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昨日の為替市場は、FOMCでFRBが3年2ヶ月ぶりに利上げしました。市場にはタカ派的な内容と受け止められたことでドル円は156円台まで上昇しています。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
16日の東京外国為替市場午後のドル円相場は午後3時すぎにFOMCの結果公表を前にした持ち高調整の動きもあってドル売りが強まり、一時155円前後まで下落。

市場では、米国の原油先物と金利の上昇が一服したことが落ち着きにつながっているとの見方が邦銀から出たほか、声明の公表やウォーシュFRB議長の記者会見の後の値動きが想定しづらいとして、積極的な取引が手控えられたとみられます。
ロンドン外国為替市場では、原油価格の上昇を背景にドル買い・円売りの地合いが続いたものの、FOMCの結果公表を控えて様子見ムードが拡大。
ロンドン序盤は154.8円台まで下押しする場面もありましたが、その後はドル買いが優勢となって155.1円台まで戻しました。
市場は0.25%の利上げをほぼ完全に織り込みつつ、メンバーの金利見通しや議長会見といった不確定要素を見極めたいとの姿勢が強まりました。
ニューヨーク時間に入ると、米10年債利回りが4.93%台まで低下すると一時154.8円台まで下押ししましたが、公表後は米長期金利の上昇とともに全般にドル買いが優勢となり、5時30分前には一時156.4円台まで上値を伸ばします。
FRBはFFレートの誘導目標を3.50〜3.75%から3.75〜4.00%へ引き上げることを全会一致で決定し、メンバーによる金利見通しでは2026年末時点の中央値が4.125%と前回から引き上げられ、年内あと1回の利上げが示唆されました。
ウォーシュ議長も記者会見で、金融環境が引き締め的であるとは言い難い、インフレ率は高すぎる状態が長期間続いているなどと述べ、物価上昇への警戒を改めて示しています。
8月の米小売売上高が前月比1.2%増と市場予想を上回ったことも、ドル買いを促しました。
17日午前の東京外国為替市場は、10時時点でドル円は156.2円台で推移しています。
米長期金利が低下して始まると調整売りが強まり、一時155.8円台まで下押し。時間外取引の米10年債利回りは4.99%前後まで低下しています。
米ニュースサイトが、トランプ米大統領は22日の国連総会にあわせて湾岸諸国の首脳と会談し、イラン戦争を巡る次の対応を協議する見通しと報じ、期待感から米原油先物が下落したことで過度なインフレ懸念が後退したことも背景にあります。
18日にかけて開かれる日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとして、模様眺めのムードが広がっています。
ドル円はフィボナッチリトレースメントの38.2%を突破し次は50%(156.6円前後や)61.8%(157.4円前後)に到達するか注目です。

ただし、ある程度反発後に下落トレンドが再開する可能性があるため、慎重な判断が求められます。
本日の注目銘柄はダウ平均株価です。先週上昇のトレンドラインを割れたことで下方向への動きが加速するかもしれません。

現在はサポートライン上に位置しており、反発するか50,000ドルを割れるかに注目です。また、50,200ドル付近には200日移動平均線が位置しています。
本日は午後8時に9月分英中銀政策金利の発表が予定されており市場の予想は据え置きです。
サプライズがあればポンド円やポンドドルが大きく動く可能性があります。
また。フィラデルフィア連銀景況指数や中古住宅販売成約指数の発表も注目されています。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。