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昨日の為替市場は、午後の東京外国為替市場で一時155円台まで円安が進行しました。夜の相場でも経済指標が市場予想を上回ったことで、円安基調が続いています。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
昨日の午後の東京外国為替市場では、午前からの流れを引き継いで円安が進行し、一時155.3円を付ける展開となりました。

米国の経済指標で景気の堅調さが改めて確認されたことや、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の中で利上げへの言及があったことを受け、ドルの買い戻しが進んだことが背景にあると考えられます。
その後、ロンドン市場序盤に入ると一転して円高傾向が進み、154.5円台後半まで下落する場面もありました。
背景には米イラン情勢への警戒感に加え、ニューヨークカットに向けてユーロドル1.1800やドル円155.00に大口のオプション期限が観測され、行使価格付近に価格が引き寄せられるマグネット効果が意識されたことも要因とみられます。
ニューヨーク市場序盤にかけては、米フィラデルフィア連銀景況指数が市場予想を上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)が当面は金利を据え置く余地があるとの見方が広がり、再び155.2円台まで上昇しました。
以降は小幅な値動きが続き、155円台を維持して取引を終えています。
本日の東京外国為替市場午前の相場は、155円台での攻防が続いており、現時点では目立った大きな動きは見られません。
ドル円は1時間足において、昨日の高値である155.3円台を超えられるかに注目が集まっています。

この水準は2月10日付近までサポートラインとして機能していた重要なポイントです。
もしこの水準を明確に上抜けることがあれば、日足の直近高値である157.6円台まで、いわゆる往って来いの展開となる可能性も想定されます。
その一方で、下値の目処としては昨日の安値である154.6円台が意識されており、この水準を割り込むような動きとなった場合には、153.7円台までの下落も視野に入ってくるでしょう。
本日の注目通貨ペアであるカナダ円についても、日足の上値目処として115.3円台、下値目処として111.6円台が意識される状況にあります。

1時間足では直近高値の113.4円台を超えられるかどうかが当面の焦点となる見込みです。

本日は日本時間22時30分に2025年10〜12月期の米実質国内総生産(GDP)や12月の米PCE価格指数、さらに23時45分には米PMIの発表といった重要度の高い経済指標が相次いで控えています。
これらの結果次第でドル円が上下どちらかに大きく動く可能性が考えられます。
さらに22時30分にはカナダの小売売上高の発表も予定されているため、カナダ円についてもボラティリティが高まる可能性に警戒が必要です。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。