今週 – FOMCの経済予測に注目

今後の主なイベント：

• 米　インフレ率　6月 12日（水）15:30 (GMT+3)
• 米　金利決定　6月12日（水） 21:00 (GMT+3)
• 日本　金利決定　6月14日（金）06:00 (GMT+3)

米国のインフレデータ：トレーダーは消費者物価指数（CPI）データを注視し、一段の軟化の兆しがあるかどうかを見極めている。  弱い数字が出れば、ドル安が進み、リスクオンの上昇を誘発する可能性があり、強い数字が出れば、ドル高が進み、リスク資産にマイナスの影響を与える可能性がある。

FOMC予想：政策に変更はないと予想されるため、焦点はFOMC予想とパウエル議長の記者会見となる。トレーダーは、9月利下げの可能性に関するシグナルを探すとみられる。今年のFF金利の中央値予想が下方修正された場合、ハト派的なシグナルと解釈される可能性がある。

英国の雇用統計とGDPデータ：ポンド・トレーダーは、英国の雇用統計と4月の月次GDPに注目している。一貫して堅調な賃金の伸びと堅調なGDPの数値は、9月のBOE利下げの可能性を低下させ、ポンドを押し上げる可能性がある。

日銀の金利決定：日銀の会合が注目される。データはまちまちだが、日銀は将来の政策転換に向けた手がかりを提供する可能性があり、市場は7月と9月に10bpの利上げを想定している。日銀からタカ派的なシグナルが出れば、USD/JPYに大きな影響を与える可能性がある。

今週注目されている経済指標と決算報告：

月曜日：

• EU消費者インフレ予想（4月）

火曜日：

• オーストラリア　NAB景況感
• 英　失業率（4月）
• 決算報告：
  • Oracle Corporation
  • Casey‘s General Stores, Inc.
  • ZEEKR Intelligent Technology Holding Limited

水曜日：

• 日本　PPI（5月）
• 中国　インフレ率
• 英　GDP（4月）
• 米　インフレ率（5月）
• 米　FRB金利決定
• 決算報告：
  • Broadcom Inc.

木曜日：

• オーストラリア　失業率（5月）
• EU　鉱工業生産（4月）
• 米　PPI（5月）
• 決算報告：
  • Adobe Inc.

金曜日：

• 日本　日銀金利決定
• 米　ミシガン大学消費者信頼感指数（6月）

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