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「FXは東京時間なら勝てるのでは?」「東京時間で利益を出す方法を知りたい」といった疑問を持っている人もいるでしょう。
FXは大きく分けると東京時間、ロンドン時間、ニューヨーク時間があります。値動きが比較的穏やかなため、東京時間なら利益を出しやすいと考える人もいるかもしれません。
本記事では、東京時間の値動きの特徴や利益を出すコツを解説します。
東京時間とは、午前9時〜午後15時までの東京市場が開いている時間帯を指します。
まずは東京時間の為替の値動きの特徴について解説します。
それぞれの特徴について順番に見ていきましょう。
1.開場直後の9時から11時は値動きが活発になる
東京時間の午前9時から11時にかけては、値動きが非常に活発になる傾向があります。
その理由は、多くの日本人トレーダーが取引に参加しているので、取引量が増加するためです。
特に、仲値が発表される9時55分前後は取引が集中しやすいため、大きな値動きが起きやすいでしょう。
また、午前中は、日本の経済指標の発表が行われる時間と被るので、GDPや雇用統計など重要な経済指標をきっかけに相場が大きく動く可能性があります。
加えて、東京市場午前中はシンガポールや香港などほかのアジア市場が開場する時間とも被るため、アジア人を中心に取引が増加して値動きが大きくなることもあります。
2.大口の取引が入ると価格が急激に動きやすい
東京時間は、機関投資家による大口の取引が入ると価格が急激に動きやすい時間帯です。なぜなら、大口の買いや売りをきっかけに相場が大きく動くと、他のトレーダーも追随する動きを見せるため、価格が伸びることがあるからです。
特に東京市場が開いていない早朝や東京市場の閉場からロンドン時間が開場するまでのように取引参加者が少ない時間帯は、大口の資金に対抗できる投資家が少ないので、相場が大きく動きやすくなります。
3.午前11時〜13時までは値動きが落ち着くことが多い
東京時間の午前11時から13時ころまでは、基本的に落ち着いた値動きで推移しやすいです。
なぜなら、昼食休憩の時間と被るため、取引に参加するトレーダーが少なくなるからです。
特に大きなイベントがない限りは、値動きが安定しているので、この時間帯にトレードする必要はありません。
仲値とは、金融機関がその日の基準となる為替レートを決定する時間のことです。
仲値の発表前後は、多くのトレーダーがポジションを調整するため、取引が活発になり、価格が急激に動きやすくなるのです。
4.株と連動することが多い
為替市場の東京時間は、株と連動する動きを見せることがあります。
特に日経平均株価の値動きとドル円の値動きには相関があるといわれているため、株を取引しない人も日経平均株価の値動きだけは確認しておくようにしましょう。
東京時間に取引をすることが多いFXトレーダーには、3つの手法をおすすめします。
それぞれの手法について順番に見ていきましょう。
1.ゴトー日の仲値トレード
1つ目は、ゴトー日の仲値トレードです。ゴトー日(ごとうび)とは、毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日など、5の倍数の日のことです。
ゴトー日は、多くの日本企業が取引先に支払う外貨を調達する目的でドルを買うことが多いので、ドル高円安の相場になりやすいといわれています。
そこで、以下のような流れで取引して利益を得ましょう。
実際のドル円チャートで見ると、以下のような流れで取引を行います。
なお、日本時間9時より前(前日の深夜)に買う人もいますが、基本的には東京市場開場直後のエントリーで問題ありません。
ただし、経済指標の結果や世界的な地政学的リスクなどの要因により、ゴトー日でもドル円が上昇しないことがあるので注意しましょう。
2.レンジ相場での逆張り
2つ目の手法は、レンジ相場での逆張りです。
東京時間にレンジ相場での逆張りが有効であるといわれている理由は、実需勢(実際の取引を行う企業や機関)の影響が強く、一定の買いオーダーと売りオーダーが存在するからです。その結果、価格が一定の範囲内で推移しやすく、レンジ相場が形成される傾向があります。
また、東京時間は、ロンドン市場やニューヨーク市場と比べると、値動きが比較的安定しています。急激な価格変動が起きにくい時間帯のため、レンジ相場での逆張りで利益を得やすいでしょう。
3.円や豪ドルの通貨ペアを狙う
3つ目は円や豪ドルの通貨ペアを狙うことです。
東京時間は、東京市場が開いている時間帯であり経済指標の発表もあるため、ドル円はもちろん、ユーロ円や豪ドル円、ポンド円などの通貨ペアが活発に取引される傾向があります。
特に、東京時間の午前中は、オセアニア市場も開場しており一部の経済指標の発表時間と被るため、豪ドル円やNZドル円などの通貨ペアが大きく動くことも珍しくありません。
東京時間は、円やオセアニア通貨を中心に取引しましょう。
東京時間にFX取引をしようと考えている場合は、以下の点に注意が必要です。
それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
1.取引量が少ない通貨ペアは避ける
東京時間は、ドル円やクロス円以外の通貨ペアの取引は避けましょう。
なぜなら、日本人トレーダーが多い時間帯のため、ドル円やクロス円以外の通貨ペアは取引量が著しく落ちるためです。
特に、欧米の市場が開いていないので、ユーロポンドやユーロスイスなどの通貨ペアは取引量が少なくなります。
これらの通貨ペアはスプレッドが開きやすかったり約定がしにくかったりすることがあるので、ロンドン市場が開場してから取引しましょう。
2.日銀の金融政策発表時は大きく動くことがある
年8回、東京時間の正午から14時前に日銀(日本銀行)の金融政策金利の発表が行われます。
日銀が政策金利を発表する際に金融政策や政策金利が市場予想と異なった場合、為替レートが急激に変動することがあります。
例えば、2013年4月4日の13時35分に日銀が量的・質的金融緩和を導入することが発表されると、1日で92円台から96円台まで急速に円安が進行しました。
このように日銀金融政策の発表が行われる際は、相場が大きく動くことがあるので注意しましょう。
3.祝日は東京市場が閉場するので値動きがほとんどない
日本が祝日の場合、値動きがほとんどないことが一般的です。
その理由は、株式市場が休日のため、外国為替市場においても機関投資家がほとんど取引を行わないためです。
ただし、年末年始のように日本の株式市場が閉場していても米国市場が開場している場合は、稀に大きな値動きが起きることがあります。例えば、2019年1月2日にはフラッシュ・クラッシュと呼ばれる突発的な価格変動によりドル円がわずか5分で108円台後半から104円台後半まで下落しました。
フラッシュ・クラッシュ自体は東京市場閉場時に起きた事象でした。
とはいえ、祝日や年末年始であっても稀に大きく動くことがあるので、ポジションを持ちすぎないようにしましょう。
ここからは、外国為替市場や東京時間などについてよくある質問に回答します。
FXの東京市場では、市場時間が夏と冬で変わりますか?
日本ではサマータイムがないため、季節にかかわらず、東京市場は9時〜15時です。
FXのロンドン市場の夏時間と冬時間の営業時間は?
ロンドン市場の営業時間は、夏時間16時から26時、冬時間(標準時間)は17時から27時まで(いずれも日本時間)です。
世界三大市場の営業時間とは?
外国為替市場の世界三大市場は、東京、ロンドン、ニューヨークです。東京市場は、午前9時から15時、ロンドン時間は17時〜27時、ニューヨーク時間は22時〜翌日午前7時まででです。ロンドン時間とニューヨーク時間については、サマータイム適用時は開場時間と閉場時間が1時間ずつ早くなります。金曜日の午前7時まで取引が行われます。
為替市場のサマータイムはいつから適用されますか?
為替市場のサマータイムは、主に米国で実施される制度で、通常は3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までの期間に適用されます。この期間中、取引時間が1時間前倒しになります。なお、英国は毎年3月最終日曜日の午前1時から10月最終日曜日の午前2時、豪州は10月第1日曜日の午前2時から4月の第1日曜日の午前3時までサマータイムが適用されます。
FXをやってはいけない時間帯はありますか?
FX取引をやってはいけない時間帯は、日本時間早朝です。特に午前4時から8時の間は、取引参加者が少なくスプレッドが広がりやすくなるため、利益を得るのは難しいでしょう。
FXでは月曜日の取引時間は何時から何時までですか?
FXの月曜日の取引時間は、午前7時から翌日の午前7時(冬時間)が一般的です。一部のFX業者では朝の3時や4時から取引ができます。
東京時間は時間帯によって値動きの傾向が異なります。特にゴトー日にどのような値動きが起きるかは知っておきましょう。また、日銀の金融政策の発表日は大きく動くことがあるので注意が必要です。そして、多くの利益を狙うならドル円や豪ドル円の取引をおすすめします。
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