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昨日、ドル円が一時160.6円と4月以来の水準まで上昇しました。本日はECB理事会が開催される予定で、ユーロ系銘柄を中心に為替相場が大きく動く可能性があります。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
10日の東京外国為替市場午後のドル円は、中東情勢を巡る不透明感からドル買い・円売りが優勢となりましたが、5月の米消費者物価指数(CPI)公表を控えて積極的な取引は限定的でした。

また、原油価格が一時下落した場面ではドル円も伸び悩み、160.3円台で推移する場面が見られました。
その後、ロンドン時間に入ると、ドル円は一時160.5円前後まで上昇。
中東情勢への警戒感に加え、日銀の植田総裁が金融政策決定会合を欠席する見通しが公表されたことで、今後の金融政策に対する不透明感が意識され、円売り圧力につながりました。
一方で、介入警戒感は引き続き強く、相場の重しとなったようです。
ニューヨーク時間に入ると、5月の米CPIが市場予想とおおむね一致したことで一時的にドル売りが強まりましたが、その後は買い戻しが優勢となりました。
トランプ米大統領がイランに対する強硬姿勢を示したことで原油価格と米長期金利が上昇し、ドル円は一時160.6円前後まで上昇しました。
11日午前の東京外国為替市場ではドル円は160.5円前後で推移しています。米軍による追加攻撃実施の発表を受けて地政学リスクへの警戒感は継続しているものの、市場では情勢の先行きを見極めたいとの見方も強く、方向感は限定的となっています。
ドル円は昨日も高値を更新しました。高値と安値を切り上げている状況が続いている限りは、買い目線のままで問題ないでしょう。

ただし、これだけ小幅な値動きが続いている状態では、突然の急落が起きてもおかしくないため、安易な参入は避け慎重な判断が求められます。
本日の注目銘柄は日経225です。ここ数日の急落でトレンドライン上まで落ちてきました。

トレンドラインで反発するかトレンドラインを割れるか慎重に判断しましょう。
トレンドラインを割れると60,000円台割れも視野に入ってきます。
本日はECB政策金利の発表を控えています。今回のECB理事会では2.15%から2.40%への利上げが予想されています。利上げ幅が予想通りか想定外の結果となるのか次第でユーロドルやユーロ円などユーロ系の銘柄が大きく動くでしょう。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。