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cTraderは使いにくいと感じていませんか? MT4やMT5とは見た目も異なりますし、操作方法が異なる部分もあるため、使いにくいと感じている人もいるでしょう。
本記事では、cTraderが使いにくいと言われている理由や使い方を画像付きで解説します。
cTraderの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
cTraderは、直感的なユーザーインターフェースを持っており、スキャルピングやアルゴリズム取引に最適な取引ツールです。
海外FXで主流の取引ツールであるMT4やMT5と特徴を比較しました。
開発会社 | cTrader | MT4 | MT5 |
アップデート | あり | 少なめ | あり |
動作速度 | 速い | 遅い | MT4より速い |
時間足 | 26種類 | 9種類 | 21種類 |
約定スピード | 速い | 普通 | やや速い |
板情報表示 | あり | なし | 一部業者のみ |
標準インジケーター数 | 60種類以上 | 50種類以上 | 120種類以上 |
カスタムインジケーター数 | 少ない | 多い | MT4より少ない |
EA(自動売買)の種類 | 少ない | 多い | MT4より少ない |
バックテスト機能 | あり | あり | MT4より充実 |
対応デバイス | Windows、Mac、スマホ | Windows、Mac、スマホ | Windows、Mac、スマホ |
対応業者数 | 少ない | 多い | 多め |
cTraderは、動作速度や約定スピードの速さに強みがある一方で、対応しているカスタムインジケーターやEAの数は少なめです。
また、対応しているFX業者は、ほとんどありません。
cTraderは利便性の高い取引ツールですが、一部のトレーダーからは使いにくいという声もあります。その理由は、5つあります。
インタフェースが多層的で複雑
バグの発生や動作が不安定なことがある
MT4よりも起動に時間がかかる
自動売買が難しい
対応しているFX業者が少ない
それぞれの理由について順番に見ていきましょう。
1.インタフェースが多層的で複雑
cTraderは、インターフェースが多層的で複雑です。
cTraderは高度な機能を提供するために、多くの情報やオプションを一画面に詰め込んでいます。
初心者やシンプルな操作を好むトレーダーにとっては、必要以上の情報が表示されることで混乱を招く可能性があります。
また、カスタマイズ性が高い反面、設定項目が多岐にわたるため、初期設定や操作方法を理解するのに時間がかかることもあるでしょう。
2.バグの発生や動作が不安定なことがある
cTraderは、バグの発生や動作が不安定なことがあります。
例えば、cTraderには以下のような技術的な問題があります。
このような問題が起きることで、チャート分析に支障をきたしたり時間がかかったりするため、使いにくいと感じる人がいます。
3.MT4よりも起動に時間がかかる
cTraderは、MT4よりも起動に時間がかかることが多いです。なぜなら、cTraderは多くの機能を搭載しているため、システムリソースを多く消費するからです。
例えば、以下のような問題を抱えて悩んだことがあるトレーダーは珍しくありません。
その結果、cTraderは使いにくいといった評価を与えるトレーダーもいます。
4.自動売買が難しい
cTraderでも自動売買はできるものの、MT4やMT5と比較すると初心者には難しいです。
cTraderでは、MT4のEA(エキスパートアドバイザー)に相当するものとして、cAlgoというツールを使用します。このツールを用いて、C#というプログラミング言語でcBotを開発し、自動売買を行います。しかし、C#は一般的なプログラミング言語であるものの、トレードプラットフォームに特化した情報が少なく、ハードルが高いと感じる人もいるでしょう。
なお、既に公開されているcBotをダウンロードして自動売買することも可能です。
5.対応しているFX業者が少ない
cTraderは、海外FX業者では、AXIORYやTradeviewなど限られた業者でしか利用できません。
cTraderが使えるFX業者の選択肢は少ないため、ご自身の希望に合った条件で取引できない可能性があります。
また、ほとんどの海外FX業者で使われているMT4やMT5とは操作性が異なるため、慣れるまでに多くの時間がかかるでしょう。
ここからは、cTraderの使い方を画像付きで解説します。
順番に使い方を見ていきましょう。
1.cTraderの画面構成
cTraderを起動すると以下の画面が表示されます。
それぞれの場所で利用できる機能は以下の通りです。
ファインダー&ウォッチリスト | 気配値の表示 |
チャート | ・チャート分析
・チャートレイアウトの変更 |
トレードウォッチ | 保有ポジションや予約注文の表示 |
アクティブシンボルパネル | ・注文
・ニュース ・経済指標カレンダー ・オートチャーティスト |
2.cTraderのファインダー&ウォッチリストの使い方
ファインダー&ウォッチリストでは、銘柄の気配値を確認できます。cTraderのファインダー&ウォッチリストの使い方について解説します。
ウォッチリストの追加方法
ウォッチリストは、ご自身の確認したい銘柄のみを表示できる機能です。ウォッチリストを追加する場合、一番下にある「#NAME?」をクリックしましょう。
以下の画面が表示されるので、ウォッチリストの名前を入力して「OK」を押します。
これでウォッチリストが表示されるようになります。
ウォッチリストの名前の変更方法
ウォッチリストの名前を変更したい場合は、ウォッチリスト上で右クリックしてください。そして、名前を変更を押します。
以下の画面が表示されるので、ウォッチリストの名前を入力して「OK」を押してください。
これでウォッチリストの名前が変更されます。
ウォッチリストの銘柄追加方法
ウォッチリストの銘柄を追加したいときは、ご自身のウォッチリストの右側にある「+」を押しましょう。
以下の画面が表示されるので、銘柄を上の空欄に入力するか、該当する商品タイプを選択しましょう。
追加したい銘柄の上でクリックすると、☆が★に変わります。もう一度押せば、ウォッチリストからの削除も可能です。
ウォッチリストに戻ると、銘柄が増えています。
ウォッチリストの銘柄を並び替える方法
ウォッチリストの銘柄を並び替えたい場合は、銘柄をクリックしたまま移動させたい場所にスライドさせてください。
以下のようにポンドドルが上に移動されます。
3.cTraderのチャートの使い方
ここからは、cTraderのチャートの使い方を解説します。
チャートモードの変更方法
cTraderでは、チャートモードを変更できます。左上にあるチャートモードを選択すれば、画面の表示を変えることが可能です。
以下のように、2分割された画面が表示されました。マルチタイムフレーム分析をしたい場合や複数の銘柄を同時に確認したい場合に重宝します。
チャートタイプの変更方法
チャートタイプをローソク足以外に変更したい場合は、左上にあるローソク足のボタンを押しましょう。
バーチャートやラインチャート、ドットチャートなどへの変更が可能です。
時間足の変更方法
時間足を変更したい場合は、上にあるボタンを押します。以下のチャートは30分足です。1時間足を選んでみましょう。
チャートが1時間足に変わります。
インジケーターの追加方法
移動平均線やボリンジャーバンドなどを使ってテクニカル分析をする際は、インジケーターを使わなければなりません。
インジケーターは、左上から選べます。今回はSimple Moving Average(単純移動平均線)を選ぶので、トレンドから選びましょう。
インジケーターを選んだらパラメータの設定ができます。設定が完了したら「OK」を押しましょう。
チャート上に移動平均線が表示されます。
オブジェクトの追加方法
cTraderでは、水平線やトレンドラインなどのオブジェクトの表示も可能です。
チャート右側にあるタブから使いたいオブジェクトを選びます。
オブジェクトがチャートに表示されます。
4.cTraderのアクティブシンボルパネルの使い方
cTraderのアクティブシンボルパネルは、主に注文時に使う画面です。アクティブシンボルパネルでの注文方法について見ていきましょう。
成行注文の使い方
成行注文をする場合は、市場を選んで「買い」「売り」の選択、ロットを入力して注文実行を押します。
損切りや利食いにチェックすれば、それぞれの価格も入力可能です。
指値・逆指値注文の使い方
指値注文や逆指値注文を使う場合は、指値や逆指値を選んだ上で、価格を設定して「注文実行」を押します。
ワンクリック注文の使い方
cTraderはワンクリック注文に対応しています。ワンクリック注文とは、ワンクリックで即座に注文を実行できる機能です。
cTraderでは、チャートの真ん中上側に表示されているボタンで利用できます。
5.cTraderの自動売買・コピートレードの使い方
ここからは、cTraderの自動売買・コピートレードの使い方について解説します。
自動売買の注文方法
cTraderで自動売買をする場合、左下にある「Algo」を押しましょう。
Botにある緑の起動ボタンを押せば、自動売買を始めることができます。
コピートレードの注文方法
cTraderでは、コピートレードを利用可能です。
コピートレードを利用するには、左下にある「Copy」を押しましょう。
投資先が見つかったら右にある「コピーを開始」を押します。
戦略や手数料と条件が表示されます。条件に問題がなければ「コピーを開始」を押して始めましょう。
cTraderを起動した時点では、画面の言語が日本語だったりチャートの時間が海外の時間だったりしています。
より使いやすくするためにcTraderの日本語表示とチャートの日本時間への変更方法を解説します。
日本語表示に変更する方法
cTraderを日本語表示に変更するには、左下の「設定」を押しましょう。
左の「一般」を押して言語を「日本語」に設定すれば、cTraderが日本語表示になります。
日本時間に変更する方法
cTraderのチャートを日本時間に変更する場合、cTraderの右下にある「UTC」と記載された箇所をクリックします。
UTC+9を選択すれば、東京の時間がチャートに表示されます。
cTraderは高機能で動作も速い上級者向けの取引ツールです。MT4やMT5よりも使いにくいと感じるかもしれません。
また、MT4やMT5でもたいていの機能は利用できますし、EAやインジケーターはcTraderよりも種類が多いです。
よって、利用してみて自分に合わないと感じる場合は、MT4やMT5を検討しましょう。
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