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先週の為替市場は、米国市場が休場ということもあり、大きな動きはありませんでした。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
3日午後の東京外国為替市場におけるドル円相場は、新規の材料に乏しい中で上値の重い展開となり、161.2円前後での小動きが続きました。

日中は決め手を欠き、160.9円台から161.1円台の間で一進一退のレンジ推移にとどまっていましたが、欧州勢が本格的に参入する時間帯を迎えると流れが急変しました。
午前の安値や前日安値を下抜けたことで売りが加速し、一時160.5円前後まで急落。その後はやや持ち直したものの戻りは鈍く、週末や米国市場の休場を控えた見送りムードも手伝って上値の重さが意識されました。
続くロンドン外国為替市場では、米利上げ観測の後退や本邦当局による為替介入への警戒感からこれまでのドル買いの勢いが抑制され、161.0円前後を中心に推移。
海外時間にかけて一時160.6円台まで円高が進んだ後、161.5円前後までドルが買い戻されるなど上下する局面もありましたが、ロンドン時間を通じては160.8円台から161.0円前後の狭い値幅でのもみ合いに終始しました。米国が独立記念日の振り替え休日で市場が休場となるため、明確な方向感は示されませんでした。
ニューヨーク外国為替市場ではドルが反発しましたが、米国の主要市場が休場だったことから模様眺めムードも強く、一段と上値を追う展開にはなりませんでした。
週が明けた6日の東京外国為替市場では、ドル円は小高い水準での推移。本邦勢の本格参入後は徐々にドル買いが優勢となり、先週末の高値を上抜けて一時161.6円前後まで上値を伸ばす場面がありました。
しかし、さらなる買い材料に乏しい中で仲値決済の通過後は161.4円台へと押し戻され、その後は161.6円近辺で推移するなど方向感を欠いています。
同日の東京株式市場で日経平均株価が続伸して始まったものの、米国市場の休場明けで手がかりが少なく上値が重かったこともあり、為替市場でも活発な取引は手控えられ、今晩に控える米国の重要指標の結果を待つ姿勢となっています。
ドル円は金曜日も160円台半ばまで急落しましたが、再度サポートラインで反発しました。引き続きこの水準を上回っている限り、円安傾向は変わらないでしょう。

一方で、今後は1日に付けた162.8円台を超えられるか、超えられずにレンジ相場に移行するかが焦点となります。
本日の注目銘柄はナスダックです。ここ数日は小幅な値動きが続いていることから三角保ち合いを形成中です。上下どちらに抜けるか注視しましょう。

上方向へ抜けた場合は30,700ドル台を超えていくか、下方向へ抜けた場合は28,200ドル台を割れるか観察する必要があります。
本日は6月分の米PMIやISM非製造業景気指数の発表を控えています。ISM非製造業景気指数の予想は54.1となっています。予想よりも良かった場合はドル高、予想よりも悪かった場合はドル安となる可能性があります。
特に数値が50を下回った場合は、景気後退を示唆するため注意が必要です。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。