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昨日のドル円は、有事のドル買いで159円台前半まで上昇しましたが上値が重い展開が続いています。
• 対イラン制裁への警戒が有事のドル買いを誘い、東京・ロンドンとも円売り優勢
• ユーロドルはピンバー出現で1.16台割れも
• 新築住宅販売件数とコンファレンスボード消費者信頼感指数の発表に注目
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
24日の東京外国為替市場午後のドル円は横ばい圏での推移が続きましたが、終盤に欧州勢などの買いが入り、前週末の高値を上抜けると損失限定の買いを巻き込んで159.2円手前まで上伸。

市場では、ベセント米財務長官による対イラン追加制裁の公表を控えたポジション調整の買いや、米イラン対立の長期化が改めて懸念されたことによる有事のドル買いが入ったとの声が国内銀行から聞かれました。
ロンドン時間に入ると、中東情勢の緊迫が長期化するとの懸念などを背景に、原油高とインフレの継続が意識され、円売り・ドル買いが優勢。
ロンドン時間は159円前後で始まった後、徐々に円売りが進んで159.2円台まで下落しましたが、その後は円を買ってドルを売る動きも出てもみ合いとなりました。
ニューヨーク時間に入ると、米財務省が国債買い戻しの拡大策の財源として、残高1兆ドル近くに及ぶ財務省一般勘定を活用する可能性があると報じられ、米長期金利が低下すると一時158.9円前後まで値を下げましたが、下押しは限定的でした。
ベッセント財務長官がイランに対する新たな経済制裁措置を発表した後、米長期金利が低下幅を縮めるとドル買いが流入し、159円台前半まで持ち直す展開。
もっとも金融機関への具体的な制裁内容など明らかになっていない部分も多く、一時159.2円台に上伸した後は上値が重くなりました。
25日午前の東京外国為替市場では、米国による対イラン制裁の強化を懸念した有事のドル買いが進む一方、24日に発表された制裁の内容が想定内だったことから、反動で円を買い戻す動きもありました。
9時50分過ぎには159.1円台後半へ上昇。
五・十日にあたることからややドル買いが優勢となったものの、全体としては小動きが続いています。市場では、引き続き政府・日銀による為替介入への警戒が意識されているとの声が外為ブローカーから聞かれました。
ドル円は小幅ながらローソク足の形状を見る限り底堅さを示唆しています。まずは159円台後半まで上昇できるかに注目です。

本日の注目銘柄はユーロドルです。ユーロドルはチャネルの高値を超えてから上昇が継続していましたが、ピンバーが2本出現したため、反落を警戒したほうが良いかもしれません。

反落した場合1.16ドル台を割れる水準まで到達する可能性があります。
本日は新築住宅販売件数やコンファレンスボード消費者信頼感指数の発表が注目されています。
予想とは異なる結果が発表されれば、ドル円が大きく動くかもしれません。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。