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昨日の為替市場は、161円前後まで上昇する局面もあったものの、依然為替介入への警戒感もくすぶっています。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
18日午後の東京外国為替市場では、ドル円はこう着した展開が続きました。日米金融政策イベントを通過し、ドル高・円安の地合いは変わらず上方向を意識する動きとなっていたものの、日本当局の円買い介入への警戒感から積極的に上値を試す動きにはなりませんでした。

ロンドン時間では、FRBが想定以上にタカ派と受け止められ、円売り・ドル買いが優勢となりました。
ドル円は一時161円前後まで上昇したものの、161円の節目付近に大規模なNYカットオプションが観測されたことや、直近の介入水準を上回る水準での推移を受けた警戒感から、上値は抑制。
18日のニューヨーク時間では5日続伸となり、終値は161.4円前後となりました。
日銀による早期利上げへの期待が後退する一方、FRBの利上げ観測が高まるなか円売り・ドル買いが出やすい地合いが続きました。
NY中盤には米長期金利の低下幅縮小などを手掛かりにドル買いが優勢となり、4時過ぎには一時161.8円前後と2024年7月以来約1年11カ月ぶりの高値水準に達しました。
ただ、NY終盤には政府・日銀による為替介入への警戒感から一時161円前後まで急落する場面もあり、神経質な値動きとなっています。
19日の東京外国為替市場では、161円台で政府・日銀による為替介入への警戒感が燻るなか、上値の重い展開が続いています。
片山財務相が「投機的な動きがあれば断固とした措置をとる」と発言したことを受け、一時161円前後まで下落する場面もありました。
また、氷見野日銀副総裁からは「金融政策は為替のコントロールが目的ではない」「利上げの時期やペースは見通しやリスクを点検して検討する」との発言も伝わっています。
ドル円は為替介入前の高値を更新しました。このまま161円台後半を目指す可能性があります。

一方で、ここ1ヶ月はほとんど上昇していることから再び急落する可能性もゼロではありません。

現在の相場はわかりにくい状況が続いており、慎重な判断が求められます。
本日の注目銘柄はポンド円です。ここ数日は下落が続いているものの、トレンドラインに位置しているため、この水準から反発するかもしれません。

反発をした場合、直近高値の215.6円台まで上昇する可能性があります。その一方でトレンドラインを割れた場合は、200日移動平均線がある210円前後までの下落を警戒しましょう。
本日は重要な経済指標がないため、中東情勢の動きのみ警戒する必要があります。また、週末ということもあり値動きが落ち着いているかもしれません。
土日に突発的なニュースが起きた場合、月曜日は窓開けで始まりやすいため、ポジション調整も検討する必要があります
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。