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昨日の為替市場は、方向感に欠ける展開となりました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
8日午後の東京外国為替市場では、ドル円は上値の重い展開が続きました。

東京外国為替市場午後のドル円相場は、一時160.4円前後まで上昇する場面もありましたが、160円台での為替介入への警戒感が依然として強く、上値を抑えられました。
また、160円ちょうどには大規模なオプション設定が観測されており、同水準で相場が膠着しやすい状況であることも指摘されています。
ロンドン市場の午前中も、前週末の円売りに対する反動から買い戻しの動きが見られ、円相場は上昇。イランのイスラエルへの攻撃報道など中東情勢のリスク警戒感が根強い中で、積極的な円買いは手控えられたものの、市場では介入警戒感から対ドルでの円売りは限定的であったとの見方も聞かれました。
ニューヨーク市場では、トランプ米大統領がSNSで双方に自制を求めたことで事態激化への懸念がいったん和らいだこともあり、方向感に欠ける展開となりました。
しかし、中東情勢のさらなる悪化懸念が完全に払拭されたわけではなく、円の上値も限られれる展開となっています。
9日の東京外国為替市場午前のドル円相場は、仲値にかけて買いが強まる場面もありましたが、前日の高値や4月末の介入実施時の高値が意識され、上値は限定的でした。片山財務相が為替の過度な変動に対して「断固たる措置を取る」と改めて牽制したことも、上値を抑える要因となっています。
ドル円は小幅安だが引き続き下ヒゲのほうが長い状況が続いており底堅さがあります。

しかし、相変わらず膠着状態が続いており、どちらかに動くのを待つしかないでしょう。
本日の注目銘柄は日経225です。日経225はトレンドライン上に位置していることや直近レジスタンスラインだった価格帯がサポートラインとして機能する可能性があるため、反転する可能性があります。

基本的には買い目線で問題ありませんが、トレンドラインやサポートラインを割れた場合は急落を警戒しなければなりません。
その場合59,000円台や54,000円台まで下落する可能性があります。
本日は4月分の米貿易収支や5月分の中古住宅販売件数の発表が注目されています。予想を上回ればドル円は上昇、予想を下回ればドル円は下落しやすくなるので注意が必要です。
中東の戦闘が激化すれば為替レートにも大きな影響を与える可能性があるので、警戒しておきましょう。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。