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昨日の為替市場は、ドル円・ゴールドともに明確な方向感を欠き、次の材料を模索するような動きとなりました。今夜の米指標発表を控え、市場はニュース待ちの展開へ移行する可能性があります。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
24日の東京外国為替市場午後のドル円相場は米追加利上げ観測などを背景に買い戻しが広がり、158.4円前後に切り返しました。

特段の買い材料は見当たらないものの、FRBの連続利上げ観測や米長期金利の高止まりを背景に下値では買いが入るとの声が国内銀行から聞かれました。
一方、前週末の日銀によるレートチェックを受けて為替介入への警戒感もくすぶり、上値は試しづらいとの指摘も出ています。
ロンドン外国為替市場では、一時159円前後と3週間ぶりの安値をつけました。
一時158円台前半まで押される場面もありましたが、上値は重く伸び悩み、再び158円台半ばへ水準を切り上げ。
ニューヨーク時間に入ると、FRB高官からタカ派的な発言が相次ぎました。
米長期金利の上昇に伴うドル買いが優勢となり、0時30分過ぎには一時159円前後と9月2日以来の高値をつけました。
米10年債利回りは一時5.22%前後と2007年6月以来およそ19年3カ月ぶりの高水準を記録。
25日午前の東京外国為替市場でドル円は伸び悩んでいます。
前日まで5日続伸していた反動から持ち高調整とみられる売りが先行し、週末を控えた五・十日の仲値に向けた動きも盛り上がらず、158.6円台まで下押し。
FRBの追加利上げ観測を背景とした日米金利差の拡大意識は引き続き相場を支えていますが、市場では159円台が近づくと為替介入への警戒感も高まるとの声が外為ブローカーから出ています。
ドル円は200日移動平均線付近まで上昇してきたため、この水準で反落か160円台を目指して上昇できるかは今後のドル円の中長期的な値動きを左右するかもしれません。

また、2025年10月に50日移動平均線が200日移動平均線を上回って以来ドル円は円安が進行してきましたが、いつデッドクロスが発生してもおかしくない状況です。
デッドクロスが発生すれば必ず円高方向へ動くとは限らないものの、今後直近安値の152.9円台を下回るような値動きが起きれば中長期的に円高へ転換するかもしれません。
本日の注目銘柄はナスダックです。ナスダックは30,800ドル台のレジスタンスラインから反落しています。

ただし、昨日は長い下ヒゲのローソク足が出現したことで底堅い動きを見せています。
仮にレジスタンスラインを突破した場合は、32,900ドル台への到達を目指すかもしれません。
本日は8月分の耐久財受注(速報値) の発表が注目されています。
輸送除くコア・前月比の予想は0.5%です。
予想を上回る結果となった場合は、企業の設備投資の底堅さが確認されたとして米追加利上げ観測が強まり、米長期金利の上昇を通じてドル買いが進みやすいと考えられます。
一方、前回の0.4%を下回るような弱い内容であれば、金利観測が後退してドル売りが出やすい展開が想定されます。
もっとも現在は介入への警戒感も意識されており、ドル高方向への反応は限定的にとどまる可能性もあります。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。