FXで損切りを行うことは、大きな損失を防ぐために欠かせません。
適切なポイントで損切りができないと、想定外の損失が発生する可能性があります。
最悪の場合には、口座残高がゼロになってしまうこともあります。
本記事では、FXの損切りの重要性や適切なタイミング、損切りできない人の特徴まで詳しく解説します。
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FXの損切りとは?

FXの損切りとは、含み損が発生しているポジションを決済して損失を確定させることを指します。
FXの損切りは損失がより大きくなることを防ぎ、最小限の損失で済ませるために行われます。
損切りはFXでの基本となりますが、損失をできるだけ少なく済ませることは利益を伸ばす上でも非常に重要になります。
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FXの損切りの重要性:損切りをしないとどうなる?
FXで損切りが重要な理由は次の通りです。
・勝率が高くても損益がマイナスになる可能性がある
・レバレッジが高いと強制ロスカットに合う可能性がある
・損切りが遅れるとなかなか損切りできない
・そもそもFXが上手くならない
以下では4つの理由についてそれぞれ詳しく解説していきます。
勝率が高くても損益がマイナスになる可能性がある

FXをする際は、損切りを適切なタイミングで行わないと勝率が高くても損益がマイナスになる可能性があります。
例えば、相場分析が的確で勝率が高くても、1度の負けでそれまでの利益以上の損失を出すと損失が出てしまいます。
反対に、FXで損切りを適切に行なって損失を最小限に抑えられたら、勝率が低くても利益を伸ばすことが可能です。
レバレッジが高いと強制ロスカットに合う可能性がある

ハイレバレッジで取引する際は、少ない資金で大きなポジションを持てるため、わずかな相場の逆行でも証拠金維持率が急速に低下し、強制ロスカットされるリスクが高まります。このリスクを防ぐためにも、損切りを徹底することが重要です。
ハイレバレッジのトレードは、マイナスの方向に相場が変動すると損失額が大きくなりやすく、資金が一気に減ってロスカットされてしまうかもしれません。
ロスカットを防ぐために、相場変動が予測通りに動かなかったら必ず損切りを行い、適切に資金管理できるようにしましょう。

上記の記事では、レバレッジ1000倍で取引することのメリットや実際に取引した際の結果などを解説しています。
的確な損切りラインを設定して、レバレッジ1000倍の取引でもローリスクハイリターンの状況を作りましょう。
損切りが遅れるとなかなか損切りできない
FXで損切り(ストップロス)を設定せずに相場が予測と逆に変動すると、精神的になかなか損切りできなくなってしまいます。
損切りのタイミングを逃して含み損を抱えると、含み損が膨らむほど決済時の損失に怯えてしまいます。その恐怖から少しでも損失が減るのを期待してしまい、結果的に損切りをさらに遅らせてしまうでしょう。
このような事態を防ぐためにも、FXをする際は損切り(ストップロス)ラインはエントリー前に必ず考えるようにするべきです。
損失が出ても冷静に対処できるよう損切りラインは取引前に決めよう
そもそもFXが上手くならない
FXで損切りをしないと、利益を伸ばしにくいため、そもそもトレードが上達しないでしょう。
FXは相場が予測と逆に動いた時は損切りで最小限の損失にとどめ、予測通りに変動したら利益をできるだけ伸ばせるようにすることで全体的な利益も大きくなります。
FXで損切りをしないと、相場が逆行した際は運任せになるので勝てたとしてもトレードの上達にはつながりません。
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FXの損切りラインの決め方
FXでは、エントリーする際にストップロス注文をすることで、設定した価格に相場が到達すると自動的に決済されます。
エントリーする際は、ここまで逆行したら予測通りの変動はしないだろうという価格帯に損切りラインを設けましょう。
ポジションを保有している時は、含み益や含み損の増減がすることによって冷静に判断できなくなりかねません。そのため、エントリー前に損切りラインを定めておくのがおすすめです。
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FXの損切りの目安・タイミング・ルールの決め方
FXの損切りの目安・タイミング・ルールのおすすめの決め方は次の通りです。
以下では3つの決め方についてそれぞれ詳しく解説していきます。
損失額で決める
FXで損切りラインを設定する際は、損失額の大きさで決めるのもおすすめ。
損失額を証拠金の何%以内に収めるなど資金管理のルールを決めて、損失額がその金額に達する価格を損切りラインにしましょう。
損失額で損切りの判断をする場合は、妥当な損切りラインになるようにロット数を調整しましょう。
値幅(pips)で決める

FXで損切りラインを設定する際は、値幅をもとに決めるのもおすすめ。
例えば、チャートが同じ価格で繰り返し反発している時にその価格から◯◯pips逆行した時の価格を損切りラインにするなどです。
FXでは全ての通貨ペアでpipsという単位が使用されているため、pipsを基準にすれば全ての通貨ペアの値幅の感覚を共通して理解できます。
テクニカル分析で決める

FXではテクニカル分析を基に損切りラインを設定するのもおすすめ。
例えば、テクニカル分析で引いたレジスタンスライン・サポートラインなどを基準に、そのラインを明確に割る価格を損切りラインにすれば少ない損失で済ませられます。
他にも様々なテクニカル分析手法で、相場変動の方向が変わる価格帯に損切りラインを設定すれば同様に損失を最小限に留められるでしょう。
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FXの損切りを的確にするには?
FXで損切りを的確にするには次の点に気をつけましょう。
以下ではそれぞれ詳しく解説していきます。
損切りルールを確定する
FXで損切りを的確にするには、自分なりの損切りルールを作りましょう。
例えば、損切り幅は最大でも利確目標の◯分の1の値幅にしたり、一度決めた損切りラインは絶対に守るなどです。
エントリー後は損益の増減により冷静な判断がしにくくなるので、損切りのルールを事前に決めて、それを徹底するようにしましょう。
トレードの記録をつける
FXで損切りを的確にするには、トレードの記録をつけるのがおすすめです。
エントリーから損切り、利確までの自分の根拠を記録して残すことで、自分のトレードの何がいけなかったか、次のトレードでどうすればいいかなど振り返りができます。
トレードを繰り返すたびに反省と改善ができるのでトレードの腕は上達しやすいでしょう。損切りやトレード全体の上達のために記録をつけることをおすすめします。
トレード記録をつけて自分のトレードのフィードバックをしよう
ポジションを持ちすぎない
FXで損切りを的確にするためにポジションを持ちすぎないようにするのもおすすめです。
常にポジションを持ってしまう状態(俗にいう「ポジポジ病」)に陥っている方はやたらとエントリーしてしまい、エントリーの根拠が弱いので損切りが増えてしまうでしょう。
そのため、損切りによる損失が積み重なってしまいます。エントリーポイントは慎重に見極めてポジションを持ちすぎないようにしましょう。
レバレッジをかけすぎない

FXで損切りを的確にするためには、レバレッジをかけすぎないようにするのもおすすめです。
ハイレバレッジのトレードは大きい利益を狙える分、損切りする際の損失も大きくなってしまいます。
初心者の方などまだ損切り位置を明確に設定できない方は、損切りによる損失を小さく済ませるためにもレバレッジをかけすぎないようにしましょう。
損切りルールを定期的に改善する
FXで損切りを的確にするために、定期的な損切りルールの改善も行いましょう。
自分で損切りルールを決めても、トレードを繰り返すことによってより適したルールが見えてくるかもしれません。
より自分に合った損切りルールを決めた方が結果的に損切りによる損失を小さくできるでしょう。
エントリーした時間足基準で損切りする
FXで損切りを的確にするためには、エントリーした時間足基準で損切りも行うようにしましょう。例えば、1時間足を見てエントリーした時は同じ1時間足で見た時に予測通りの変動ではないと判断できる足になる価格で損切りしましょう。
エントリーの根拠にした時間足よりも短期足の変動を見て損切りの判断をしてしまうのは早すぎます。一時的に逆行しているように見えても時間足の確定で戻る場合もあります。
また、時間足が確定してからでも損切りは遅くないのでエントリーした時間足基準で損切りをするのがおすすめです。
時間足ごとにトレンドが違って見えることがあるから自分のエントリーした時間足で損切りを考えよう
損切り幅はゆとりを持たせる
FXで損切りを的確にするためには損切り幅にゆとりを持たせましょう。
この記事では損切りを徹底するようにと何度も述べてきましたが、損切り幅は多少ゆとりをもたせるようにしましょう。
FXでは反発するラインは全く同じ価格になることはないので、ここを割ったら予測と異なるという価格ぴったりに損切りを設定するのではなく、多少余裕を持たせる方が勝ちやすいです。
FXに感情を持ち込まない
FXで損切りを的確にするためには、FXに感情を持ち込まずに相場状況から損切りなどの判断をするようにしましょう。
何度も述べてきましたがFXではエントリー後は相場の変動によって冷静な判断がしにくくなってしまいます。
感情を持ち込んで誤った判断になるのを防ぐために、損切りなどのルールを自分なりに決めておくのがおすすめです。
感情に左右されないためにも根拠を持って損切りするようにしよう
通貨ペアを絞る
FXで損切りを防ぐためには、通貨ペアを絞るのも大切です。FXは数十種類の通貨ペアをトレードできますが、いくつもの通貨ペアでトレードしようとすると分析に労力がかかりすぎてしまいます。
また、マイナーな通貨ペアは価値が安定しておらず相場の変動も激しいのでトレードの難易度が高いです。
そのため、始めたばかりの時はメジャー通貨ペア程度で、トレードが上達してきてから通貨ペアを増やすようにしましょう。
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損切りでFX取引の損失を抑えるためのポイント
この見出しではFX取引の損失を抑えるためのポイントを4点紹介します。
根拠ある損切りをする
テクニカル分析やファンダメンタル分析をもとに、本当に損切りをして良いのか、なぜ今損切りをするのかが明確な状態で損切りをしましょう。根拠ある損切りをしている人は、損失が出たとしてもその損失額を最小限におさえられます。
経済指標発表時やテクニカル分析が機能しない時など、エントリーの根拠が弱くリスクも大きい時は無理にエントリーをしないなどリスクコントロールが上手になりましょう。
損切りルールが確立していて改善を繰り返す
FXで損切りができる人は自分の損切りルールが確立しており、トレードが予測通りにならなかったとしても改善を繰り返しています。
例えば、エントリー時に決めた損切りラインは絶対に守るなどです。エントリー後は相場変動によって冷静な判断をしにくくなるのでルールを決めておくことは非常に有効でしょう。感情に惑わされてナンピンが起こるといった事態を防げます。
そして、相場変動が予測通りにならなくても自分のトレードを改善し、次のトレードに活かしていくことが大切です。
感情に左右されないようマイルールを作り、そのルールの改善を繰り返して好きのないトレードをしよう
トレード記録をつける
損失を抑えるには、過去の自分がなぜ損失を出してしまったのか分析して対策をすることが重要です。
そのために、過去の自分のトレード記録をつけて日々フィードバックするようにしましょう。トレード記録とフィードバックを繰り返せば、自分にとって一番効率の良い損切りラインを見つけることができるはずです。
ロスカット水準を確認する
損切りする前にロスカットが起こると、想定以上に損失が出てしまいます。
予期せぬ大損失を抱えずにすむよう、自分が登録しているFX業者のロスカット水準を確認しましょう。
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トレードスタイル別の損切り幅の目安
FXには4種類のトレードスタイルがあります。各トレードスタイルごとに特徴が違うので、それに合わせて適切な損切り幅も変わってきます。
以下の表で各トレードスタイルごとの損切り幅の目安を紹介しているのでご覧ください。
| トレード手法 | 取引時間 | 損切り幅の目安 |
|---|---|---|
| スキャルピング | 数秒〜数分 | 〜10pips |
| デイトレード | 数時間〜1日 | 〜30pips |
| スイングトレード | 数日〜数週間 | 〜100pips |
| 長期トレード | 数週間〜数年 | 100pips〜 |
スキャルピング
スキャルピングは取引時間が短いので、損切りが遅れると大損失を抱えることになってしまう可能性があります。そのため、損切り幅は10pipsと小さく、すぐに損切りを行うようにしましょう。
デイトレード
デイトレードはスキャルピングよりは長期的にみて利益が出ているかが大事になってくるトレードスタイルです。そのため、現在は損が出ていても数時間後や1日後で考えると利益になる見込みを加味して、スキャルピングよりは損切り幅を多めに取りましょう。
スイングトレード
スイングトレードは、デイトレードよりもさらに長期的に取引をするので損切り幅はもっと大きくして良いでしょう。目安としては100pips以内に抑えるのが妥当です。
長期トレード
長期トレードは、数週間〜数年単位で取引をするので損切り幅を小さくしてしまうと、すぐに損切りをすることになってしまい、長期でトレードする良さが失われてしまいます。そのため、100pips以上に設定しましょう。
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FXは損切りで損失を抑えることが重要
FXでの損切りの目安、重要性や、やり方などの詳細はよくお分かりいただけたでしょうか。
FXにおいて、損切りを適切な場所でできるようになることは損失を抑え、利益を伸ばす上で非常に重要です。
ぜひこの記事を参考に自分の損切りの仕方を振り返り、より適切な損切りができるようにしましょう。
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