仮想通貨FXのおすすめ海外取引所ランキングTOP10｜目的別の選び方や注意点を徹底解説

この記事を読んでいるあなたは、以下のように考えているかもしれません。

そこで今回は、「仮想通貨FXの海外取引所おすすめランキング」や「目的別のおすすめ取引所」、さらに「選び方・メリット・デメリット」まで詳しく解説していきます。

なお、ビットコインをはじめとした仮想通貨も取引できるおすすめ海外FX業者については、海外FX業者おすすめランキングで紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

仮想通貨FXのおすすめ海外取引所比較一覧表

仮想通貨FXの海外取引所おすすめ一覧表は、以下の通りです。

海外取引所	特徴	公式サイト
FXGT	最大1,000倍のハイレバレッジ取引に対応 口座開設ボーナスと入金ボーナスが充実 仮想通貨に加え、為替FXも取引可能なハイブリッド型	公式サイト
Bybit	取引手数料が格安で、注文だけでも利益を狙える サーバーが安定しており、安心して利用できる セキュリティが厳重で、利用者が多く信頼性が高い	公式サイト
Zoomex	入金額や取引高に応じた豊富なボーナスを提供 仮想通貨を日本円で直接購入可能 日本語対応で、日本人も安心して利用できる	公式サイト
CryptoGT	最大500倍のレバレッジ取引に対応 初回入金ボーナスなどキャンペーン特典が充実	公式サイト
Bitget	コピートレード対応で初心者でも利益を狙える 新規登録ボーナスや豪華なキャンペーンが充実 アプリと公式サイトが日本語対応で使いやすい	公式サイト
Gate.io	長年の運営実績があり、特に大きなトラブルなし コールドウォレットを活用し、セキュリティ対策が万全マイナーな仮想通貨も取引でき、一攫千金のチャンスあり	公式サイト

仮想通貨FXのおすすめ海外取引所ランキングTOP10

仮想通貨FXの海外取引所おすすめランキングTOP10を紹介します。

第1位：FXGT　

取り扱い仮想通貨数	32種類
取引手数料	Maker：0％ Taker：0％
最大レバレッジ	最大1,000倍
ゼロカットシステム	有
ロスカット率	Optimus口座：証拠金維持率0% セント・ミニ・スタンダード口座：証拠金維持率20％ ECN口座：証拠金維持率40％
日本語対応
スマホアプリ対応
公式サイト	FXGT公式サイト

FXGTは、2019年にサービスを開始したハイブリッド型の海外取引所で、仮想通貨だけでなく通常の為替FXも取引できるのが特徴です。

海外取引所としては珍しく、日本円での直接入出金に対応しており、日本語サポートも充実しているため非常に使いやすい取引所となっています。

さらに、最大の魅力は「最大1,000倍」のハイレバレッジ取引が可能な点で、デイトレーダーを中心に高い評価を受けています。

FXGTのメリット

FXGTのメリットは以下のとおりです。

FXGTのデメリット

FXGTのデメリットは以下のとおりです。

＼ 15,000円分のトレード資金がもらえる！ ／

公式サイト：https://fxgt.com/register

第2位：Bybit

取り扱い仮想通貨数	149種類以上
取引手数料	Maker：0.025%　 Taker：0.075%
最大レバレッジ	最大100倍
ゼロカットシステム	有
ロスカット率	USDT無期限契約のロスカット(分離マージン) ロング：破産価格=参入価格×(1ー必要証拠金率) ショート：破産価格=参入価格×(1＋必要証拠金率)　 インバース型契約のロスカット (分離マージン) ロング：平均参入価格×(レバレッジ＋1)÷レバレッジ　 ショート：平均参入価格×(レバレッジ–1)÷レバレッジ　 インバース型契約のロスカット (クロスマージン)　　 ロング：(平均参入価格÷契約数)＋(資金残高–注文証拠金)÷1.00075×契約数 ショート：(平均参入価格÷契約数)＋(資金残高–注文証拠金)÷0.99925 × 契約数
日本語対応
スマホアプリ対応
公式サイト	Bybit公式サイト

Bybitは2018年に設立され、シンガポールを拠点に香港や台湾にもオフィスを構える仮想通貨取引所です。

創設者はFXで有名な「XM Trading」に7年間在籍した経歴を持ち、顔出しもしていることから信頼度が高く、国内外で利用者が多いのが特徴です。

手数料の安さ、サーバーの安定性、セキュリティ対策の充実度など、大手にふさわしい使いやすい海外取引所と言えます。

Bybitのメリット

Bybitのメリットは以下のとおりです。

Bybitのデメリット

Bybitのデメリットは以下のとおりです。

第3位：Zoomex

取り扱い仮想通貨数	170種類以上
取引手数料	Maker：0.02%　 Taker：0.06%
最大レバレッジ	最大100倍
ゼロカットシステム	有
ロスカット率	ロング：平均参入価格レバレッジ/レバレッジ+1−(維持証拠金率レバレッジ)　 ショート：平均参入価格レバレッジ/レバレッジ−１+(意地証拠金率レバレッジ)
日本語対応
スマホアプリ対応
公式サイト	Zoomex公式サイト

Zoomexは、2021年にシンガポールを拠点に設立された新興の仮想通貨取引所で、日本市場向けのサービス強化に力を入れているのが特徴です。

公式サイトやサポートは日本語に完全対応しており、サイトのデザインも日本人が使いやすいように設計されています。

さらに、コールドウォレットを採用するなど、セキュリティ対策も徹底されており、安全に利用できる取引所となっています。

Zoomexのメリット

Zoomexのメリットは以下のとおりです。

Zoomexのデメリット

Zoomexのデメリットは以下のとおりです。

第4位：CryptoGT

取り扱い仮想通貨数	18種類
取引手数料	Maker：0%　 Taker：0％
最大レバレッジ	最大500倍
ゼロカットシステム	有
ロスカット率	証拠金維持率100％
日本語対応
スマホアプリ対応
公式サイト	CryptoGT公式サイト

CryptoGTは、2018年にキプロスで設立された仮想通貨FXに特化した海外取引所で、ボーナスやキャンペーンが充実しているのが特徴です。

初回入金ボーナスや各種プロモーションが豊富で、最大500倍のハイレバレッジ取引が可能なため、少額資金からでも取引をスタートできます。

海外取引所の中では取り扱う仮想通貨の銘柄数が比較的少ないため、シンプルな取引環境を求める初心者向けの取引所と言えるでしょう。

CryptoGTのメリット

CryptoGTのメリットとして、以下の点が挙げられます。

CryptoGTのデメリット

CryptoGTのデメリットとして、以下の点が挙げられます。

第5位：Bitget

取り扱い仮想通貨数	600種類以上
取引手数料	現物取引：Maker/Taker0.1%　 先物取引：Maker0.17%、Taker0.051%
最大レバレッジ	最大125倍
ゼロカットシステム	有
ロスカット率	買い/ロングの場合：強制決済価格=市場価格*（1ー必要証拠金率+維持証拠金率）ー追加証拠金/契約サイズ 売り/ショートの場合：強制決済価格=市場価格*（1 +必要証拠金率-維持証拠金率）+追加証拠金/契約サイズ
日本語対応
スマホアプリ対応
公式サイト	Bitget公式サイト

Bitget（ビットゲット）とは、世界中で2,000万人以上のユーザーが登録している、業界最低水準の取引手数料（0.10%）を誇る仮想通貨取引所です。

公式サイトが日本語に対応しており、スマホアプリでも取引が可能なため、初心者から上級者まで幅広い層に利用されています。

また、Bitgetの最大の特徴は「コピートレード」機能を活用できる点です。

トップトレーダーの取引をそのままコピーして売買できるため、仮想通貨取引の経験が浅いユーザーでも効率的に利益を狙える仕組みが整っています。

Bitgetのメリット

Bitgetのメリットは以下のとおりです。

Bitgetのデメリット

Bitgetのデメリットは以下のとおりです。

第6位：Gate.io

取り扱い仮想通貨数	1,000種類以上
取引手数料	Maker：0.2％〜0.055％ Taker：0.2％〜0.065％
最大レバレッジ	無(日本人に対して制限がある)
ゼロカットシステム	有
ロスカット率	無(日本人に対して制限がある)
日本語対応
スマホアプリ対応
公式サイト	Gate.io公式サイト

Gate.ioは、2013年に設立された仮想通貨取引所で、長年の運営実績から高い信頼性を誇る海外取引所の一つです。

特に、取り扱う仮想通貨の種類が1,000種類以上と豊富で、マイナーな銘柄まで取引したい人に最適な環境が整っています。

サポートは完全な日本語対応ではありませんが、取引画面などは日本語表記に対応しているため、日本人ユーザーでもスムーズに利用できる仕様となっています。

Gate.ioのメリット

Gate.ioのメリットとして、以下の点が挙げられます。

Gate.ioのデメリット

Gate.ioのデメリットとして、以下の点が挙げられます。

第7位：Bithumb

取り扱い仮想通貨数	201種類
取引手数料	Maker：0.25% Taker：0.25%
最大レバレッジ	無
ゼロカットシステム	–
ロスカット率	無
日本語対応
スマホアプリ対応
公式サイト	Bithumb公式サイト

Bithumbは2013年に韓国で設立された仮想通貨取引所で、国内でのシェアが非常に高く、同名の仮想通貨「Bithumb」の取引量は韓国全体の60%を占めています。

海外取引所のため外国人ユーザーも利用可能ですが、主に韓国国内での取引が中心となっており、日本語には未対応です。

また、海外取引所としては珍しくレバレッジ取引には対応していませんが、日本では取り扱いのない仮想通貨が多いため、アルトコイン取引を重視する人に向いています。

Bithumbのメリット

Bithumbのメリットとして、以下の点が挙げられます。

Bithumbのデメリット

Bithumbの主なデメリットとして、以下の点が挙げられます。

第8位：KuCoin

取り扱い仮想通貨数	600種類以上
取引手数料	Maker：0.1% Taker：0.1%
最大レバレッジ	最大20倍
ゼロカットシステム	有
ロスカット率	不明
日本語対応
スマホアプリ対応
公式サイト	KuCoin公式サイト

KuCoinは2017年にシンガポールで設立され、2023年現在では1,800万人以上のユーザーを抱える大規模な海外取引所です。

世界的に有名な仮想通貨データプラットフォーム「Coingecko」においても、世界6位にランクインした実績があり、取引量や信頼性の高さが特徴となっています。

また、KuCoin独自のトークン「KCS」を運用しており、豊富な仮想通貨銘柄を取り扱っているため、幅広い取引が可能です。

KuCoinのメリット

KuCoinのメリットは以下のとおりです。

KuCoinのデメリット

KuCoinのデメリットは以下のとおりです。

第9位：BINANCE

取り扱い仮想通貨数	350種類以上
取引手数料	Maker：0.1% Taker：0.1%
最大レバレッジ	最大125倍
ゼロカットシステム	有
ロスカット率	証拠金維持率110％
日本語対応
スマホアプリ対応
公式サイト	BINANCE公式サイト

BINANCEは2017年に香港で設立された海外取引所で、取引量・ユーザー数ともに世界最大級の仮想通貨取引所として知られています。

取り扱い銘柄の種類が豊富で、多彩なイベントを開催しながらユーザーを積極的に獲得しているのも特徴のひとつです。

さらに、独自の仮想通貨 「バイナンスコイン（BNB）」 を発行しており、これを利用することで取引手数料の割引など、さまざまな特典を受けられる仕組みを導入しています。

BINANCEのメリット

BINANCEのメリットは以下のとおりです。

BINANCEのデメリット

BINANCEのデメリットは以下のとおりです。

第10位：Bitfinex

取り扱い仮想通貨数	200種類以上
取引手数料	Maker：0.0%～0.1% Taker：0.055%～0.2%
最大レバレッジ	3.3倍
ゼロカットシステム	有
ロスカット率	証拠金維持率15%
日本語対応
スマホアプリ対応
公式サイト	Bitfinex公式サイト

Bitfinexは2012年に香港で設立された老舗の仮想通貨取引所で、業界でも長い歴史と実績を持つ大手取引所のひとつです。

過去にハッキング被害を受けた経緯があるものの、その後はセキュリティ強化に注力し、現在は高い安全性を誇る取引所となっています。

また、仮想通貨を他のユーザーに貸し出せる「レンディング」機能を提供しており、取引以外でも収益を得られるのが特徴です。

ただし、日本在住ユーザーの新規登録は停止されているため、国内からの利用はできません。

そのため、BybitやFXGTなど、ランキング上位の取引所を利用するのがおすすめです。

Bitfinexのメリット

Bitfinexのメリットは以下のとおりです。

Bitfinexのデメリット

Bitfinexのデメリットは以下のとおりです。

【目的別】仮想通貨FXでおすすめの海外取引所

目的別に最適な仮想通貨FXの海外取引所を紹介します。

草コインの取引でおすすめの海外取引所

草コインとは、仮想通貨市場で「知名度が低い銘柄」や「マイナーな仮想通貨」を指すスラングの一種です。

マイナーであるがゆえに、何らかの要因で急騰する可能性を秘めており、取扱銘柄が多いほど投資のチャンスも広がります。

特に、1,000種類以上の仮想通貨を取り扱う「Gate.io」は、草コインを発掘して取引したい人に適した海外取引所として人気です。

ただし、マイナーな仮想通貨は流動性が低く、中には詐欺的なプロジェクトも存在するため、慎重なリサーチとリスク管理が求められます。

ハイレバレッジで仮想通貨FXができるおすすめ海外取引所

仮想通貨を使った取引で、海外取引所を利用する最大のメリットは、日本国内では不可能な「ハイレバレッジ取引」ができる点です。

リスクを伴う取引方法ではありますが、ゼロカット制度と組み合わせることで、ハイリスクハイリターンなトレードが可能になります。

「FXGT」では最大1,000倍のレバレッジ取引が可能なうえ、日本語に完全対応しているため、日本人でもスムーズに利用できるのが魅力です。

運営開始からの歴史は浅いものの、利用者が増加しており、信頼性の高い海外取引所として注目されています

豪華なボーナスがあるおすすめ海外取引所

仮想通貨市場はまだ歴史が浅く、多くの取引所がユーザー獲得のために、ボーナスやキャンペーンを積極的に実施しています。

特典を活用すれば、資金に余裕がない人でも仮想通貨FXを始めやすく、お得な取引が可能になります。

「FXGT」は常に何かしらのキャンペーンが開催されているため、特典を利用できる機会が多いのが魅力です。

実績と信頼性に加え、キャンペーンをうまく活用して効率よく稼ぎたい人におすすめの海外取引所です。

＼ 15,000円分のトレード資金がもらえる！ ／

公式サイト：https://fxgt.com/register

仮想通貨FXに適した海外取引所の選び方

仮想通貨FXの海外取引所の選び方を解説します。

仮想通貨の銘柄数が多い

海外取引所を選ぶ際には、取り扱っている仮想通貨の種類も重要なポイントです。

国内の取引所では10～17種類程度の銘柄に限られますが、海外では400以上の仮想通貨を扱う取引所もあります。

特に、新しく上場した銘柄は価格が低いため、将来的な値上がりを期待して投資するチャンスも広がります。

ただし、銘柄が多い分、上場基準が緩く詐欺的な通貨が含まれる可能性もあるため、注意が必要です。

低スプレッドで取引手数料が安い

海外取引所を選ぶ際の重要なポイントの一つに、取引手数料の低さが挙げられます。

FXに限らず、金銭を伴う取引では手数料が発生するのが一般的ですが、手数料は低いほどコストを抑えられ、無駄な出費を防ぐことができます。

手数料が高い取引所を利用すると、せっかく大きな利益を出しても、その分手数料が差し引かれ、収益が減少する可能性があります。

海外取引所の中には、取引手数料が無料のサービスを提供しているところもあるため、事前にしっかりと比較し、自分に合った取引所を選ぶことが大切です。

日本語サポートが充実している

海外取引所を利用する際に重要なのは、日本語でのサポートが充実しているかどうかです。

海外の取引所では、必ずしも日本語対応の電話やチャットサポートが用意されているとは限りません。

近年、大手取引所では日本語対応を進める動きが見られますが、サポートの質にばらつきがあり、十分な対応が受けられないケースも少なくありません。

金銭が関わる取引である以上、サポートの対応力や、日本語でスムーズにやり取りできるかどうかは、安全に取引を行うための重要なポイントとなります。

最大レバレッジが高い

海外取引所を利用する際は、レバレッジの上限が高く設定できるかも重要なポイントです。

仮想通貨FXにおいて、レバレッジの高さは取引の大きな決め手となり、日本国内の取引所では最大2倍と制限されていますが、海外では最大1,000倍まで設定可能な場合もあります。

高レバレッジが利用できると、少額の資金でも大きな取引ができるため、短期間での利益を狙いやすくなります。

一方で、低レバレッジしか設定できない取引所を選ぶと、海外で取引するメリットが薄れるため、慎重に選ぶことが大切です。

サーバーが安定している

取引所を選ぶ際は、サーバーの安定性も重要なポイントです。

仮想通貨はすべてネットワーク上で取引が完結するため、サーバーの安定性が取引のスムーズさに直結します。

しかし、過去にはサーバートラブルが原因で取引が停止し、ユーザーに損害が発生した事例も少なくありません。

ネットワークを利用する取引では、こうしたリスクを避けるためにも、安定したサーバーを持つ取引所を選ぶことが大切です。

運営会社の安全性や信頼性が高い

海外取引所を選ぶ際には、運営会社の信頼性も重要なポイントです。

仮想通貨FXに限らず、運営会社の情報が明確であり、実績や評判がしっかりしているかを確認することが大切です。

中には、運営元を公表していない取引所もあり、そうした実態が不透明な業者はリスクが高いため注意が必要です。

一方で、大手とされる取引所は運営歴が長く、過去に大きなトラブルがないことが多いため、事前にリサーチして選ぶことが重要です。

ボーナスキャンペーンが豪華

海外取引所を利用する際は、特典やキャンペーンの有無を確認することも大切です。

口座開設時にボーナスが付与されたり、ビットコインや取引資金を受け取れるキャンペーンを実施している場合があります。

取引所ごとに条件は異なりますが、これらを活用すれば初期資金が少なくても仮想通貨FXを始めやすくなります。

また、期間限定のキャンペーンも多いため、口座開設や取引を始める前に、どのような特典があるかを事前に調べておくことが重要です。

仮想通貨FXを海外取引所で行うメリット

ここでは、仮想通貨FXの海外取引所を利用するメリットを紹介します。

ゼロカットシステム採用で追証のリスクがない

海外取引所の多くは、日本と異なりゼロカットシステムを導入しています。

これは、相場の急変動によってロスカットが間に合わず損失が発生した際に、FX業者がその損失を補填し、口座残高以上の負債が発生しない仕組みです。

ただし、損失を補填してもらえるとはいえ、口座残高がゼロになる点は変わらないため、過信は禁物です。

日本では、ロスカットが追いつかない場合に追証（追加証拠金）が発生し、実質的な借金を抱えるリスクがありますが、海外取引所ではその心配がない点が大きなメリットと言えます。

ただし、ゼロカットが適用された場合でも、口座内の資金が消失する点は変わらないため、リスク管理は必要です。

24時間365日いつでも取引できる

仮想通貨の取引には、決まった取引時間がありません。

特別なケースを除き、基本的に365日24時間いつでも取引が可能で、株式市場のように取引開始や終了の時間が決まっているわけではありません。

また、ウォレットへの仮想通貨の移動も、特定の時間制限はなく24時間対応しています。

ただし、取引所のサーバーメンテナンスなどで一時的にサービスが停止する場合は、入出金や取引ができなくなるため注意が必要です。

この点は海外取引所に限らず、日本国内の取引所でも同様で、利用時の大きな違いはほとんどありません。

ハイレバレッジを使って大きな利益を狙える

海外取引所を利用する最大のメリットは、高いリターンを狙える点です。

国内の取引所とは異なり、高レバレッジでの取引が可能なため、上手く運用できれば一攫千金を狙えるケースもあります。

2023年現在、日本では法律により個人取引のレバレッジは最大2倍に制限されていますが、海外取引所にはその規制がないため、より大きなレバレッジを活用できます。

この点は大きな魅力ですが、同時にリスクも高くなるため注意が必要です。

実際、海外取引所を利用して仮想通貨FXで大きな利益を得た人が「億り人」として話題になったこともあります。

仮想通貨FXを海外取引所で行うデメリット

仮想通貨FXの海外取引所を利用するデメリットを紹介します。

税金の負担が大きくなる可能性がある

海外取引所を利用する際は、税負担が大きくなる可能性があります。

ハイレバレッジ取引で大きな利益を得られるのは海外取引所の魅力ですが、収益が増えるほど税金の負担も大きくなります。

仮想通貨の利益は「雑所得」として課税され、他の所得と合算して所得税が計算されるため、高額な税額が発生するケースもあるので注意が必要です。

ハイレバレッジは大損のリスクがある

海外取引所でのハイレバレッジ取引には、借金リスクが伴います。

通常、自分の資金を超えた取引はできませんが、レバレッジを活用すると少ない資金で大きな取引が可能になります。

成功すれば大きな利益を得られますが、失敗すると損失も比例して増え、ハイリスク・ハイリターンの取引になる点に注意が必要です。

ゼロカット制度により多額の負債を防ぐ仕組みはありますが、状況によっては借金を負うリスクが残ることも理解しておきましょう。

入出金に時間がかかる場合がある

海外取引所を利用する際は、入出金に時間がかかることがあります。

国内取引所のように銀行振込を直接利用できるわけではなく、海外とのやり取りが発生するため、手続きや反映に時間がかかるケースが多いです。

国内取引所でも入出金の遅延は珍しくありませんが、海外取引所ではさらにその傾向が強いため、余裕を持って手続きを進めることが重要です。

仮想通貨FXを海外取引所で行う際の注意点

仮想通貨FXの海外取引所を利用する際の注意点を詳しく解説します。

ハッキングされても自己責任

海外の取引所を利用する際は、ハッキングのリスクを考慮する必要があります。

日本国内の取引所と比べ、海外の取引所は高いレバレッジが利用できる分、大規模な資金が動きやすく、ハッカーの標的になりやすい傾向があります。

実際に、不正アクセスによる資金流出や個人情報の流出といった被害が発生しており、こうしたリスクは決して無視できません。

また、ハッキングによる損失が発生しても、多くの場合補償は期待できず、自己責任となる点を理解した上で利用する必要があります。

マイナーな仮想通貨はリスクが高い

取り扱う銘柄が多い分、知名度の低い仮想通貨が含まれることもあります。

仮想通貨FXでは、誰もが知る有名な銘柄から、ほとんど認知されていないものまで幅広く取引可能ですが、その分リスクも伴います。

中には、実態がない「詐欺コイン」と呼ばれる仮想通貨も存在し、不正なプロジェクトに資金を投じてしまう危険性もあります。

無名の銘柄でも将来的に価値が上がる可能性はありますが、慎重に見極めることが重要です。

本人確認を完了しないと取引できない場合がある

海外取引所を利用する際、本人確認が求められるケースもあります。

仮想通貨とはいえ資金を扱うため、セキュリティ強化の観点から本人確認が必要になるのは当然ですが、手続きに時間がかかる場合もあります。

一方で、少額取引であれば本人確認不要の取引所も多く、高額な出金時にのみ求められることが一般的です。

ただし、本人確認なしで利用できる取引所はサポート面での不安があるため、安全性を重視するなら本人確認を完了させておく方が安心でしょう。

仮想通貨FXを海外取引所で始める手順

仮想通貨FXを始めるための海外取引所の利用手順を解説します。

順番に詳しく見ていきましょう。

海外取引所で口座開設する

まずは海外の取引所に登録し、口座を開設しましょう。

登録にはメールアドレスの入力や2段階認証の設定が必要で、多くの場合、5分程度で完了します。

取引所によってはこの時点で本人確認を求められることもありますが、多くの取引所では後回しにできる場合がほとんどです。

国内取引所で仮想通貨を購入する

次に、日本国内の取引所で仮想通貨を購入しましょう。

海外の取引所には日本円を直接入金できないため、仮想通貨を送金するのが一般的な入金方法となります。

国内取引所の口座を持っていない場合は、口座を開設して仮想通貨を購入し、送金の準備をしましょう。

すでに国内取引所の口座や仮想通貨を保有している場合は、新たに購入する必要はなく、所持している仮想通貨を送金するだけで問題ありません。

仮想通貨を海外取引所に送金する

仮想通貨を準備したら、海外の取引所へ送金して入金しましょう。

国内取引所で購入した仮想通貨を、自身のウォレットから海外取引所のウォレットへ送るだけなので、手順はシンプルで手間もかかりません。

ウォレット間の送金であれば手数料がかからない場合もあり、かかっても数百円程度の取引所が多いため、コストを抑えて入金できます。

この手続きが完了すれば、海外取引所の口座に資金が反映され、すぐに取引を開始できます。

仮想通貨FXを海外取引所で安全に行うためにすべきこと

ここでは、仮想通貨FXの海外取引所を利用する前に準備しておくべきものを紹介します。

自己資金は「ハードウォレット」で管理する

自己資産の管理には、「ハードウォレット」を活用するのが効果的です。

ハードウォレット（またはハードウェアウォレット）は、ネットワークから切り離した状態で仮想通貨を管理できる専用デバイスであり、セキュリティを強化するために利用されます。

オンライン上での管理はハッキングのリスクが伴うため、資産をネットから隔離するのが基本です。

また、複数の仮想通貨を一括で管理できるため、取引が増えるほど利便性も高くなります。

一方で、本体価格が高めであること、日本語対応の製品が限られること、物理的な故障リスクがある点には注意が必要です。

二段階認証を設定してコードは大切に保管する

二段階認証の設定やパスワードの管理は、徹底して行う必要があります。

仮想通貨の取引に限らず、オンライン上のアカウント管理では必須のセキュリティ対策です。

パスワードのみの設定では、万が一IDやパスワードが漏洩した際に不正アクセスされるリスクが高いため、二段階認証を導入し、第三者による不正ログインを防ぎましょう。

また、パスワードは推測されにくい複雑なものを設定し、安全な場所に厳重に保管することが重要です。

万が一に備えて余裕資金だけを入金する

海外取引所で仮想通貨取引を行う際は、万が一のリスクに備えることが重要です。

損失が発生した場合に備え、証拠金や資金には余裕を持たせ、一攫千金を狙った無理なハイレバ取引は避けるべきです。

また、現時点では日本の法律で違法ではないものの、将来的な法改正により利用が制限される可能性も考慮しておく必要があります。

金融庁から警告を受けた取引所も珍しくなく、取引所側が日本からの利用を制限するケースもあるため、利用する際は注意が必要です。

さらに、ハッキングによる不正送金や個人情報の流出といったリスクもあるため、事前の対策を徹底しましょう。

海外取引所には高いリターンという魅力がある一方で、トラブル発生時に法的保護を受けられないリスクも伴うことを忘れないようにしましょう。

仮想通貨FXに関するよくある質問

仮想通貨FXの海外取引所に関するよくある質問にお答えします。

仮想通貨FXのおすすめ海外取引所 まとめ

この記事では、「仮想通貨FXの海外取引所おすすめランキング」や「目的別の取引所選び方・リスク」について詳しく解説しました。

ハイレバレッジを活用して少額から大きな利益を狙える点は魅力ですが、一方でリスクも伴うことが分かりました。

ハッキング被害や個人情報の漏洩、詐欺といったトラブルが頻発しているわけではありませんが、常に注意を払う必要がある点も忘れずに活用しましょう。

最後に仮想通貨FXにおすすめの海外取引所5社を載せておくので、参考にしてください。

海外取引所	特徴	公式サイト
FXGT	最大1,000倍のハイレバレッジ取引に対応 口座開設ボーナスと入金ボーナスが充実 仮想通貨に加え、為替FXも取引可能なハイブリッド型	解説を読む
Bybit	取引手数料が格安で、注文だけでも利益を狙える サーバーが安定しており、安心して利用できる セキュリティが厳重で、利用者が多く信頼性が高い	解説を読む
Zoomex	入金額や取引高に応じた豊富なボーナスを提供 仮想通貨を日本円で直接購入可能 日本語対応で、日本人も安心して利用できる	解説を読む
CryptoGT	最大500倍のレバレッジ取引に対応 初回入金ボーナスなどキャンペーン特典が充実	解説を読む
Bitget	コピートレード対応で初心者でも利益を狙える 新規登録ボーナスや豪華なキャンペーンが充実 アプリと公式サイトが日本語対応で使いやすい	解説を読む
Gate.io	長年の運営実績があり、特に大きなトラブルなし コールドウォレットを活用し、セキュリティ対策が万全マイナーな仮想通貨も取引でき、一攫千金のチャンスあり	解説を読む