まっています。よって、1枚50円〜999円の範囲(基本的に金額が高いほど予測は当たりやすいが、利益は減る)で購入して予想が当たれば1,000円が払い戻しされ、予想が外れたら投資金額を失う仕組みです。
例えば、上昇すると予測して1枚200円のオプションを10口購入した場合、判定時刻に目標レートより上なら1枚1,000円を獲得できるので、8,000円の利益を得られます。
(1,000円×10口)-(200円×10口)=8,000円
一方、海外業者の場合は、自分で好きな金額を決めて投資します。したがって、ペイアウト率が2倍の業者で1,000円を投資した場合は、予想が当たれば2,000円を得ることが可能です。
1,000円×2=2,000円
2.短期間で資産を増やしやすい
ハイローは判定時間が最短で30秒の業者もあるため、短期間で資産を増やせる可能性があります。
なぜなら、何度も取引を繰り返すことで資産を何倍にもできる可能性があるからです。
例えば、ペイアウト率2倍の業者で1万円からハイローの取引を始めた場合、最大で(利益も含めて全額を再投資した場合)32万円に増やせるでしょう。
回数 | 2倍ずつ増やした場合の資産 |
1回目 | 1万円×2=2万円 |
2回目 | 2万円×2=4万円 |
3回目 | 4万円×2=8万円 |
4回目 | 8万円×2=16万円 |
5回目 | 16万円×2=32万円 |
1回でも失敗すれば、全額を失うリスクはあるものの、ずっと予想が当たれば一気に資産を増やせる可能性があります。
3.投資方法が豊富
ハイローには、一般的なハイロー取引だけでなく、実はさまざまな投資方法があります。
スプレッド取引とは、ハイローの取引にスプレッドが付いている取引方法です。以下はハイ(high)を購入した場合の仕組みですが、判定時刻の価格が購入時の価格より下落した場合だけでなく、スプレッドの範囲内の場合も予想が外れたことになります。
一般的なハイロー取引よりも損をする確率が高くなる分、ペイアウト率は高めに設定されます。また、どの判定時間を選んでもペイアウト率は同じです。
次にターボ取引とは、30秒、1分、3分、5分など判定時間が短い取引方法です。基本的なルールは、ハイローと変わりません。
続いて、ラダータッチ取引は、判定時刻までに目標レートに到達するか予想する取引方法です。
一瞬でも目標レートに触れていれば、判定時刻の時点で目標レートに届いていなくても予想は当たりとなります。
最後に紹介するレンジ取引は、判定時刻に価格が目標レンジの中にあるか外にあるか予想する取引方法です。
判定時刻に価格が目標レンジの外側にあると予想する場合はアウト、中側にあると予想する場合はインを購入します。
このように、ハイローなら相場状況に合わせてさまざまな取引方法を選べます。
4.FX以外の商品にも投資できる
ハイローでは、FX以外の金融商品にも投資ができます。例えば、以下は、国内外のハイローの取扱銘柄一覧です。
業者 | 取扱銘柄 |
ハイローオーストラリア(海外) | ・FX通貨ペア(8銘柄)
・仮想通貨(ビットコインのみ) ・株価指数(日経225やNYダウなど9銘柄) ・商品(金と原油など3銘柄) |
theoption(海外) | ・FX通貨ペア(12銘柄)
・仮想通貨(ビットコインのみ) ・商品(金と銀先物の2銘柄) |
IG証券(国内) | ・FX通貨ペア(7銘柄)
・株価指数(日経225やNYダウなど10銘柄) ・商品(原油や金先物など3銘柄)
|
FXだけでなく、株価指数や商品にも投資ができるので、多くの相場で利益を狙えるチャンスがあります。
ハイローに取引する場合、以下のデメリットには注意しましょう。
各デメリットについて順番に解説します。
1.負けたら投資資金を全額失う
ハイローの最大のデメリットは、予想が外れたら投資した資金を全額失うことです。
例えば、1000円を投資して予想が外れた場合、1円も戻ってきません。よって、予想が外れてもいくらかの資金が戻ってくるFXよりもギャンブル性が高い金融商品です。
ハイローでは判定時刻よりも前に売却すれば、投資した金額の一部のみは戻ってくるものの、その金額は多くありません。
持っている資金の大半を一度に投資した場合、あっという間に投資資金が尽きることもあるので注意しましょう。
2.値動きの予想が難しい
ハイローでは、特に短期取引は予想が難しいです。その理由は、相場が短期間で大きく動くことが珍しくないからです。
さらに、短期の取引では、テクニカル分析や経済指標の結果をもとにした分析が機能しにくくなることもあります。1pipsでも予想が外れたら隣り合わせのため、通常のFX取引よりも難易度が高いでしょう。
ハイローを提供する業者が提供する取引ツールは、チャート分析がやりにくく感じるかもしれません。というのも、FX業者の提供する取引ツールよりも、インジケーターやオブジェクトがあまり搭載されていないなどシンプルな機能しか使えないこともあるからです。
また、MT4・MT5・cTraderのように外部からインジケーターをインストールして分析をすることもできません。
一般的なインジケーターを使わずに分析している場合は、テクニカル分析がしにくいので、苦労する可能性があります。
4.口座凍結や出金拒否のリスクがある
海外のハイロー業者は、日本の金融庁の金融ライセンスを取得していないので、口座凍結や出金拒否のリスクがあります。
特に自動売買ツールを使用したり、何回もエントリーしすぎた場合は、規約違反として口座凍結されることがあるので注意しましょう。
また、大きい金額での取引も出金拒否につながることがあります。
日本以外の国での金融ライセンスの有無や理由なしに出金拒否をされたという口コミがないか事前に確認しておきましょう。
ハイローで利益を得るためには以下のポイントも押さえる必要があります。
それぞれのポイントを順番に解説します。
1.1回の取引額を抑える
利益を得るためには、1回の取引額を抑えることが非常に重要です。なぜなら、1回の取引で多くの金額を投資すると、一度は上手くいってもいずれ予想が外れて大きな損失を被る可能性があるからです。
よって、1回の取引額は口座の資金の5%以下に抑えるようにしましょう。そうすることで、何度か連敗しても資金を全額失うことは少なくなります。
また、取引額を抑えることで、トレード時の精神的なプレッシャーにより、感情的な判断をすることも少なくなるでしょう。
2.ペイアウト率と勝率の関係を理解しておく
ハイローで利益を得るためには、ペイアウト率と勝率の関係を理解しましょう。なぜなら、ペイアウト率が低い場合、勝率が5割を超えていてもトータルで損をすることがあるからです。例えば、ペイアウト率が1.85倍の場合、勝率が54%を超えないと損益がプラスになりません。
一方で、ペイアウト率が高いオプションを選べば、勝率が5割未満でも利益を残せる可能性があります。
例えば、ペイアウト率が2.30倍の業者で100回取引して、そのうち47回予想が当たって53回予想が外れた場合で考えてみましょう。
1回の取引金額が1,000円の場合、47回分の利益は10万8,100円です。
47回×(1,000円×2.3倍)=10万8,100円
そして、53回分の損失は5万3,000円です。
53回×1,000円=5万3,000円
勝率は47%ですが、トータルの損益を計算すると5万5,100円の利益を得られます。
10万8,100円-5万3,000円=5万5,100円
とはいえ、勝率が高いほうが利益を得られる可能性は高くなるため、テクニカル分析の練習をしたりデモトレードをしたりしましょう。
3.エントリー回数を減らす
ハイローで利益を得るためには、エントリー回数を減らすことが非常に重要です。その理由は、ハイローでは通常のFX取引よりも予想を外す回数を減らすことが、損失を減らすことになるからです。
よって、以下のような方法で、より勝率の高そうな局面でのみエントリーをするようにしましょう。
エントリーを絞れば予想が外れる可能性を低くできるので、多くの利益を得やすくなります。
ハイローは判定時刻までに上昇・下落を予想するというシンプルなルールのため、FXよりも簡単に感じる人もいるでしょう。しかし、実際にはポジションを保有できる期間が限られている点や失敗したら投資したお金を全額失うなどギャンブル性が高いので初心者向けの投資方法ではありません。ペイアウト率が低いオプションを購入すると、勝率が高くなければ損失を被る可能性が高くなります。
FXGT.comでは、最大5,000倍のレバレッジで取引できるので、最低数十円の証拠金から多くの利益を狙えます。ぜひ、この機会に口座開設してみてください。