重要なお知らせ!
当社では、お客様が当社ウェブサイト上で最高の体験を得られるようにクッキーを使用しています。
お客様は、「同意する」をクリックすることにより、当社の クッキーに関する方針
昨日の為替市場は、日米の円安けん制発言によりドル円が156円台まで下落したものの米長期金利の上昇で持ち直す展開となりました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
28日の東京外国為替市場午後のドル円相場は軟調に推移。欧州勢の参入後は売りが先行し、上値を切り下げて157.3円前後まで弱含みの展開。その後も戻りは鈍く、財務省の三村淳財務官の発言が伝わるとさらに下値を探る動きとなり、17時過ぎには156.6円台まで値を下げました。

三村財務官は、為替について日米の首脳・財務相間の議論を踏まえてしっかり対応する、足元の為替に満足も安心もしていないとした9月の発言は基本的に変わっていない、などの見解を示しました。
ロンドン外国為替市場ではドル円が一時156円台半ばまで上昇。
当面の相場について、市場では下落が進む局面では政府・日銀が抑制しようとしてくる可能性があるとの声が邦銀筋から聞かれました。
ニューヨーク時間に入るとトランプ米大統領が停戦を巡るイランの提案を拒否したと伝わるなど中東情勢の不透明感が意識され、WTIの期近物が一時1バレル96ドル台と前週末終値を4%超上回りました。
エネルギーを輸入に頼る日本の貿易収支が悪化するとの観測が再浮上し、ドル円は円売りで反応。
米10年債利回りも一時5.27%前後と2007年6月以来の高水準を記録し、日米金利差の拡大を意識したドル買いが優勢となって24時過ぎには157.5円台まで持ち直します。
29日午前の東京外国為替市場でドル円は方向感に欠ける展開となっており10時時点では157.3円台で推移しています。
前日に米長期金利が2007年6月中旬以来の高さまで上昇し、日米金利差への意識からドル買いが続いていますが、日米の通貨当局者から円安をけん制する発言が相次いでおり、介入への警戒感が円を下支えしました。
仲値決済に向けては偏りなしとの声が国内銀行の為替担当者から聞かれ、実需筋による売買は相場を方向付ける材料とはならなかったようです。
昨日のドル円は上下にヒゲがついたため、方向感がはっきりしていません。

昨日の高値を超えた場合は159円台、昨日の安値を割れれば155円台半ばまでの動きが想定されます。
本日の注目銘柄はナスダックです。ナスダックは、30,000ドル台では底堅い動きを見せています。しかし、この水準を割れた場合は29,000ドルを割れる可能性があります。

一方で30,800ドル台のレジスタンスラインを突破した場合は32,900ドル前後まで上昇するかもしれません。
本日は23時に米コンファレンスボード消費者信頼感指数とJOLTS求人件数の発表が予定されています。
米コンファレンスボード消費者信頼感指数の予想は89.0、JOLTS求人件数は722万人が予想されており、予想より良ければドル買い、予想より悪ければドル売りで反応する可能性があります。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。