FXのリクオートとは？リクオートされる原因やおすすめの対策法などを徹底解説！

市場の急激な変動によりリクオートが発生する可能性があります。

この記事ではリクオートが発生する原因や対策を徹底解説しているため、FX取引でリスクを負いたくないという方はぜひご覧ください。

FXのリクオートとは

FXのリクオートとは、注文を入れたところではなく、別の価格帯で価格を取引所が再提示することです。

例えば、1ドル100円を保有していたとします。103円まで相場が上がったタイミングで注文しようとしました。しかし、FX業者がその注文を拒否し、103円よりも低い価格が提示されてしまう場合があります。

リクオートは英語で「Requote」と訳され、「再び値段をつけ直す」という意味になります。

オフクオート・スリッページとの違い

混同しやすいオフクオート・スリップページのリクオートとの違いについて、紹介します。

オフクオート

リクオートは、突発的な出来事が起きたときに、急激に価格が変動して思いもよらない価格帯で再提示されることです。

それに対して、オフクオートとは、トレーダーが希望する額が市場になかったとき、そもそも注文されないことを意味します。

そのため、リクオートでは価格が再提示された時に注文する・しないの判断ができますが、オフクオートでは注文自体の選択ができません。

スリッページ

リクオートとは、トレーダーの希望価格と違う価格を取引所側が再提示することです。

それに対して、スリッページとは、業者が決済システムに注文を通すまでのタイムラグが原因で、ずれたところで約定されることを意味します。

どちらも相場が急激に変動しているときに発生しやすく、かなり似ています。しかし、リクオートは別の価格を提示しますが、スリッページは既に約定されていることが大きな違いです。

リクオートが起きる原因

リクオートの原因は、相場が不安定になることによって価格変動が大きくなったり、スプレッドが広がったりすることです。

通常の取引では、リクオートにならずに決済をするタイミングのほうが早いため、市場の動向に対応できます。

しかし、リクオートは市場が急に動き、決済が追いつかなくなるため、価格を再提示します。

リクオートを防ぐための対策

リクオートを防ぐために、指値(逆指値)注文を入れましょう。指値注文とは、価格を指定して注文する方法です。

例えば、102円が100円まで下がったら、買い注文をすることに決めたとします。そのときに指値注文をいれておけば、100円まで下がったら自動で買い注文される仕組みです。

指値注文であれば、成行注文のように思いもよらないところで約定されません。しかし、指値注文は指定した価格が現在の価格と大きく乖離している場合、エントリーチャンスを逃す可能性もあるので、気をつけましょう。

海外FXではリクオートはされない！

リクオートが起こるのはDD方式だからという場合があります。DD方式とは、FX業者とトレーダーが直接取引する仕組みです。そのため、DD方式は取引の透明性が低く、リクオートを意図的に起こす可能性があります。

DD方式の対となるシステムとして、NDD方式があります。NDD方式とはFX業者が取引に直接介入できない仕組みです。したがって、海外FXのようなNDD方式を採用している業者を選べば、多くの場合リクオートされる心配はありません。

FXGTではNDD方式を採用しているため、リクオートが一切なく非常におすすめできる業者です。現在FXGTでは口座開設と本人確認するだけで取引に使える口座開設ボーナスを受け取れるのでみなさんもぜひFXGTを利用してみてください。