FXの三角持ち合いとは、チャート上に出現する三角形のチャートパターンのことです。
三角持ち合いは、ラインをブレイクするとその方向へ大きく変動することが多く、大きな利益を狙えるチャンスがあります。
一方でだましの発生も多いため、ブレイクとだましを見極めることが重要です。
本記事では、FXにおける三角持ち合いのだましとブレイクの見分け方はもちろん、発生理由や効果的なトレード手法、さらにコツや注意点についても詳しく解説しています。
この記事を読んで三角持ち合いを用いたチャート分析を身につけて大きな利益をあげましょう。
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FXの三角持ち合いとは?
FXにおける三角持ち合いとは、高値を結んだラインと安値を結んだラインが徐々に収束し、チャート上に三角形の形状が形成される相場局面のことです。
三角持ち合いは買い注文と売り注文が交錯することで、チャートが三角形に収束して形成されます。
買いと売りの注文が競り合っているため、どちらか一方のラインをブレイクすると、その方向に大きく変動することが多いです。
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FXの三角持ち合いの5つの種類

FXの三角持ち合いの種類は、大きく分けて3種類のトライアングル(シンメトリカル・アセンディング・ディセンディング)があります。
これらとは別に、収束型のチャートパターンとして「ペナント」や「ウェッジ(上昇ウェッジ・下降ウェッジ)」も知られています。
これらは形状が似ていますが、それぞれ異なる特徴や示唆する意味合いを持つため、混同しないよう注意が必要です。
以下では5種類それぞれを詳しく解説していきます。
①アセンディングトライアングル

アセンディングトライアングルは、上昇トレンドの安値を結んだラインとレジスタンスラインとなる水平線によって徐々にレンジが狭くなっていき、三角形ができる相場のことです。
アセンディングトライアングルが上方向にブレイクした場合はその後も更なる上昇が見込まれます。
一方、アセンディングトライアングルが下方向にブレイクした場合は、上昇トレンドは終了したことを示します。
このチャートパターンでは、レジスタンスラインで上値を押し返していますが、買い圧力が強いため上方向にブレイクする可能性が高くなります。
また、レンジが大きく、反発回数が多いほど、三角持ち合いブレイク後の変動も大きくなることが多いです。

②ディセンディングトライアングル

ディセンディングトライアングルは、下降トレンドの高値を結んだラインとサポートラインとなる水平線によって、徐々にレンジが狭くなっていき三角持ち合いになる相場のことです。
この三角持ち合いのチャートパターンでは、売り圧力が強いので下方向にブレイクする可能性が高いです。
ディセンディングトライアングルが下方向にブレイクした場合は更なる下落が見込まれます。
一方、ディセンディングトライアングルを上方向にブレイクした場合はトレンドの終了を示します。
また、アセンディングトライアングル同様にレンジが大きく反発回数が多ければブレイク後の変動も大きくなります。
③シンメトリカルトライアングル

シンメトリカルトライアングルは、安値を結んだサポートラインと高値を結んだレジスタンスラインによってできる三角形です。
アセンディングトライアングル、ディセンディングトライアングルとは違いラインが水平になることはありません。
必ずレジスタンスラインは右肩下がりのラインで、サポートラインは右肩上がりのラインになります。
シンメトリカルトライアングルは原則トレンド継続しますが、トレンド転換し新しいトレンドが始まる可能性もあります。
④ペナント

「ペナント」は鋭い直線的な上昇(下落)が起こった後に、上昇トレンドの安値を結んだサポートラインと、下降トレンドの高値を結んだレジスタンスラインによってチャートが三角形になる相場のことです。
シンメトリカルトライアングルの一種ですが、シンメトリカルトライアングルと違うのは、ペナントはトライアングルの始まりが鋭い直線的な上昇であることです。
ペナントは買い注文と売り注文が激しく交錯し、高値と安値が切り上がっていき、三角持ち合いをブレイクした方向に相場が大きく変動することが多いです。
ペナントはシンメトリカルトライアングルよりもブレイク後もトレンド継続する可能性が高いです。
また、ペナントは上昇トレンドの途中で発生したら「上昇ペナント」、下降トレンドの途中で発生したら「下降ペナント」と呼びます。
上昇ペナントでは、ブレイク後も上昇トレンドが継続し、下降ペナントではブレイク後も下降トレンドが継続します。

⑤上昇ウェッジ

上昇ウェッジは、上昇トレンドの安値を結んだサポートラインと高値を結んだラインによって徐々にレンジが小さくなり先端が上向きの三角持ち合いになる相場のことです。
上昇ウェッジは、長期の下降トレンドの短期足で現れ、下にブレイクして下降トレンドが継続するケースがあります。
また、上昇トレンドの終わりに現れ、下にブレイクしてトレンド転換になる場合も多くあります。
⑥下降ウェッジ

下降ウェッジは、下降トレンドの高値を結んだレジスタンスラインと安値を結んだラインによってレンジが狭まり、先端が下向きの三角持ち合いになる相場のことです。
下降ウェッジは、長期的な上昇トレンドの短期足に現れ、上にブレイクしてトレンド継続となる場合があります。
また、長期的な下降トレンドの終わりに出現し、上にブレイクしてトレンド転換するケースも多く見られます。
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FXの三角持ち合いが発生する理由

三角持ち合いが起こる理由を各種類ごとに説明していきます。
①アセンディングトライアングル発生理由
アセンディングトライアングルは、上昇トレンドの継続中や高値圏でのもみ合いで起こることが多いです。
このパターンは、高値では一定の売り圧力(レジスタンスライン)があるものの、安値が徐々に切り上がっている(買い圧力が強い)状態を示します。
投資家は「価格が上昇する」と予測し、以前の安値より高い位置で買い注文を入れるため安値が切り上がります。この買い圧力がレジスタンスラインを上抜け(ブレイク)させると、上昇トレンドが継続する可能性が高いです。
②ディセンディングトライアングル発生理由
ディセンディングトライアングルは強い上昇トレンドの終盤で起こります。
上昇トレンドにて、投資家は「なるべく価格が安いところで買いたい」と考えます。そのため、高値が切り下がっていきます。
また、高値の切り下げが続くとディセンディングトライアングルがチャート上に現れるようになります。すると、上昇する力が弱いため「前回の高値まで上昇しないだろうからとりあえず前回の高値よりも高い位置で売っておこう」と考える投資家が現れ、ブレイク後トレンドは下落していきます。
③シンメトリカルトライアングル発生理由
シンメトリカルトライアングルは株価の値上がりを予測する投資家と値下がりを予測する投資家がそれぞれ買いと売りを行うときに起こります。
そのため、三角形の頂点になるまでブレイク後のトレンドがどちらになるか読めません。
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FXの三角持ち合いのだましとブレイクの見分け方
FXの三角持ち合いはラインでの反発の仕方が全く同じになることはないため、ブレイクを見極めるのが難しく、だましも起こるので注意が必要です。
三角持ち合いでは、反発回数が多いほどそのラインが機能しており、ブレイク時の変動も大きくなります。
一方、反発回数が少なかったり、ラインが綺麗に引けない場合はだましになりやすいので注意しましょう。基本的に3回は反発しているラインをベースに考えましょう。

ただし、ラインが綺麗に引ける三角持ち合いでも騙しになる可能性はあるので、慎重にローソク足の付け方をみるようにすべきです。万が一だましに遭った場合でも損失を最小限に抑えられるよう事前に損切りをするようにしましょう。
シンメトリカルトライアングルの場合は、直近の最安値で損切り注文をしましょう。

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FXの三角持ち合いを使ったトレード手法

FXの三角持ち合いを用いたトレード手法は次の2つです。
以下では2つの手法についてそれぞれ詳しく解説していきます。
上にブレイクしたら買いエントリー
FXの三角持ち合いでは、上にブレイクしたら大きくチャートが上昇することが多いので、買いでエントリーするべきです。
また、三角持ち合いのレンジ幅が大きく、反発回数が多いほどブレイク時に大きく変動します。
ブレイクと同時に買いでエントリーする手法もありですが、だましになる可能性を考慮してブレイク後にそのラインまで反発したところで買い注文する、ロールリバーサルを使ったFX手法もおすすめです。
下にブレイクしたら売りエントリー
FXの三角持ち合いでは、下にブレイクしたらチャートが大きく下落しがちなので、売りでエントリーすべきです。
上にブレイクした時と同様に、ブレイクと同時に売り注文を入れるか、ロールリバーサルを狙ってブレイクを確認した上で売り注文を入れるのもおすすめでしょう。
ただし、必ず大きく下落するわけではないということは頭に入れておきましょう。
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FXの三角持ち合いで利益を上げるためのコツ・注意点

FXの三角持ち合いで利益を上げるためのコツ・注意点は次の4つです。
以下では4つのコツ・注意点についてそれぞれ詳しく解説していきます。
だましとブレイクを見分ける
FXの三角持ち合いを狙ってトレードする時は、だましとブレイクを見分けられるかどうかが重要になります。
一見ブレイクしているように見えても、上位足ではヒゲになるだましのパターンなどでエントリーしてしまうと損失になってしまいます。
三角持ち合いを形成するラインが綺麗で効いているかどうかを確認して、ブレイクの判断をするようにしましょう。ロールリバーサルを狙ってブレイクを確認してからエントリーするのもおすすめです。
万が一だましとブレイクを見分けられなくても損切りをしておけば損失を最小限に抑えられます。
ラインで綺麗に反発している三角持ち合いのみ取引する
FXの三角持ち合いを使って利益を出すには、ラインで綺麗に反発している相場でのみエントリーするのもおすすめです。
これまで述べてきたように、ラインで綺麗に反発している三角持ち合いの相場はブレイクも綺麗に起こりやすいため、利益も出しやすいでしょう。
動きが正直で綺麗な相場のみを狙った方が予測通りの動きになったり、予想外の動きをした時もすぐに気づけるので利益も出しやすいです。
ラインをチャートに引きすぎない
FXの三角持ち合いで利益を狙うには、ラインの引きすぎはおすすめしません。
反発回数の少ないようなあまり強くないラインなどは機能するかわからないので、反発を繰り返すような強いラインのみを引くようにしましょう。
より機能する可能性が高いラインを利用してトレードした方が、利益を狙いやすいでしょう。
上位足の方が信頼度が高い
FXの三角持ち合いで利益を狙うには、ローソク足は上位足の方が信頼度が高いということを頭に入れておきましょう。
例えば、短期足では三角持ち合いをブレイクしてるような相場でも上位足の確定の時にはラインまで戻り、ヒゲになるといっただましのパターンもよくあります。
三角持ち合いが見られる時間足でも確実に抜けるまではブレイクとは言えないので、短期足でラインを抜けたからといって安直にエントリーせずに上位足の動きも確認するようにしましょう。
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FXの三角持ち合いはボリンジャーバンドと併用するべき

FXの三角持ち合いを利用してトレードする際は、相性が良いと言われているボリンジャーバンドを併用するのもおすすめ。
ボリンジャーバンドとは、移動平均線やその標準偏差から算出されるラインから価格変動範囲を予測できるインジケーターです。スクイーズという価格変動幅が狭まっているポイントに注目し、ブレイクした方向にエントリーしましょう。
ボリンジャーバンドを使えば三角持ち合いのブレイク後の相場変動も捉えやすく、有利なFXトレードができます。
ここまで三角持ち合いについて詳しく解説してきましたが、三角持ち合い以外にもトレードの手助けになるチャートパターンはたくさんあります。他にもたくさんのチャートパターンを利用してトレードをしたい方は是非以下の記事を参考にしましょう。

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FXの三角持ち合いに関してよくある質問
FXの三角持ち合いに関するよくある質問について解説します。
三角持ち合いを見つけたらはじめに何をすべきですか?
三角足を見つけた時間足以外の時間足でもトレンドを確認し、その三角持ち合いで分析しても正しいか確認しましょう。
三角持ち合いと両建てを同時にやれば確実に勝てるのでは?
結論、おすすめしません。
両建てとは、同一通貨の買ポジションと売りポジションの両方を同時に保有することです。
三角持ち合いと両建てを組み合わせれば大きな利益を得られるのではないかと考える人もいるでしょう。
しかし、三角持ち合いにはだましが存在するため、ブレイク後に必ずトレンドを形成するとは言い切れません。両建てがうまくいけば利益を伸ばせますが、買いと売り両方負けて損失が2倍になる可能性もあります。
両建てと組み合わせるよりもブレイク方向に絞ってポジションを保有した方がリスクを抑えて利益を狙えます。
三角持ち合いと三角保ち合いの違いはなんですか?
三角持ち合いと三角保ち合いはどちらも同じ意味です。
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三角持ち合いをFXチャートで見つけてみよう
FXの三角持ち合いや、そのFXトレード手法、注意点などはよくお分かりいただけたでしょうか。
FXの三角持ち合いは、よく相場に現れるチャートパターンであり、ブレイク後の変動が大きいことが多いので、利益を狙えます。
本記事では三角持ち合いの種類それぞれに関して、ブレイク後のトレンド予測や三角持ち合いが起こる理由を紹介しました。
三角持ち合いはブレイク以外にダマシが起こる可能性もあります。本記事で紹介した通り、損切り注文をしてだましが起こっても損失を出さないように対策をしましょう。
ただし、安直にブレイクを狙ってトレードする際の注意点も多いのでこの記事を参考に対応して勝てるようにしましょう。
- FXの三角持ち合いとは高値を結んだラインとや安値を結んだラインによって形成され三角形になる相場の事である。
- FXの三角持ち合いの種類はペナント・アセンディングトライアングル・ディセンディングトライアングル・上昇ウェッジ・下降ウェッジの5つである。
- FXの三角持ち合いを使ったトレード方法は主に上にブレイクしたらエントリー又は下にブレイクしたらエントリーの2種類である。
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