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先週末のドル円相場は、一時156.9円台まで円高が進行しました。引き続き日米の要人発言が値動きを左右する展開が続きそうです。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
25日の東京外国為替市場午後のドル円相場は1ドル158円前後に下落しました。

片山さつき財務相が閣議後の記者会見で、22日に実施された日米首脳会談でトランプ米大統領から円安への懸念が示されたと明らかにしたことが判明。
午後2時前後に158円前後まで下げた後はやや買い戻されたものの、終盤は売られがちとなりました。
市場では、午後は米長期金利が低下気味だったことが重しになったとの指摘が為替ブローカーから聞かれたほか、トランプ大統領の円安懸念が午後も相場を圧迫したとの声も大手邦銀から出ています。
ロンドン時間に入ると、一時156.9円台まで円高が進行。
イランのアラグチ外相が米国の条件受け入れを前提に7日以内にホルムズ海峡を開放する方針を示したと欧米メディアが報じ、イラン情勢を巡る警戒感がやや後退して原油先物が下げ幅を広げる場面もありました。
ニューヨーク時間に入ると全般に円買いが優勢。
日本の財務省が、片山財務相とベッセント米財務長官が電話会談を行い、円の過小評価は問題だという点を再確認したと公表したことが材料となりました。
ただ、156円台では押し目を拾いたい向きも多く、売り一巡後は下げ渋りました。
米10年債利回りが一時5.22%台と2007年6月以来の高水準をつけたことも相場を下支えしましたが、その後は低下に転じたこともあり、戻りは限定的となっています。
週明け28日午前の東京外国為替市場では、ドル円が底堅く推移しています。
前週末に大きく円高が進んだ反動もあり、10時台前半には一時157.8円台まで上値を伸ばし、足元では157.7円台後半へやや押し戻されている状況です。
ドル円は先週末の安値である156.9円台を維持できるかに注目です。この水準を割れた場合、155円台半ばまで下落する恐れがあります。

また、159円台では為替介入を警戒して上値が重くなる展開が予想されます。
本日の注目銘柄はゴールドです。

ゴールドはサポートラインに位置しており、この水準を割れると4,000ドルを割れるかもしれません。その一方で上値の目処は4,400ドル前後となっております。
本日は重要な経済指標の発表がないため、大きな値動きが起きない可能性があります。ただし、日米の要人発言や中東情勢の動き次第で為替相場が大きく動く可能性があるため、注意が必要です。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。