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昨日の為替市場は、ドル円・ゴールドともに明確な方向感を欠き、次の材料を模索するような動きとなりました。今夜の米指標発表を控え、市場はニュース待ちの展開へ移行する可能性があります。
• 原油安が円を下支えするも、PCE発表後は米長期金利の上昇でドル買いが活発化
• 日経225は69,000円台と64,600円台のどちらを抜けるか
• 新規失業保険申請件数や卸売在庫(速報値)の発表が予定されている
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
26日の東京外国為替市場午後のドル円は、159円前後でもみ合ったものの、原油価格の下げが一服したほか、時間外取引で米長期金利が持ち直したこともあり、午後3時ごろから下げ渋りました。

ロンドン外国為替市場では、米国によるイランへの攻撃が緩和するとの見方から原油価格が下落し、円相場を下支えする展開。
ただ、7月の米個人消費支出物価指数が前年同月比3.7%の上昇と、小幅な鈍化を見込んでいた市場予想よりやや高い水準にとどまると、米利上げ観測の後退にはつながらず、米金利の上昇とともにドル買いが入りました。
ニューヨーク時間に入ると、23時30分前には一時159.4円台と高値を更新。
市場では、根強いインフレ圧力が改めて示されたことで米長期金利が上昇し、ドル高方向に振れているとの声が聞かれました。
27日午前の東京外国為替市場でドル円は1ドル159円台前半で推移しています。
前日発表の米PCE物価指数の伸び率が市場予想を上回って米利上げ観測が高まり、日米金利差の拡大が意識されて円が売られました。
この日の午前は埼玉県金融経済懇談会であいさつする日銀の氷見野良三副総裁の発言に関心が集まっています。
ただ、午後の記者会見や、28日のジャクソンホール会議におけるウォーシュFRB議長の講演も控えており、次第に様子見のムードが強まりそうです。
ドル円は小幅な値動きのため、安易な売買は控えたいところです。

158円前後と159円台後半のどちらかを抜けるまでは待つようにしましょう。
本日の注目銘柄は日経225です。

本日は新規失業保険申請件数や卸売在庫(速報値)の発表があります。ただし、とても重要な指標ではないため、緊迫化している中東情勢の動きや原油価格、米長期金利の動きを注視したいところです。
また、本日の指標よりも明日のジャクソンホール講演のほうが重要視されていることから穏やかな値動きとなる可能性もあります。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。